2006-11-30 すったもんだで楽しい試行錯誤な一日。_ ヘッドフォンアンプその後。
先日自作ケースに納めた2SB22/2SD30 SEPPヘッドフォンアンプ。これでしばらくは落ち着いて聴けるかと思ったのですが全くそうもいかず。
_ 試聴のこころ。今回のヘッドフォンアンプに限らないのですが、私が自作オーディオアンプの試聴をする際、どんなふうに試聴しているのかを書いてみたいと思います。 まずは、『自然な音がするかどうか』が最重要です。ウソくさい音、人工的な音、いかにもHiFiくさい音・・・そんな音が出たら、そのアンプは即分解です。 『自然な音』というのは、例えば人間の声が人間の声っぽく、ピアノはピアノっぽく、チェロはチェロっぽくってことなのですが・・・当たり前だろそんなのって突っ込まれそうですね ^^) ですから、音楽もジャンルに関わらず、いろんなものを聴きますし、街中の生録や山の中の滝を生録したようなCDも聴きます。 試聴時のソースは今ではCDしかありませんが、再生するCDも、昔アナログ(LP)でよく聴いたマスターが、CDで再度焼かれたものをよく聴きます。ということは、アナログLPで聴いたときの遠い昔の印象をリファレンスとしているのかもしれないのですが、すでにアナログ再生環境は無いので聴き比べることはできません。昔の記憶ほど(客観性においては)アテにならないものはありませんから、リファレンスとは到底言えないと思います。でも、過去に別の手段で聴いたことのある音で試聴するということは、CDでしか聴いたことのない音をCDで聴いてあれこれ思うよりは、多少はマシかなって思います。 あとは、音量や周波数で音像に変化が無いかも重要ですね。大きな音で鳴らすとそこそこ聴こえるけれど、音量を絞ると急に分解能が低下する再生システムはイヤですよね。あと、音量は変えないでも、ひとつの演奏中の録音レベル・・・すなわちピアニッシモやフォルティッシモってことですね・・・で楽器が遠くに感じられたり近くに感じられたり、距離感が移動するのも最悪です。 ま、こんなのどれも当たり前といえば当たり前なことなのですが、当たり前なことを当たり前に実現することが、結構難しかったりするのです。 だからこそ楽しいのですけどね。 それにしてもダイソーのヘッドフォン、かなり使えますね。これが\210-(税込)なんですから、ヘッドフォンオーディオ入門としては、まさに最強のアイテムじゃないでしょうか。 はじめのうちは、これでアンプのチューニングを続けるってのもどうしたものかと思い、ダイナミックオーディオで散々試聴しまくってAKGのK501を買ったのですが、未だにK501は未開封状態。ダイソーヘッドフォンでも違いがわかるってことは、ダイソーヘッドフォンもなかなか音良いってことなのでしょうね。 これでいけるところまで行って、K501に切り替えたいなと思っている今宵でした。 _ 備忘録:正弦波の五月蝿さ。ダイソーヘッドフォンに正弦波入力してどのぐらいのパワーでどう感じるかのテスト。
1KHzの正弦波をオシレータで入力。
正弦波ばっか聞き続けて気が狂うかと思った。
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