2012-12-03 またも人知の限界を知る。_ Maker Faire Tokyo 2012 無事終了。(11時05分記)ご来場いただきましたみなさん、ほんとうにありがとうございました! 12/1(土)、2(日)両日開催されましたMaker Faire Tokyo 2012。大盛況の中、無事終了することができました。 いやぁ濃かった。楽しかったです。 私は今回、参加も出展も初めてで、どんなものなのかよくわかっていませんでした。出展者一覧を見ても、自分らのグループ含めて相当ニッチというか、隙間というか、尖った度が高い感じでしたので、そんなに大勢来るようなイベントじゃないだろうぐらいな心構えだったのですが、初日から予想を遥かに超える大混雑! すごいです。各ブース本当に個性的で、「なんじゃこりゃ?」というところも多々。でもその、「なんじゃこりゃ?」に新しい発見や新鮮な出会いがあって、本当に面白かったです。 来年は、もっと周到に準備して、小奇麗にまとめることなんか一切無視して思うがままのモノを作って出展したいと思います。 そして・・・これは内輪の話ですが、今回の出展で特筆すべき事柄があります。それは・・・ 私が属する出展者グループは3名での出展+1名お手伝いさんの、計4名での参加だったのですが、なんと、『展示会当日まで物理的に会っての打ち合わせを一度もしなかった』のです。 出展の発起、内容の提案、進行チェックなど、全てfacebook上で行い、初顔合わせはなんと展示会当日の開場1時間前。 過去、多くの展示会やイベントに参加したことがありますが、当日まで一度も顔合わせすることなく展示会に出展したのは、今回が初めてでした。 いやぁとにかく楽しく面白く濃い二日間でした。 また来年も、よろしくお願いいたします。
_ 笹子トンネル天井崩落事故。(11時10分)事故に遭われれ、お亡くなりになられた方、心からご冥福をお祈りいたします。 被災されたみなさま、心からお見舞い申し上げます。 まさかこんなことが起きるとは思ってもみませんでした。私が真っ先に脳裏に浮かんだ言葉が、 『トンネル安全神話』 ・・・・・・・・ 事故の性質がまるで異なりますが、まさに原発と同じ。中央自動車道の笹子トンネルは私も年に十回以上通ります。 毎回通るたびに、「トンネル内でなにかあったら怖いなぁ・・・」と思いつつ、「なにかあったらあの細いところを歩いて逃げるのか?」と、路肩に作られた人間一人が歩けるぐらいの道? を、走りながら見ていました。 でも、まさか天井が落ちてくると考えたことは一度もありません。 人為的な事故や、大地震等での誘発事故が起きるかも程度の想像はしていましたが、トンネルの構造物が突然壊れるという事態は完全に私の想像力の及ばぬ事象でした。 早期の原因究明が急がれるところですが、たとえ原因がなんであったとしても、それをもたらしたのは人間の行いです。 つくづく、人知なんてものは本当に無力なんだな・・・と、思い至ります。 2012-12-07 どさくさに紛れて・・・!_ 「規制庁、再稼働手続き前倒しへ 来夏の運転に現実味」(11時43分記)
47NEWSより、引用です。
原子力規制委員会の事務局を務める原子力規制庁が、東京電力福島第1原発事故を受けた原発の新たな安全基準が来年7月までに決まるのを待たず、来春に骨子がまとまった段階で既存原発が新基準に適合するかどうか事前調査に入る方向で検討していることが6日、分かった。再稼働に向けた事実上の手続き前倒しで、一部の原発で来夏の再稼働が現実味を帯びてくる。 はぁ? もう、なんでもありですね。 トンネル事故、北朝鮮人工衛星打ち上げ&迎撃体制準備騒ぎ、衆議院総選挙・・・と、ごたごたの影に隠れるような形で、こんなことが進行しています。 ふざけるなと。 _ 【最優先事項とは何か?】(11時58分記)以下の内容は、12/5(水)にfacebookに投稿したものを、全文転載したものです。 あちらはあちらで結構な議論になったのですが、こちらにも私の主義主張ということで、掲載しておこうと思います。
【最優先事項とは何か?】 もし、あなたの家に床下に、今、爆発しても不思議でない信管入り不発弾が眠っていることが判明したら、どうしますか? まともな人間であれば、まずは速攻避難して、警察なりなんなりに電話して、一刻も早く周辺住民を避難させて処理してもらいますよね。例え見つかった時間が仕事に行く前だったとしても、近所の人と買い物に行く約束があったとしても・・・です。 あたりまえです。 今回の選挙、時に、『脱原発だけが争点でいいのか?』という声を聴きますが、あえて暴論を言わせていただければ、私は、まずは『脱原発だけが争点でいい!』と、言い切ります。 さらに暴論を続けます。 小泉構造改革には私もすっかり騙されて、今では猛烈に反省していますが(これについてはまた後日)、ここ数年、日本の政治は完全に混乱しています。国会は毎日チャンバラごっこに明け暮れ、領海は危機に晒され、消費税増税・・・でも、政治・・・というか、国家運営の世界にも慣性の法則は適用されるようで、現状が良いとは全く思ってませんし、なんとかしないといけなことは山積ですが、政治が混乱していても、日本がすぐ、明日にも滅亡することはなさそうです。そのへんは、うまく出来ているものです。 しかし原発はそうでは無い。 大飯原発直下に走る断層が今、動いて原発が壊滅的ダメージを受けたらどうなるか。福島第一原発事故に続き西日本圏も広域に放射能に汚染されたら、これは冗談でなく日本滅亡レベルの事態です。動いていない原発だって、建屋内に大量の核燃料を保有しています。核燃料保管プールが壊滅したら、同様に大きな被害が発生します。 原発は、とにかく止める。そして処分する。 どう考えても、それしか選択肢は無いです。 私は、それが、放射能を撒き散らしてしまった今の大人がやらなければならない義務であり、今の子どもたち、そして未来に対してできる唯一の誠意であると思っています。 もし、あなたの家に床下に、今、爆発しても不思議でない信管入り不発弾が眠っていることが判明したら、どうしますか? 『近所付き合いがあるからまずは様子見る』(外交問題を優先する?) 『言葉遊びはやめて3年間考える』(なぜ3年間爆発しないと思える?) 『仕事があるのですぐには対処しない』(収入の確保を優先?) 爆発したら、お終いですよ! 2012-12-31 時はときとして残酷だ。_ 夜明けを目指して・・・(21時55分記)今年も無事、家族一同、元気に年を越せそうである。 今、振り返ってみると、去年はとにかく、いろんなことがありすぎて正直言って自分の思考が整理しきれない一年間だったと思う。三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う震災被害と福島第一原子力発電所の炉心溶融爆発事故、さらには、政府の無能無策による被害拡大、及び国民の命をあまりにも軽んじた対応への怒り、自衛のための決意と覚悟・・・ 今にして思っても、あまりにも多くのことがありすぎた一年だった。 それに比して今年は、去年に比べれば、いくぶん自分の思考は整理されはじめてきたかな・・・と、感じる。 自分の思いとしては、去年と今年はまだまだ一続き。言うなれば「見えない何者か」との戦いの最中であり、夜明けは当分先だという感じだ。ちょうど一年前の大晦日に私は、「明けない夜は無い。」と記した。その思いは私の生命理念でもある。明けない夜は無いと確信し、微力ながらも、確固たる思いで日々生きている。しかしながら、夜明けはまだまだ先・・・なようだ。 私は思った。 ひょっとして夜はまだ、始まったばかりなのか? いやもしかしたら今が、更けつつある夜だということに、ようやく気が付いたということなのか? そう。夜明けを目指しての旅は、今、始まったばかり。これからがようやっと本番なのだ。 陽が西に傾き、夕暮れから夜になっていたというのにそれに気付かず今まで何十年もの間、平和ボケした宴を繰り広げていた自らの愚かさに今、ようやく気が付いたってとこだ。 明けない夜は無い。しかしこの夜は、そう簡単に、明ける夜では無い。 焦るな。失望するな。諦めるな。 今、始まったばかりなんだよ。 そう簡単には、変わるわけがない。 まだまだこれから、やらねばならぬことが山積している。 一つずつ、崩して片付けて行くしかない。一つずつ、着実に・・・ね。 今年の大晦日はなんだかとっても清々しい気分だ。 さぁ、過ぎゆく今年と命ある今に、乾杯!
平成二十四年十二月三十一日
午後九時五十五分 自室にて 青木 康雄 もっと読みたい奇特なかたは、↓の読みたい月をクリックしてね。 |
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_ た [それにしてもトンネルの天井パネルって、何であんなに重たいモノである必要があるんでしょうね? 単なる送排気のための空間..]
_ 青木@管理人 [なにか理由があるのだとは思いますが、各方面で報道されているトンネル断面図を見るに、素人ながら、あんなに重たい構造物を..]