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かにの泡ぶく




2006-09-03 すっかり秋空。

_ 去り行く夏。

九月に入ってからというもの、日中の気温は上がりますがぐっと過ごしやすいさらッとした空気。湿度は我が家の観測では最大でも58%止まり。すっかり秋の空気になりましたね。

おかげさまでここ数日、額に汗はにじむものの、昼夜問わずエアコンのお世話にならずに、窓を開けての自然換気のみで過ごせております。

秋刀魚も美味しいですし、いよいよ秋本番です。

_ 近所の三ッ池公園。

日曜日の朝にしてはちょいと早起きして、家族揃って行って来ました。

さらッとした空気に降り注ぐ太陽光が気持ちよかったです。2時間ぐらい散歩して、午前11時すぎに公園を出ようとすると駐車場は満車で空き待ち車が並んでます。

今日はいい天気ですものねぇ。

_ 「大人のJAZZTIME」聴きそびれる。

昨晩、風呂上りにビール飲んで、晩飯時にワインを1本空けたのですが、こんな程度の飲酒で結構酔ってしまったみたいで、夜9時ごろ娘の歯磨きの仕上げをして、寝かしつけているときに一緒に寝てしまいました。

目覚めたのは24時半。

なんかやっぱバテているんですかね、最近。

しばらくちょっとだけ、のんびりペースで行こうかな。といいつつ昨日も今日も、仕事なのですが。

本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]

_ RIEKOHEAD [娘の歯磨きの仕上げってどんなことするんですか?]

_ 青木 [えっ! 想定外のところを突っ込まれて若干動揺しておりますが ^^)、磨きにくい奥歯とか、前歯の裏っかわ等の磨き具合点..]

_ まつ [我が家も青木さんちと同様です。]

_  [三ツ池公園 ちかいんだぁ・・・・]

_ 青木 [近いと言っても気軽に歩いていけるほどではありませんが。 歩いていったら片道1時間半ぐらいかなぁ。秋のお散歩にはちょう..]


2006-09-04 いろいろなことがはじまる月曜日。

_ 月初め。

請求書や納品書、検収書の発行整理照合云々かんぬん・・・

_ ホリエモン法廷へ。

ライブドア前社長の堀江貴文被告の初公判が始まった。

速報で、近況としては久しぶりに姿を見たけど、いい表情してるなぁって思った。確固とした決意を感じる表情っていうのかな。法廷の場で、自身の主張を堂々と展開すればいい。

今後ともじっと注視していきたい。


2006-09-05 ムシムシムシムシ・・・

_ 蒸し暑い。

台風12号のせいか? なんか久しぶりに蒸し暑い感じ。

_ 色温度変換。

ある色温度空間での画像を、別の色温度空間の画像に変換するってことを私は比較的よくやる機会が多い。
通常起点画像はRGBなので、私はいつも、以下のような操作で行う。

  1. 起点画像の色温度における黒体XYZを元に、RGB->XYZ変換。CCIR709をベースに、黒体XYZで補正(校正?)をかける。
  2. 上で得たXYZに対して、変換したい色温度における黒体XYZを使って、XYZ->RGB変換。

で、問題はこの変換先のXYZをどう得るかだ。起点画像はだいたいsRGBだったり、D65、D50、C光源等比較的メジャーな色温度である場合が大半なのでXYZの取得に大きな問題は無い。が、変換先が例えば4250K等、中途半端な色温度であった場合、どうやってそのXYZを出せばよいのか。

プランクの式から分光放射発散度を計算して等色関数にぶちこむというのがまっとうな方法だとは思うが、プランクの式がかなりややこしく、以前エクセルに展開したことあったのだけどどうもうまく計算できずにそのままほっといてしまっていたこともあり、今ではなんと原始的なことに、xy色度図の等色温度線から目視でxyを読み出し、XYZを導出していた。

まぁ、所詮は感覚量だし、この程度の精度で困ることも無かったので今までずっとこうしてきたのであるが、ふと、『ひょっとするともっとエレガントな算出方法があるのか?』と疑問に思い、かつ、『この業界で目視でxy読んでいるの俺だけだったらどうしよう』という不安にも襲われ、おそるおそるいつも大変お世話になっているMLに質問してみた。
だって実際なんか気持ち悪いと言えば気持ち悪い。一方は(0.31277, 0.32913) なんて感じで結構精密そうな数字が入っているのに、目視のほうは(0.33, 0.29)なんて、突然精度が二桁も低下してしまう。
ただ、実際ほんと、感覚量だしこの程度の精度で問題が無いってことも事実である。

いろんなかたからリプライをもらい、結果問題は解決したのであるが新たに検証したいこともまた多く発生した。
取りあえず、JIS色彩2006 を購入し、読んでみることに。
あと、プランクの式の分光放射発散度の展開ももう一度やってみよ。やはりエンジニアとしては、疑問に感じたことは放置しておいてはいけない。きっちり納得するまで検証しないとな。

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Before...

_ せん [もしよろしければこの計算方法教えてください>< 私も知りたいです!]

_ 青木@管理人 [その計算方法って、任意の色温度のxy計算式ですか? これはちょっとWebで書くのは困難です。ごめんちゃい。]

_ せん [ある温度のときのxy色度座標の求め方(黒体放射軌跡をxy色度図に描きたい)です。 webではむずかしいですかぁ…(;..]

_ 青木@管理人 [JIS色彩2006 を読んでみてわかったのですが、結局はプランクの式を展開して、等色関数へ・・・というアプローチと一..]

_ せん [親切な返信コメントありがとうございます! 何度計算しても本にのっている数値と違っていて、途方にくれていました・・・ ..]


2006-09-06 外でお仕事。

_ ついつい車で・・・

いや〜ほんと、普段あまり運動量の無い仕事しているもんですからね、クライアントのオフィスに行く際にはなるべく徒歩電車バスで移動しようって心がけているつもりなのですがついつい、時間がタイトになってきてしまいますと効率重視で(車で行ったほうが電車で行くより早いので)車での移動になってしまいます。

あ〜、運動不足だなぁ。

もう少しゆとりを持って仕事できるようにしたいところですが、開発作業や画像解析作業は自オフィスでやったほうが全然効率的なので、どうしてもぎりぎりまで自オフィスで作業してしまいます(というか、詰め込みすぎだからタイトになってしまうのですが)。

かにこむもどっかにオフィス借りようかしら。


2006-09-07 セグメント分析の難しさ・・・

_ D80とキムタク。

今日、ニコンD80のTV-CMでキムタクが出ていたような気がしたのだけど、Webを確認してみるとそれはどうやら気のせいではなく本当だったようで。

CoolPixのときはエミリちゃんだった。私はエミリちゃんは好きだけど、小さいコンパクトカメラをPRするのに(小柄な)エミリちゃんはどうよ? って感じたのだけど(和田アキコを使うべきだろう)、今回のキムタクはどうよ。

D80買う層にキムタクって、ちょっと違くないか? むしろネガティブインパクトじゃぁ・・・なんて、余計なお世話だね。失礼失礼。

_ 最近流行の12V電池の放電特性。

最近、百円ショップ(百均っていうらしい)でたまに見かける単五電池ぐらいの大きさの12V電池。23Aの12V電池。
私がよく電子部品を買い付けるサトー電気で84円/本で売っていたので、数ヶ月前にためしに買ってみた。
ずいぶん小さいので、どのぐらい容量あるか調べてみようと思って実は一ヶ月ほどまえに放電実験したのだが、その後突如仕事パニックでまとめる時間がとれず。
今日、ようやくちょいとばかしリラックスできそうな平日になったので、まとめてみた結果を参考までにご紹介。




まとめると、2mAぐらいの放電負荷で使えば、休み休みで20時間ぐらい持つって感じか。

う〜ん、一日2時間使って寿命10日間かぁ。ちょっと厳しいなぁ。

電池管ラジオのB+に使えるかな? って思ったのだけど、エネルギー単価からすると高すぎ。006P/9Vを5本ぐらいつなげたほうが全然安いな。

つうわけで、特別な事情なき限りは、使うことなさそうかも。

_ 久しぶりに自室でウイスキィ。

先週、大人のJAZZTIME(@ラジオ日本/JORF/1422KHz)を聴きそびれてしまったこともあって、今日は自室のCDプレイヤーでMJQのラストコンサート例のラジオ実験用アンプ内蔵スピーカーで鳴らしながら、12日ぶりに自室でJAZZTIME。

いいねぇ、たまらん、このひととき。

ぁあ、このまま一生、酒飲んでいたい。できればサントリー山崎12年を(今日は諸般の事情でサントリー白角)。

本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]

_ まつ [> 2mAぐらいの放電負荷で使えば、休み休みで20時間ぐらい持つって感じ 初期12Vの電圧が8Vとかまで下がっても..]

_ うめ [キムタクがCMやれば、若者?はマイナーなものでもメジャー扱いですからねぇ。 親父が高いカメラを買って来ても、「あ、こ..]

_ 青木 [まつさん:一次電池の寿命って確か、終止電圧60%ぐらいじゃありませんでしたっけ? 1.5Vの電池であれば、0.9Vに..]

_ 青木 [うめさん:ホントはニコンが欲しかったのに「あ、これキムタクがCMやってるやつじゃん」って言われるのがイヤで、わざわざ..]

_ うめ [異常じゃないです。私もそうです。(^-^;]


2006-09-08 週末金曜日。

_ めちゃめちゃ蒸し暑い。

どうしたんだ。すごい蒸し蒸しだ。暑い。汗みどろ。

今日も輝度のみの画像ばかりを主に解析する。モノクロの世界は実に深淵だ。ぁあ。


2006-09-09 残暑厳しき灼熱地獄。

_ 葛西臨海公園。

家族揃って行って来ました。ここの水族園はかれこれ三回目ぐらいかな? 一回目は、水族園は出来立てで、葛西臨海公園はまだ全部できてなくてあちこち工事中だったころ。ここの水族園は混雑すると大変なので(レイアウトの構造上展示されている水槽を見るのが大変困難になる)、午前中早めに見て回る計画で。

午後は干潟に行って水辺で生き物探し。たくさんカニがいたけど、あのカニ、なんのカニだろう。チゴガニであれば、運がよければ全員シンクロしての楽しいダンスが見られるのであるが、残念今日は見られずじまい。

天気は晴れで照りつける太陽はまさに残暑と呼ぶに相応しい暑さ。しかし日陰に入れば通る風も涼しく、確実に秋がやってきていることを感じる。

_ 「大人のJAZZTIME」音質改善計画。

専用ラジオとラジオ実験用スピーカーで聴く「大人のJAZZTIME」(@JORF/1422KHz)。今日は二週間ぶり。肴が旨いとついつい酒が進みすぎてしまうのと同様、「大人のJAZZTIME」聴きながら呑むウイスキィはついつい進みがちなので今日は「山崎12年を45mlだけ」という固い決意を持って臨む(なんせすでにビール1500ml、日本酒二合ほど晩酌しているので)。

専用ラジオはゲルマラジオなのだけど、先日コイルを並四からフィルムケース自作に変更し、音がまろやかになっていい感じにはなったのだが、なんというかいまだ少し歪みっぽいのが気になる。どうも最近のゲルマニュームダイオードは昔のそれと音が違うような気がしてならない。私が昔作ったゲルマラジオは、もっとまろやかな音だったように記憶しているのであるが。

というわけで、JORFの受信音質を改善すべく、また今度時間あるときにでもラジオ回路(主に検波段)の実験をやってみることにした。


2006-09-10 今日はお休み。

_ お休みな日曜日。

なんとなく夏バテ気味でもあり、今日はのんびりお休み。

娘とペーパークラフト作ったりして遊ぶ。


2006-09-11 ・・・・

_ 本格的に夏バテ?

なんとなく具合が悪い。いや、悪いっていうほどじゃないのだけど、なんかこう、いまいち冴えないって感じ。

病院行ってみようかなぁ。でも、病院好きじゃないしなぁ。そういえばここしばらく、歯医者さん以外の病院って、具合悪くなって行ったことないなぁ。人間ドック(これも2年ほど受けてない)と、(家族が病院に行くための)送迎で行ったぐらいだ。

うげ。


2006-09-12 シンプルなものは奥が深い。

_ ラジオ回路備忘録。

今日はいくつかの検波回路の実験をした。というわけで備忘録的にログ残す。

同調コイルは全て並四コイル相当のもの(実際には中波と短波で評価しており、中波は並四コイル、短波はトロイダルコアに巻いた怪しいコイル)。VC1は同調用の260PFぐらいのポリバリコン。VC2はそのへんにあったポリバリコン。たぶんスーパー用親子ポリバリ。

_ 3A5(電池で動く三極管)グリッド検波。


手元に3A5という、電池で動く真空管(双三極管)があったので、三極管の片方だけ使って再生検波の実験。結果よさそうであれば、もう片方で低周波増幅して一台あつらえようという野望。3A5を使うのは今回がはじめて。これってリモートカットオフなのかな? まぁいいや。
結果は、あんまし芳しくない。再生のかかり方が突然すぎで、音もやけに歪んでいる。そんなわけで27VのB+ラインにVR入れてみたりしてプレート電圧を調整してみる。プレート電圧20V〜22Vぐらいの間が中波放送の検波音も感度も良い感じだけど、それでもどうもしっくりしないし、短波放送は全く入感無し。
どうもいまいちな感じだ。もっとちゃんと係数を調整すれば性能でそうな感じもするのだけど、なんとなく出鼻をくじかれた感じがしてあっさり今日はお仕舞い。後日追試とする。

_ 2SK241-GRで再生検波。


FETは電圧制御素子で真空管に大変よく似ている。つうことで、2SK241-GRで再生検波を実験。実際、3A5の回路図と比べて、ほとんど一緒である。
実はこの回路、先月一旦組み上げてちょろっといじったことあるもの。そのときに各所の電圧電流測定と簡単な視聴のみ行ったが、真空管との比較ということで本日再稼動。
3A5に比べると随分いい感じで鳴る。短波も聴けることは聴けるが、かなりクリティカルだ。ボディーエフェクトも激しく、再生調整で深追いすると、VRから手を離したとたんに調整点がずれてまともに受信できない。
さらに、JORFは過入力のためか同調をドンピシャにあわせると全く受信できない。飽和しちゃっているみたい。
入力にアッテネータ入れないとだめだな。

しかしFETやTrでの再生検波っていまいちよくわからないのは、あれは検波までするのか? それとも、あくまでも正帰還回路を持った高周波増幅回路なのか? このへんは動作点の設定で異なるのか? 巷に発表されているFETを使った再生検波受信機の回路をいくつか見てみても、検波用のダイオードを備えたものと、備えていないものと、いろいろだ。一方、真空管の再生検波で検波用の回路を別途備えるものって見たこと無い(Qマルチ除く)。真空管の場合は、基本はグリッド(プレート)検波であり、これの出力側漏れ高周波を入力に正帰還かけるという考え方。だから検波は行われるっぽいってことはなんとなく身体でわかることができるが、ってことはレフレックスなのか? いや違うだろう。レフレックスはあくまでも 高周波増幅->検波->低周波増幅 という流れで、高周波と低周波の増幅を一つの石なり管なりにやらせる方式のことで、再生増幅とは別モノだ。このへんの理論は正直わけがわからん。もっと勉強しなくては。
しかし実際問題、FETでの再生検波回路であっても、今回の回路のように検波用ダイオード無しでもちゃんと低周波出力を取り出せる。
ためしに上記回路の2点にゲルマダイオードを入れてクリスタルイヤホンで聴いてみても、AF OUTで聴くのと同様にちゃんと聴くことができる。

どう解釈すべきなのかなぁ。いずれにしても後日もうちょっと定量的に追試しよう。

_ 2SK192A-Yで再生増幅、検波。


2SK241はGRだった関係で部品点数が多くなってしまった(ソースに入っているバイアス抵抗)ので、2SK192A-Yでゼロバイアスでチャレンジ。
今回は、再生無しのストレートラジオとしても使えるように、意識的に検波回路を入れることにした。すなわち、2SK192Aは高周波増幅を受け持つのである。
こう改めて書くと、やはり再生増幅は増幅回路なのか検波回路なのか?  という点をはっきりさせたくなってくるが、今日のところは取りあえずそのへんは触れずに、現象を確認して今後の追試のための予備実験とすることにした。

2SK192A-Yの回路の OUT というところには増幅された高周波成分が出てきているつもりである。これを、『その1:単純ゲルマダイオード検波回路』『その2:2SC1815トランジスタ検波回路』それぞれで検波してみて様子を確認する。

『その1:単純ゲルマダイオード検波回路』は、よく鳴る。中波も短波もよくなるが、再生をかけない場合(VC2最小容量)は、混信が激しい。中波はVC1どこ回してもJORF聴こえる状態。短波は、例えば12MHzぐらいを受信していれば、11.5〜12.0MHzぐらいが全部いっぺんに聴こえるような感じ(これはこれで楽しい)。
再生をかけると分離もよくなるが、再生度を調整するのが難しい。深追いするとやはりボディーエフェクトが強烈になるので、軽めにかけるぐらいがいい感じ。
JORFドンピシャで飽和現象はやはり同じ。こればっかりはどうしようもないな。AGCが無い以上、アッテネータしかない。

『その2:2SC1815トランジスタ検波回路』も、当たり前だがよく鳴る。イメージとしてはおおよそ『その1』と同じような感じだが、音量が断然大きいって感じだ。JORF飽和で無音になるのも同じ。

しかしこれまた謎なのは、これは検波回路なのか? 増幅回路なのか? という点だ。

実はそれを検証するためにコレクタ負荷をVRで可変できるようにしてみた。実際に放送を受信している状態でVRを回してみると、コレクタ電圧2.1Vのときに検波出力が最大になった。1.0V切ると音が割れて大変に不快なよくない状態になる。
なんだか増幅回路として動作しているっぽくないか?

う〜ん、トランジスタ検波というのは一体なんなのだろうか。

昔のディスクリートで作られたメーカー製トランジスタラジオの回路図を見てみると、必ずと言ってよいほどゲルマニュームダイオードが検波に用いられている。トランジスタ検波が検波と同時にゲインもあるものだとすれば、メーカー製トランジスタラジオにあってもトランジスタ検波がもっと使われてもよいように思うのだけど、このへんになにか、トランジスタ検波がいまいち謎であることとの関連があるのかな。

小学生のころはね、なにも考えずに回路図組み立てて『鳴った鳴った』と喜んでいた私。でも、今になってひとつひとつのことを改めて検証してみると、謎があまりにも多い。

まぁこのへんのテーマは趣味の道楽なので、時間のあるときに地道にやっていきたい。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

_ 福井 孝 [再生検波ラジオを作っています。昔は、真空管でしたが、今はFETで、ブレッドボードで予備実験して、ラグ板にモジュール単..]

_ 青木@管理人 [福井さん、こんにちは。 再生検波ってシンプルな割に性能がそこそこ出るので、面白いですよね。また、スーパーと違って内部..]

_ 匿名 [かなり前の記事なので解決されてるか、必要が無くなっているかと思いますが エミッタ、ソースに抵抗入れている場合はプレー..]

_ 青木@管理人 [匿名さん、コメントありがとうございます。なるほど。確かにB級だとマイナス側はカットされちゃいますね。それで復調される..]


2006-09-13 昨日の続き。

_ トランジスタ検波ラジオが使われない理由。

なんと! 思いっきりドンピシャな項目を持つ書籍発見。電子工作物語という本だ。この『5章 電波・高周波』のところに、まんまのタイトルの項目が。

ぅうう、読みたい。激しく読みたい。

つうわけで、アマゾンでポチ。在庫2点ありってことなので、明日には届くだろう。

しかしこの本、目次見ていると懐かしいあのときが鮮明によみがえってくるなぁ。ボール紙とか石鹸箱、歯ブラシのケースって、小学生のころのラジオ工作でほんとよく使った。台所にあったタッパ(当時は結構貴重品。今の子供はダイソーがあって羨ましい)を勝手に使ってお袋に怒られたことあったっけ。


2006-09-14 ラジオ検波回路再実験。

_ 動作原理の検証。

謎を謎のまま放置しておくわけにはいかず、いまさらなんら工業的意義も無いと思われるが、とにかく解明すべく再実験だ。

備忘録的メモなので、雑な記述はご了承をば。

_ 3A5検波回路再実験



ただのグリッド検波から再実験してみた。

グリッドリークはもしや無いほうがいいか? と思い、グリッドリークを取って同調回路直結にしてみたところ、大変いい感じで動作するようになった。音質もなかなか。
これに気をよくして、プレート負荷抵抗をいろいろ変えて様子を見る。 単なるグリッド検波だとプレートの負荷抵抗を1Mオーム等、極端に大きくしてもあまり問題ないというか、そっちのほうがむしろいい感じ。なんなんだ?

しかし、再生かけると、負荷抵抗が大きいと再生が充分にかからない。
中波は50Kぐらいでいい感じにかかる。バルコニーに張ったショートワイヤーアンテナでローカル局は全局分離受信できる。我が家の場合、JORFラジオ日本(1422KHz)の送信所から直線距離で10Kmも離れてなく、ゲルマラジオ等ではJORFに潰されてJOLFニッポン放送(1242KHz)は完全に分離できない。もともと信号が弱くてただでさえ受信困難なJOQR文化放送(1134KHz)は、ゲルマラジオではさらにJORFのかぶりを受けて・・・という状況。なので、自作ストレートラジオの性能の定性評価としては:

・JORFとJOLFが分離できるか?
・JOQRが受信できるか?

がポイントとなる。あとは、ローバンドのNHK第一、第二が入るか。
話を戻そう。中波はよい感じだけど短波はだめだ。ダイオード検波(すなわち短波ゲルマラジオ)で聴こえるような超強力局は受信できるけど、再生が全くかからない。再生の帰還コイルの巻き数が足りない模様。巻き足そうかと思ったが、同調回路部はラジオ実験用の共通プラットフォームなので、やめた。

短波はまぁとりあえずほっといて、中波の再生検波がいい感じになってきたので、3A5のもう片方の三極管部で低周波アンプを組んでみたが、これはダメダメだった。なぜか全然ゲインが出ないで信号が弱くなってしまう。なんでだ。

このへんやっぱ、3A5の動作曲線をちゃんと見て定数決めないといけないな。 3A5についてはこのへんで、あとは後日の宿題。

_ 2SK192A-Y検波実験。


まずは3A5でのグリッド検波をそのままFETに置き換えてみる。負荷抵抗は、9V時のIdssが3.8mAだったので、1Kオームとしてみた。

回路図上ではAF OUT1としてあるが、ここにはAFだけでなくRFも出てきているものと思われるが、この状態でも取りあえず検波作用は確認できる。小さいながらもちゃんとラジオ音声が聴こえる。

が、これって高周波増幅回路だよな。よく見てみると3A5のグリッド検波だって、増幅回路だし。

つうわけで、1.の回路のAF OUT1にゲルマニュームダイオードでの検波回路を付けてみると、大変よく聴こえる。1.の回路のままより、2.のほうがよく聴こえる。

次に、再生をかけてみる。3A5の2.の回路とまんま一緒。

これもよく聴こえる。3A5に同じく分離も良好。つか、3A5よりも感度も分離もよい感じ。しかも、短波でもちゃんと再生がかかる。うむ。

さらに、この3.の再生回路に検波回路を繋げてみると、なんと、3.だけのときよりより大きい音で検波できる。うむ?、やっぱこれは、あくまでも高周波再生増幅回路で、確かにAF成分も出てきているもののRF成分も捨てちゃうにはもったいないほど多くあり、ちゃんとゲルマダイオードで検波したほうがよりまっとうだってことなのか?

・・・奥が深い・・・

_ 次に問題のトラ検だ。


簡単な評価回路を組む。実際に同調回路に繋げて聴いてみると、確かにゲルマダイオード一本よりは大きな音で聴こえるが、弱い局については妙に音が歪んだり、あるいは聴こえなかったりする。特に短波で顕著。

トラ検のベースに検波ダイオードを入れる・・・すなわち、検波とAF増幅という構成になるわけだが、こうしたほうが単なるトラ検より大きな検波出力が得られる。しかも、弱い局が歪むということもない。

ひょっとするとこれがトラ検(トランジスタ検波)が使われない理由なのか?

トランジスタ一本使って検波させるより、ダイオード一個入れてトランジスタで増幅させたほうが感度的にも検波出力的にも有利。ダイオード一個だけならそうたいしたインパクトも無いだろうし・・・ってことになれば、ダイオード一個入れてより高性能にしたほうがいいだろう。

ちなみに検波とAF増幅だが、AF増幅段を2SK192Aにしてみると検波出力の大きさ自体はそう変わらないものの、選択度が格段によくなる(前段は今回はいきなり同調回路)。これは、普通のトランジスタに比べてFETのほうが入力インピーダンスが高いために、前段同調回路へ与える影響がより少なくなるためだろう。

そう考えると、トランジスタ検波ってのは確かに実装するのに気を使うものだ。本来トラ検を同調回路に繋げる場合は、中間タップから繋ぐ等インピーダンスに配慮しないといけない。

_ RFパスコンの評価。


よくゲルマラジオや、ダイオードで検波した直後にある高周波成分を逃がすパスコン。100PFだったり0.01uFだったりいろいろなケースがあるが、極めて単純な回路の場合、パスコンはだいたいどのぐらいがよいのか? という点について実験してみた。


左の管面写真は、上の波形が1MHzの搬送波信号。これは、1KHzの正弦波で30%のAM変調がかかっている。
下の波形は、検波信号だ。

結果から言うと、1000PF(0.001uF)がよさそう。ということになった。但し、私の実験結果では・・・だよ、あくまでも。

左の管面写真はちょっと小さいのでわかりにくいが、まぁ、ゲルマでよく使われる100PFでも、ないよりは全然いいかなって感じ。でも、1000PF(0.001uF)のほうが、より包絡線っぽくていい感じだ。
但し、0.01uFまでいくと、低周波までパスされてしまって出力波形が随分小さくなってしまう。これはパスしすぎ。

_ かなり気が済んだ。

今日は前回の定性味見実験結果を元に、計画を立てて実験を行った。その甲斐あってか、いろんな回路を比較的定量的に実験することができて、これでかなり気が済んだって感じだ。

こんなことしてどうするんだ? という話もあるが、別にどうするつもりもない。今日やったことなぞ、そのへんの入門書や解説書に書いてあるような内容ばかりだと思われるが、それを見たり読んだりしただけでは満足できず、自分の眼や手、耳、肌で感じて実際に検証することがとても楽しいというそれだけの趣味の道楽なのだ。

まぁ、好きなのだから仕方ない。

_ 「電子工作物語」夕方到着。

昨日注文した「電子工作物語」到着。ラジオ実験を半ば終えて終盤に入ったころ。一通り終えてから、「トランジスタ検波ラジオが使われない理由」を読んでみた。

なるほど。要はTrの順方向電圧降下。0.6V以上電圧がないと流れない(検波できない)から、感度的には不利という内容。確かに今日の実験でも、弱い信号の検波に問題があるという結果が得られた。

うむ?、これはシリコンダイオードでゲルマラジオが作りにくい(作れない)理由と一緒だな。

シリコンダイオードでゲルマラジオ(なんかヘンだ。シリコンなんだからシリコンラジオか?)の場合、バイアス与えて0.6Vのギャップを下駄上げしてやればちゃんと検波できることは私も子供のころ実験した。となれば、トランジスタ検波の場合も、バイアス与えてやれば・・・と思うのだが、ベースに0.6V与えるってどうすればいいのだ? それはそれで難しくないか? なんだかややこしいな。そんなことまでしてトラ検使わないでもいいだろうって気もする。

う??む、なんとなくわかったようでわかってないような、数学の時間に因数分解の公式を丸暗記して、解けるようになったけど原理がわからずムカムカして気に食わないような気分だ。

これについては今後とも引き続き調査だな。

0.6V問題ももちろん大きな問題だが、私としては、他にもトラ検は入力インピーダンスが低いから扱い(前段との接続)に気を使うってのも、使われない理由のひとつではないかと思うのだが。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

_ 再生ラジオ興味津々 [凄いタメになりました。 教科書読んでも実験&考察の流れがないと、素人にはチンプンカンプン。(@@) それは恥ずかしい..]

_ 青木@管理人 [再生ラジオ興味津々さん、コメントありがとうございます! ワンチップDSPラジオモジュールの時代に今更、再生検波回路..]

_ RADIO KITS [6D6で再生検波させて見ました。 HI-FIな音で驚きました。 デジタル表示で周波数直読できました。 こういう技術..]

_ 青木@管理人 [RADIO KITSさん、6D6とはシブい ^^) ST管はカッコイイですよね。 6D6だとグリッド検波でしょうか。..]


2006-09-15 お仕事な一日・・・

_ 朝から晩までお仕事。

はい。まぁ、いつも仕事はしているのでわざわざ書くまでもないのですけどね、最近、電子工作、ラジオ回路ネタばかりなせいか、『青木最近ヒマなのか?』と、友人知人から心配メール? がちらほら。

心配どうもありがとう。大丈夫です。「ぼちぼち」やっておりますんで。

_ モノを作るエンジニアとして。

どうもですね、最近の技術は見た目から内部構造や動作が想像できないデバイスばかりで、やっていて「モノを作る」という点では直感的な充実感がありません。

私が生まれてはじめて組んだ電子回路は、小学校低学年のころ(多分二年生のころだと思います)、単一電池と豆電球を、指で直結しただけのものでした。懐中電灯って(当たり前ですが)スイッチ入れると光るじゃないですか。それが、乾電池が持っている電気の力で豆電球が光っているのだろうぐらいは理解していたと思いますが、なぜかそれを自分で作ってみたくなったのです。当時、ウチの親父は大工でしたし、今の我が家みたいに配線材やトランジスタが家の中のそのへんに転がっていたりすることはありません。どうやって調達したかは忘れてしまいましたが、とにかく電線をどっかから調達してきて、懐中電灯のなかの豆電球をはずして、口金のところに線の被覆を剥いて巻きつけて、手で持って豆電球に通電したみたのです。

光りましたよ。

ついさっきまで正常に動いていた懐中電灯から取りだした豆電球に通電しているのですから、光るに決まっているのですが、その当たり前なことを自分で検証できたことがとても嬉しくて、真っ暗な押入れの中に入って、中で自分の手によって光っている豆電球の光をいつまでも見ていたような、おぼろげな記憶があります。

電池と豆電球というのは大変に直感的でわかりやすい回路です。ですから、回路実験が成功したときの嬉しさというか、充実感というのはひとしおだったのでしょう。
その後、レモン電池作ってみたり(レモンがもったいないと親に怒られた)、マンガン電池をぶっ壊して中から亜鉛板と炭素棒を取り出し、これをいろんな液につけてみたりして、遊んでいました。

そんな延長線上に今のラジオ工作の趣味というのはきっとあるのだと思うのですね。

私のここ数年のメインの仕事は、コンピューター上で動くいろいろなもののシステム設計やアプリケーションソフト開発、画像処理LSIの処理アルゴリズム設計やシミュレーション、それを使った撮像系の画質調整だったりという、言うなれば大変に高度なシステム上で稼動する事象を対象としています。コンピューターがどういう原理で動いているのか、極めて基本的な動作原理は頭ではわかっているつもりですが、それが、先の豆電球が光る回路のように実感できているかというと、私にとっては全然実感なんかできやしない代物です。私が書いたコードがコンパイラによって機械語に翻訳される。それをマウスでダブルクリックするとイベントをOSが理解してその実行コードを主記憶にロードし、実行アドレスから中央演算処理装置が命令を読み込んで実行する・・・・

回路的にも、画像処理LSIなんて、目で見てもただの黒っぽい、四角いシリコンがモールドされた塊。この中でなにがどうやってどうなっているのかなんてことは、全く体感できません(このLSIの実装設計や製造をしている人達はひょっとすると体感できるのかもしれません)。

仕事では、こういう大変に抽象化された高度なシステムの上の世界でいろんな難しいことをしているのですが、これはこれでとても面白いことです。すごく複雑で高度なものがどんなふうに詰まっているのか、具体的に想像すらもできないような四角い塊に対して、いろいろな命令を発行し、大変な苦労をしながら詰めてきたパラメータを与えて魂を入れていくのです。これはとても面白くエキサイティングな作業です。

が、一方で、私が入れたパラメータは、内部ではどこでどうやってどういう回路制御で動作しているのか? というところまでは、到底体感できないし想像もできません。実際、そんなとこまで深入りする必要は全く無いのです。ロジックが正常であり、仕様どおりにチップが動いてくれさえすれば、目的は達せられるのです。

私が生まれてはじめて使ったICは、タイマICの555というものでした。
四角いヤツに片側4本、計8本の足が付いているもの。これで一定の時間が来るとリレーを動作させるという回路を作ってみたのですが、一発で期待動作をしたものの、なんとなく釈然としない、なんとも言えない消化不良な感じを抱いたことを今でも覚えています。今までトランジスタでディスクリートで組んでいたCR時定数によるタイマ回路に比べると、この四角い塊の内部で行われていることが実にわかりにくい。等価回路を見ればそりゃわかるのですが、『なんだよ等価回路って』って感じでした。

目的としていることは完全に達成できたし、期待通りの動作もしているのですが、なんというか、そこで行われている仕組みが体感できないというのでしょうかね。

そんなところの、私のエンジニアとしての心の隙間を埋めるため、今のご時世に真空管の増幅回路や検波回路をあーだこーだと実験しつつ、『自分で体感できる世界での』モノ作りを楽しんでいる自分というのは確かに居ると思います。


2006-09-16 学校行事の日。

_ 雨が降らないでよかった。

たまに日差しが降り注ぐも涼しすぎず、暑すぎず、過ごしやすい一日。

娘の学校行事があったので、これまた久しぶりにFinePix 4900Zを持ち出してカメラマン。今回はスマメは壊れてなかった ^^)

_ そしていつもの「大人のJAZZTIME」。

結局音質を改善すべく実験中の検波回路はいまだに決定打が無く、いつもの専用ゲルマラジオで聴く大人のJAZZTIME。

かかるナンバーはいつもながらのリクエスト中心の濃い選曲で大満足。今日は、司会進行の島崎さんが九州に行った際に、バーであった出来事を発端に真空管アンプに傾倒する話が盛りだくさん。番組内でここまで執着してひとつのテーマが取り上げられることはかなり珍しい。JAZZも聴き応えあったが、真空管アンプの話も聞き応えあって、いつもと違った楽しいひととき。

この番組が続く限り、JAZZの新しいレコードやCDは買わないでいいやって感じ。普段はゆっくりJAZZに耳を傾ける時間はなかなか取れないし。

毎週土曜日の夜11時からの一時間、私にとってのちょっと高級なウイスキィ片手に過ごす「大人のJAZZTIME」。これだけで満足満足。

さてと、「大人のJAZZTIME」が本当に心地よい音で聴く事のできる検波回路の開発を急がねば。しかし、ゲルマラジオってほんと音がいいんだよなぁ。最近、いろんな検波回路を検証してみて改めて認識。

_ 話のついでに「マルタイ棒ラーメン」。

「大人のJAZZTIME」のスポンサーの一社が棒ラーメンを作っている株式会社マルタイ。はじめて「大人のJAZZTIME」聴いたとき、『マルタイとはまた懐かしい会社だ』と思った。

私とマルタイ棒ラーメンとの出会いは、かれこれ19年前に遡る。

大学を卒業した私は普通に就職して新人研修を終え、(私は大学の専攻が有機合成化学だったこともあり、白衣着て試験管振る職業に付きたかった。なので、東京本社の研究所勤務のつもりで入社したつもりだったのだがなぜか・・・)大阪営業所に営業職として配属された。実はこれが私にとって、親元離れて初めての一人暮らし。

早速アパート(関西圏では文化住宅と呼ぶ)を探し、住居を兵庫県西宮市門前町に構える。阪急今津線の門戸厄神駅から徒歩10分ぐらいだったかな。六畳二間で独身の身には広すぎる(しかしこれ以上小さいところがあまりなく、家賃も東京に比べれば激安)その部屋は、ダイエー西宮店の道向かい、西宮市立中央病院まで歩いて3分というロケーションにあった。

で、だ。新居が決まれば次は食料品調達手段の確保と酒屋の視察・・・というわけで、早速徒歩数分にあるダイエー西宮店に行ってみて、そのラーメン売場で目に付いたのがこの「マルタイ棒ラーメン」だった。

インスタントの乾ラーメンといえば、四角いものと相場は決まっていると思っていたので、その短いそうめんのような形態で売られている棒ラーメンは、私の眼に大変新鮮に映った。赤と黄の袋があって、その両方ともを早速ゲット、家に持ち帰り食してみるとこれがまた大変に美味かったのだ。

それ以来私はこの「マルタイ棒ラーメン」をこよなく愛するようになり、相当食べた。

当時は関東地方では(少なくとも私は)見かけなかったこの「マルタイ棒ラーメン」。最近では横浜のスーパーマーケットでもかなり普通に見られるようになったのでよく食べている。

今は結婚して家族三人。この「マルタイ棒ラーメン」を食べていると、当時の新人営業マン独身時代の、貧乏で、忙しくて、毎日生きていくのが精一杯だった当時がなんとなく思い出されてしまって、ついつい苦笑いしてしまうのであった。

今でも毎日生きていくのが精一杯である点に変わりはないが、独身のころの精一杯は、今とはまるで次元が違う精一杯だった。それでも独身って、なんだかんだで、生きていけちゃう。

お金が無くなって、今日食べるものの調達にも困る日々。給料日まであと一週間もあるのか・・・そんなときに、棚から出して、作って食べた棒ラーメンは、私にとって、美味いというだけでは済まされないとても思い出深い食べ物なのだ。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ yimamura [九州人の僕にとっても懐かしい味です。個人的には「屋台九州味棒ラーメン」が一押しですが、 オリジナルな「マルタイラーメ..]

_ 青木 [マルタイって、九州では大変にメジャーな会社らしいですね。棒ラーメン、どれをとっても飽きない味ですよね。]


2006-09-17 お休み。

_ 休日な一日。

はい。今日はゆっくりしました。午後にちょいと近所のスーパーに買い物にいきましたけど。

ほんとは3A5の増幅回路のリベンジをする予定だったのですが、娘に捕まり木工作を一緒にやりました。これはこれで楽しいのでよいのですが。

やはり一週間に一日ぐらいはコンスタントにのんびりしたいものですね。

_ 愛車エスクードもうじき一年点検。

しかしあれです。週末天気悪い日が多かったのか、週末忙しくって遠出できなかったのか、なんなのか?ですが走行距離が全然伸びてません。

普通、1年で12,000Kmぐらいは走るのですが、なんと現在我が愛車エスクードの走行距離は、8000Km弱8000Kmちょい。

こんなにちょっとしか走ってないのって、車の運転免許取って以来はじめてのことだと思います。

一番走っていたときは、営業マン時代ですね。車であちこち移動していたこともあって年間5万キロぐらい走ってました(マジですよ。毎月エンジンオイル交換してましたから)。

う〜ん、もっと乗りたいぞ。


2006-09-18 なんともはや珍しい・・・

_ サンスベリアの花。

ウチで育てているサンスベリア。4年ほど前に二株ほど我が家にやってきたのですが、その当時はほんの小さい株で背丈10cmぐらいだったかな? 私は植物を育てるのは好きなので、まぁ地道にちまちまと世話していたのですが、その後どんどん大きくなって子株もたくさんできて、今では家の中がサンスベリアだらけ。友人知人にもらわれていった株もあります。
が、なんと、そのサンスベリアの大元の株(4年前にやってきたオリジナルの株)のひとつに三週間ほど前、花のようなものがにょきにょき出てきたのです。株を上から見るとちょうど中心のところ、葉が集まっている場所からにょきにょきと、数センチ程度の明らかに葉っぱでは無い、変わったものの発生を確認しました。

『へぇ〜、サンスベリアって花咲くんだ。』

なんて思いながらその後様子を見ること三週間、昨晩遂に花が咲きました。
なんともこう、小さいゆりのような、可憐な花です。周囲には、なんとなくトロピカルなあま〜い感じの香りが漂います。

今朝見てみると、花の様子がちょっと変化して、どうも、花弁が閉じているよう。夜に咲く花なんですかね。今晩も観察してみましょう。

_ 電池管3A5リベンジ。

今日も娘につかまり工作やったり昆虫の折り紙折ったりと平和に時がすぎる一日です。が、なんとか午後4時前に工作タイムを切り上げ、夕方から晩飯までの時間で先日の電池管3A5リベンジ実験を行いました。

まずは、左のような基本回路を組み、AF INに低周波発振器からの信号を入れてみます。オシロで観測してみると『あれ? 増幅しているじゃないの』。方形波を入れてみてもなかなかいい感じで増幅されてます。出力側は、入力側のx100[V/DIV]入力側のx10[V/DIV]なので、増幅率は7倍・・・16dB(電圧比)ぐらいですかね。


これに気をよくして、さくっと以下のようなラジオ回路を組んでみました。

鳴らしてみますと、鳴る鳴る鳴る鳴る。先日、検波段だけでは鳴ったのに、増幅段まで入れたらとたんに鳴らなくなったのはなぜ? という激しい疑問が沸きますが、実は今日は、なんとなく(ほんとになんとなくなのですが)B電源を36Vでやってみていたのです。先日は24〜27Vだったのですが、プレート電圧が高くなったことがかなり挙動に影響してるようです。

今日の回路では、先日検波段だけでも全くダメだった短波の受信も、ところどころですが再生がちゃんとかかるようになり、感度も分離もばっちりです。

3A5って、電池管のくせにあまり低いプレート電圧ではうまく動かないってことなのかなぁ。
今日のラジオ回路で言えば、36Vかけても全電流0.6mAぐらいしか流れません。もっと流したいところですねぇ。

プレート電圧と負荷抵抗については、今後の宿題としましょう(今日はこれにて時間切れ)。

しかし今回、36Vで駆動した3A5での再生検波0-V-1構成、中波を聴いてみるとその性能はFETによる再生検波より遥かに良い感じです。
まず、選択度が全然違います。JORFとJOLFが完全に分離可能。また、バリコンを回していったときの放送波の「キレ」がまるで別物です。
再生のかかりかたも大変にソフトでいい感じです。しかし、音質については、FET検波のほうがいい感じです。3A5はなんとなくこうガサガサした感じがあって、この点だけはFET検波に及ばすってところでしょうか。
しかし音質という点で見てみれば、FET検波であってもゲルマラジオには敵わないわけで、当面の音質目標はゲルマラジオってことでいけそうです。

でも放送波の分離性能はすごいなぁ、3A5・・・というか、真空管の再生検波。
さらにさらに実験研究したくなってきました。

_ 3A5追記。

3A5といえば50MHzの単球AMトランシーバが有名ですが、こちらの回路図をインターネットで探してみますと、ほとんどの回路でプレートには60〜90Vぐらいかけてますね。

やっぱこのぐらいかけないとだめなのかなぁ。

ダイソーで006P大人買いで、72V(8本)ぐらい前提でやってみようかなぁ。でもそうすると、トランジスタ用の50V耐圧部品が使えなくなるところが出てくるから面倒だなぁ。


2006-09-19 朝から快晴。

_ 台風一過と言ってよいのか?

関東地方は直接の影響は無かったものの、今日は朝から晴れ渡った青空。

今日はこのあとちょいと、丹沢方面に出かけてきます。


2006-09-20 爽やかな朝。

_ すっかり秋の風。

朝、窓を開けると晴れ渡った青空のもと、からっとした爽やかな風が家の中を抜けていきます。

気温25度、湿度43%。すっかり秋の風です。


2006-09-21 源流の魅力。

_ 歴史を遡ることの楽しさ。

突如ややこしい問題が発生して仕事パニック・・・と言っても、ちゃんと冷静に問題分析して解決試行しているので、パニックって感じではないのですが、久しぶりに睡眠時間が4時間割ってしまったこともあり、ちょいと息抜きに雑文でも書きたい気持ちになりました。

実はここ数日で、通販とオークションで結構な散財をしてしまいました。散財って言ってもまぁ、私の場合たかが知れている額なのですが(数万円程度)、なにに使っちゃったかというと、大昔の真空管やそれを駆動するために必要な部材等です。

ここを定期的にお読みいただいているみなさんは、最近私が、プライベートな時間はすっかりラジオ回路の実験に傾倒してしまっていることはよくご存知だと思います。で、こないだから電池管と呼ばれる真空管を使った回路をいろいろ実験しているわけです。なんでいまさら真空管? って理由は、トランジスタが普及する以前の時代に使われていた能動素子ですからね、ラジオの特に検波回路に使った場合、どんな動作をしてどんな音を出すのか興味あるじゃないですか。自分の耳で聴きたいじゃないですか、真空管の検波音を。というわけで、かれこれ半世紀も前に作られた3A5(箱には "NOVEMBER 1953" とある)を使ってみたりして、実験して楽しんでいるわけです。

昔の学生時代、銀塩カメラに傾倒していたころもそうでした。

はじめは、家にあったキヤノンのAE-1で写真していたのですが、自宅に引伸器設置して自分で高品位な四ツ切をローコストに焼けるようになると、レンズの描写に自分の写真表現を重ねたくなってきますし、カメラという機械自体への興味もわいてきます。

で、『昔のカメラってどんな写りしたんだろう』と思った瞬間、終着駅のない、時代を遡る壮大な旅に出ることになるのです。

機械いじりは好きでしたから、あの当時よくカメラ屋さんの店先のワゴンに「ごそっ」と積まれたジャンクカメラ。その中からちょっと古そうで綺麗そうな、キヤノンのデートマチックというカメラを五百円でゲットしたのがコトのはじまりだったかな。慎重に分解して、故障箇所とおぼしき部分を修復して元に戻します。電池を入れたら動きました。あまり期待もせずにネガカラーフィルムを入れてそのへんを撮影し、近所の店に現像にだして数日後。『なんじゃこりゃぁ!』仕上がりを見て私は驚愕しました。素晴らしい写りなんです。昔の古いプラスチック製のコンパクトカメラです。たいして期待していなかったってこともあるのでしょうが、その写りはL判で見る限り、AE-1/FD50mmF1.4で写したものと全く遜色ないどころか、そのソフトな描写が大変気に入りました。

昔のレンズは侮れないどころか全くすごいということがわかってしまった以上、もう興味は昔のカメラとレンズへ一直線です。

カメラの雑誌の広告欄を見ては相場を調べたり、クラッシックカメラの特集本を買っては『ライカはなんでこんな高いんだ?』『ツァイスは冷たい写りでイヤ』なんて、買ってもいないし使ったこともないのに妄想をめぐらせます。

社会人になってからは少しばかりのお金を使えるようになったので、毎週末になると高輪新橋銀座、あるいは横浜桜木町関内と、古いカメラを置いているお店めぐり。小遣いだけでなく昼食代までも全額カメラ関係に投入です。飯を食わずともレンズを買う。さすがにダゲレオタイプにまで遡ることはしませんでしたが、レンズで言えば1937年、コンパクトカメラで言えば1940年台ぐらいにまでは遡ってあーだこーだと写真に浸っておりました。

そんなわけでラジオに使う能動素子、真空管についてもやはり歴史を辿らねばなりません。が、真空管って、特に古いものはみなガラスで出来ているし、壊れやすいですから良いコンディションで残っている昔のものは本当に高価です。中古カメラの中でも特に古いカメラのことを愛情を込めて「クラッシックカメラ」なんて呼びますが、真空管の場合は「ヴィンテージ管」というらしいです。で、ここ数日、これら「ヴィンテージ管」とやらの中でラジオ検波に使えて比較的安そうなものを探しては注文していたってわけです。幸いにしてピュアオーディオとはちょっとハズれた路線にあるラジオ用検波管ですから、それほど狂ったような値段にはなっておらず、そのもの自体の価値(時代考察しつつちゃんと電気的にも動作する)を考えたら、充分納得できる値段で入手が可能です。

今日現在で、なんとか1920年代まで遡れてます。

真空管自体古いものですが、そのなかにあってもさらに源流を辿る過程においての昔の真空管なんて使うの今回初めてですから、駆動回路にもたいそう神経を使います。なんせ、ほとんど一世紀も昔に製造されたものに火をつけようというわけですから、どうやって目を覚まさせてあげればいいのか、現在あれこれ検討中ってところです。ヒーター点火用の直流電源も用意しないといけませんしね。

また、動いたらここで紹介したいと思います。


2006-09-22 私ももうすぐ独立10周年・・・

_ 世の中捨てたもんじゃないけど、思っている以上に厳しいと思え。


『独立したいと思うんですが、食っていけるかどうか心配です。』
『独立して儲けるためにはどうしたらいいんですか?』
・・・・

独立して食っていくには・・・

    なにか秘策があれば、ぜひ私も知りたい。

独立して儲けるには・・・

    儲けるためだけの目的なら、わざわざ苦労して独立するまでもないだろう。そんなくだらないことのために独立なんざ、するもんじゃない。



食っていけるかどうかを考えて独立するかしないかを決められるうちは(逆の言い方をすれば、食っていけない可能性があるとした場合、独立しないでもいいという判断が出来るうちは)、無理して独立なぞしないほうがいいだろう。そのうち壁にぶち当たったとき、『やっぱ独立しなきゃよかった』なんて後悔の念が脳裏を過ぎっちゃうよ、そんなことじゃ。

これはあくまでも私の考えだが、独立するときには『自分の好きなこと』『没頭できる分野』で独立すべきだと思う。そうでないと、壁に当たったとき、貧乏になったとき、困ったとき等に、その独立路線が維持できなくなっちゃうだろうから。

それと、この世の中、そんなに甘くはない。勤め人から独立するってことは、一切の枠がなくなり、世間の荒波に身一つでさらされることを意味する。防波堤のある海水浴場で泳いでいるのではなく、太平洋のど真ん中で一人泳いでいくようなものだ。だからこそ、『自分の好きなこと』『没頭できる分野』で独立しないと、つぶしの効く仕事できないし、すぐにへこたれてお仕舞いになるだろう。

あるところには、世間の流行に便乗してうまいセールスしてさっと一儲けしちゃうすごいセンスの持ち主もいるようであるが、ここはそういう流行りモノは対象外。あくまでも、ある程度の継続性を持って個人で独立して事業を営んでいくというスタンスを前提としたい。

私が勤め人を辞めて独立を決意した理由を挙げてみよう。もちろん、非常に強く私個人の考えや志向が関係しているが、それ以上に重要なのが私を取り巻く環境(家族やその他いろいろ)だ。この両者がタイミングよく合致して実現できることなので自分の決断だけではなかなか独立は出来ないってことは事実だと思う。しかし一方で、自分の決断が確固たる意思に基づくものであるならば、説得により周囲の人達をも動かし、独立に向かうことは充分可能だろう。そももそ身内を説得できないで独立なんて、顔洗って出直して来いレベルの話だ。身内を説得できずして世間を説得して食っていくなんてこと、到底出来るはずがない。

私が勤め人を辞めて独立を決意した理由は主に以下の通りだ。

  1. 自分のやりたいことに全力没頭したい。

  2. 自分の力を試してみたい。会社という枠が無くなったときの自分は一体どの程度世間から相手されるものなのか?
  3. 個人が個人としてどこまで世間と対等していけるのか、身をもって検証してみたい。

  4. 自分のコドモにみせて恥ずかしくない生き方をしたい。

言うなれば日本という先進国でありながらかなり封建的風土の残ったこのご時世において、自分というただの一個人の存在がどういうものなのか、身一つでどこまで生きながらえることが可能なのかという点を検証してみたいとともに、たとえ貧乏であっても、自分のやりたいこと、自分の出来ることに全力没頭し、自分自身の持つポテンシャルを最大限に発揮表現してなにかに貢献したいというところかな。

かっこつけすぎ? かもしれないが、しかし、本心、本音だよ。建前じゃなくて本音。

建前でやっていけるほど自営業は甘くはないのだ。


現状逃避でもなく、単にスキルアップしたいなんていう軽い気持ちでもなく、自分のやりたいことにとにかく没頭したくなって、その世界でなんとしても食っていこうと決意が固まったそんなときが独立するときじゃないかな。

そんな理由で独立したいと思うのなら、心の底から応援するよ。

頑張れ! 頑張って生きれば、まだまだこの世の中、捨てたモンじゃないぞ。


_ 人脈は宝だ。

どんなに頑張っていようとも、徹夜で仕事をこなしていようとも、決して自分一人の力だけで明日の米を買っているわけではないってことは、常に肝に銘じ、お世話になっているみなさんへの感謝の気持ちを忘れてはならない。

当たり前のことだけどね。でも、初心忘るるべからず。これは大変に重要な点だ。

お客さま、クライアントあっての自分。どんなにすごい技術やノウハウを持っていたとしても、それで食っていくためには、それらを誰かに認めてもらって、対価をもらって明日の米を買わねばならない。

人脈は金で買えるものではない。仕事でもプライベートでも、なにかを通してお互いなんらかの信頼関係を構築しつつ、時間をかけて作っていくものである。

人脈は大切に。そして、信頼は決して裏切ることの無きように。

_ 『法人化』を嫌うわけ。

税制上法人化すると、利益をいろいろな形で法人という枠に留保できるので税制上は比較的有利であることは事実である。私も過去に何度か法人化を検討してみたことはあったし、今でも取引先からは法人化を要望されることも多々ある。

が、なぜ、法人化を嫌うか?

それはやはり、独立したときの心として「個人が個人としてどこまで世間と対等していけるのか、身をもって検証してみたい。」というものが非常に強くあるからだ。

売上が上がってきて、キャッシュがある程度コンスタントに回転するようになると普通は法人化する。が、私は、なんとしても、個人でやっていきたいという気持ちが根底にあるのだろう。個人でどこまで行けるのか、どこまで生きて行けるのかって点はぜひ検証したいし、あとに続く独立志向のエンジニア達の参考例にもなれれば幸いだし。

ただね、日本の会社の場合、やはり個人は軽視されがちな面がある。

個人だと取引口座作ってくれないってのからはじまり、契約上の云々、ISOがらみのことなどなど。組織を構成するのは個人であるにも関わらず、法人という枠がないと信用されない。ちゃんとしっかりやっている個人であれば、むしろ法人よりも信用度高くてもよいと思うのであるが、なかなかそうは行かない。

とあるクライアントであるが、どうしても個人事業所とは契約ならびに口座開設できないので、関係会社を経由して契約したいという申し出を受けたことがある。私は、『私個人と直接取引できないのであれば、残念ですが御社とのアライアンスは白紙ってことでまたの機会に・・・』と、お断り申し上げる旨内々に打診すると、急遽先方社内法務部と協議の上、個人事業所かにこむとの契約が可能になった例もある。これは一例だが、今まで法人前提でしか契約できなかった会社において、対個人との契約実例が出来たってことは、今後のその社の方針にも少なからず影響を与えるだろうし、個人(契約)に対しての考え方もより前向きに変わるだろう。これはもちろん私の努力だけでなく、それ以上に先方の、私とやりとりしていただき、かつ、社内での調整に奔走された担当者さまの血と汗と涙と努力の賜物であることは言うまでもない。感謝感謝である。

が、少しずつだけど、このようなところからも私は、日本国内においてちゃんと活動している個人(事業所)の地位向上に努めていきたいと思っている。


2006-09-23 半分仕事、半分休み。

_ ぼちぼち仕事&休みな一日。

現場の状況がいまいち見えないと、激しく不安。月曜日、ひとっ走り行って来たほうがいいかなぁ・・・なんて悩む今日このごろ。

_ 大人のJAZZTIME。

今週はラジオの検波回路の研究に時間を取れず、全く進展無し。というわけでいつものゲルマラジオで聴く「大人のJAZZTIME」。

ショートピンの201Aにうまく合うソケットが無いんだよなぁ。ミノムシクリップで繋げちゃうかな。


2006-09-24 大量印刷。

_ デジカメ写真大量印刷。

エプソンG5000を2004年の11月に導入して以来、デジカメ画像は全部これで焼いている。今日も、先月下旬から今日までに(主に家内が)撮影したデジカメ画像を300枚ばかし、L判で焼く。

さすがに300枚になるとプリントスプールが巨大化して、HDDが足りないと怒られた。エプソンG5000用のスプーラーは、なにを狂ったか印刷中に例外を起こしてそのまま爆死。こんな程度で爆死とは、ストレステスト足りないんじゃないか?

しかしG5000の印刷品質には満足している。

G5000を買ったときに、『これは一体どんだけすごいものなのか?(投資に見合うものなのか?)』という家庭内監査をクリアするため、これでデジカメ写真をプリントしてしまったものだから、もうミニラボ銀塩プリントの品質では家内は納得してくれなくなってしまった。というか、そもそも投資に見合うもなにも、A3でCZP打ち出したり、カラーチャート自分で作ったりしないといけない仕事上の必要に迫られて買ったものなのだから、『元を取れるか?』という発想で導入しているものではないのだが、そんなことをわざわざ言うのはナンセンスなのでそこはあえて触れずに。

ミニラボ銀塩プリントもちゃんと調整してメンテしていれば綺麗に出るはずなんだけど、なかなかそこまでちゃんとしているところは少ないようで、結構品質にムラがあるのも事実。

例えば、三ヶ月前に焼いた写真の焼き増しをした場合、街のミニラボだと、まず色調がぴったし合うことは無い。リファレンスがあってしまうがためにこれが気になる。

G5000はと言うと、見た目では判別できないぐらいにまでは合う。

このへんって、大きなポイントだよね。



2006-09-26 木工作な日。

_ 昔の真空管ソケット地獄。


先日、ラジオの検波回路の研究のために昔の真空管を調達しまくった件について触れましたが、これが、予想以上になんというかクセものであったのです。

左の写真の右側の真空管がその「昔の真空管」なんですが(左のものも充分昔のものなのですが・・・)、写真で見てわかるとおり、足が短足で真空管の付け根の「ベース」と呼ばれる部分が長いですよね。これ、「ショートピン」と呼ばれるタイプらしく、特殊なソケットが必要なんだそうです。
なんだそうです・・・って、ここまで昔の真空管を入手したのは今回が初めてなので、私もまるで知らなかったんです。UXベースだっていうんで、いまどきのUXソケットでOKなんか? って思っていたのですが全然甘かった。普通の上から挿すUXソケットには挿さらない、いまどきのバヨネットタイプソケットにも挿さらない・・・由緒正しい真空管には、それ相応のソケットが必要なようです。ちなみに、左の足の長いナス管は、いまどきのUXソケットにうまい具合に挿さるので問題無しです。


この短足真空管用に「バヨネットピン」「UXベース」というキーワードでいまどきのソケットを調達してみるも、全滅(泣)。いわゆるいまどきの2A3や845用のピン付きソケットとは全く異なる規格で、まさにこの「ショートピン」用のソケットがこの世には存在するらしいです。

ちなみにこの全滅ソケット4個で8K円強の出費。授業料としても痛すぎな額ですが、まぁ仕方ないですね。腐るものじゃありませんから、そのうちこのソケットに合う真空管を入手すれば問題無しです。

しかしこの短足真空管、1920年代の代物。それ用のソケットなぞいまどきそのへんの電気屋さんで売っているようなものでもなく、ソノ世界でもこれら「ショートピン」用のソケットつうのは結構なレアものらしく、入手難。秋葉原に行ってもあるかないか五分五分・・・いや、七分三分ぐらい? あってもべらぼうな値段とか。

ま、ぶっちゃけピン4本しかないので、ミノムシクリップで繋げても全く問題ないのですがそれではちょっと風情が無さすぎなので、無いものは仕方ない。UXショートピン真空管ソケットを自作してみることにしました。


まずはターゲットとなるUX-201Aの採寸です。なんだかフルカスタムオーダーのスーツを作ってやるみたいで羨ましいぞ。


採寸図を元に部屋のそのへんにあった木材から部材を切り出します。ドーナツがいくつかあるのはそれなりの意味があります。採寸図の右下を見てね。


あらかじめお互いがショートしないようにしつつ、かつ、真空管を「ぐい」と回したときにも接点が充分に接触するように考えた形状の電極を穴あきの板に釘で固定します。材質は0.3mmの真鍮板。釘が二箇所で止まっているのは、真空管を「ぐい」と回したときに、一緒に回ってショートされたらたまらんので位置決めのため。


穴あきの裏からスプリングを入れて、この電極接点が真空管と「しっかり」密着するようにします。真鍮板の戻りだけだと、長年の使用で戻らなくなって接触不良を起こしそうだから。


UX短足用ソケット完成の図です。真空管の足と接触するところは、酸化皮膜で接触抵抗増えるといやなので、半田メッキ処理しました。


早速挿してみます。確かに雑な作りですが、結構サマになってます。いい感じです(完全に自己満足モード)。


居ても立っても居られなくなり、取りあえずフィラメント点灯です。
トリタンフィラメントのやさしいオレンジ色が周囲をほのかに照らします。いい感じです。真空管内の電極がゲッターに覆われていて見えないのが残念ですが、しかしそれはゲッターが極めて薄く、中身丸見えな管が他にいくつかあるのでそちらに譲りましょう。まずはこの、80年余のときを越えていまだに稼動するこの真空管の、ほのかなあかりを楽しむこととしましょう。


フィラメントが点火したとなると、やっぱプレートに電圧をかけたくて仕方なくなります。

こないだまで3A5で実験していたプラットフォームに無理やりミノムシ配線でグリッド検波接続し、ラジオ波を検波させてみます。
どうも、グリッドの静電容量が結構あるみたいで、同調周波数がかなり低いほうにシフトしていますが、なんとかラジオ波を検波できました。
プレート電圧30V程度ではこの再生回路(再生コイル巻き数)では充分に再生がかからず最大感度まで行けませんがそれでも、平気でJORFとJOLFを分離し、音もなんというかゆとりある音です。

今日はソケット作っただけで時間切れとなってしまいましたので、ラジオ回路については全く実験できませんでしたが、ソケットもできたことですし、これら古典管を使った実験を今後進めてゆきたいと思います。

今回のソケット製作に要した時間は約4時間。量産効果はほとんど期待できないので、数作ってもそのまま 4時間 x n個 って感じで効いてきそうな、製造効率低い代物ですが、たま?に無性に木で工作したくなるも、作るものが特にないようなときに作るにはいいアイテムだと思いました。

今回実用的には問題ない品質のものがなんとか作れましたが、綺麗に作ろうと思うとこれはかなり奥が深く工作技術も要求されそうなので、良いテーマかもしれませんね。

_ さんざん探して無かったソケット発見!

上で自作した短足UX管用ソケットですが、遂に発見しました。なんと、ギターアンプ屋さんの通販サイトで発見。これは盲点でした。

今まで、真空管オーディオや真空管ラジオ屋さんのサイトばかり探していたのですが、ひょんなことから発見した昔のギターアンプやその部品を扱うサイト。ここにね、この、1920年代の位置決めピン付き真空管用のソケットがあったんですよ。

使い古しの所謂「Good condition」で\3K/個。高いか安いか難しいところですが、取りあえずオリジナルなものがどんなものなのか知りたいってことと、上のソケットまた作ろうと思ったら、ちょっと小さめな一大決心が必要なこともあって、ふたつばかし注文してみました。

ギターアンプの世界ってのも、濃いですね。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

_ まつ [なんだか、すばらしいですね。 2枚目の画像にあるソケットを使わないのは ・貴重なものなので使えない ・違うタイプ用の..]

_ 青木 [すいません、書きかけの状態でツッコミもらっちゃって。 紆余曲折はこのあと本文に記載しますです、はい。]

_ まつ [いやぁ〜、そんなことだろうとはわかっていたのですが ついつい つっこんでしまいました。失礼しました。]


2006-09-27 仕事仕事仕事・・・

_ お仕事な一日。

はい。一所懸命お仕事です。頑張ってます。


2006-09-28 ソケット到着。

_ 昔の真空管ソケット地獄−その2。

注文していた1920年代の真空管ソケットが昨日やってきました。

昨日は時間がなかったのであまりいじれなかったので、今日、ちょいとばかしいじってみました。

左が自作のソケット、右が1920年代の市販ソケットです。基本構造は一緒ですね。ただ、小さい点ですが非常に大きなインパクトのある相違があります。以下の写真です。



このソケットが対象とする昔の真空管は足が4本。この4本足の位置を決めるために、真空管のベース部分に「位置決めピン」があるのですが、この位置決めピンのもぐり量が随分違います。自作のソケットは0.5mmの真鍮版1枚分しかもぐらないので、もぐり量も0.5mmなのですが、市販ソケットのほうは強度を稼ぐためか、8mm近くももぐるようになっています。

こんなにもぐっちゃうとどうなるかと言いますと、以下の写真のように、真空管を「くいっ」と回すときに、非常にベースを持ちにくくなってしまうのです。



自作のものですとベースがそんなにもぐりませんから指をかけやすい。
市販のものはかなりもぐるので、ベースに指をかけにくく、真空管のガラス本体部にも力が入っちゃいそうでとってもイヤな感じなのです。

これって1920年代当時は実際、どうやって真空管をソケットに抜き挿ししたんだろう。大胆にガラス部をもって「くいっ」ってやってたのかなぁ。
真空管も製造されてまもなくのピカピカの新品時代であればそういう大胆な扱いにも耐えたのかもしれませんが、80年も経過した今、ベースの接着剤もかなりカラカラになってきてしまっています。ガラス部をもって「くいっ」なんてやろうものなら、そのままベースとガラス部が分離してしまいそうですよ、マジで。

自作ソケットは、実はこのへんも考慮して薄い真鍮版一枚で押さえるようにしたんです。

とはいえ\6K/2個もした1920年代中古の市販ソケット。せっかくですからなんとか使いたいので、『当時のラジオ少年はこれどうやって使ったのかなぁ・・・』なんて考えながら、真空管をぐいぐいやっていたら「ぺきっ」と、非常に不吉な音がしてなんだか手の中に微妙なぐらつき感が。

あ〜〜〜、やってしまった。完全分離こそしませんでしたが、ベースとガラス部が一部剥離してガラス部がぐらついてくる「ルーズベース」という状態を引き起こしてしまいました。

仕方がないので今日、出かけついでに99ショップを覘いてみたら、なんと瞬間接着剤が\104-で売っていたので即購入し、応急手当しました。

しかし今の時代、\104-で瞬間接着剤が買えるとは。しかも、1gミニ充填チューブx2 で、\104-です。瞬間接着剤って一旦開けるとそのチューブは数日後には固まっちゃうことが多いので、結局大半が無駄になっちゃうんですよね。昔から『10滴50円ぐらいで売ってくれれば・・・』ってよく思っていたのですが、だから、こういう小分けで使えてしかも安いってのは、とっても合理的でいい感じです。

本日のツッコミ(全9件) [ツッコミを入れる]

Before...

_ まつ [なるほど。 支柱(だけ)方式だと装着時の操作性に難があるかもしれませんね。 スプリングと同様、土台に支柱の径の穴を..]

_ 青木 [まつさん:そうなんですよね〜。今回は実用性評価で一個だけハンドメイドだからまだやる気にになったのですが、あのドーナツ..]

_ まつ [糸鋸(糸鋸台)があっても円形穴をきれいにあけるのは案外むずかしいし 時間もかかりませんか? (あ、私が不器用なだけか..]

_ まつ [私は基本的にメカ系(?)なので、ついつい気になって... 以下のおせっかいは どうか ご容赦願います。 ソケット、..]

_ 青木 [実は今回、あの内穴は自在錐で開けたのですが板厚があると綺麗に穴開けるのなかなか難しいです。欲張らないで1cm厚ぐらい..]


2006-09-29 ・・・・

_ 昼は暑いけど朝夕涼しい。

こんな季節の変わり目はほんとうにあぶない。

みなさんも、くれぐれもご自愛くださいね。

私はというと、なんだか喉が痛くて風邪?? って思うのですが、耳もヘンだしなんだかんだでまさか花粉? こんな時期に花粉飛ぶのか?

そもそも花粉症って認識が無いのですが・・・はて?


2006-09-30 ひとつの歴史が幕を閉じる。

_ さよならYS11。

初飛行から44年なんですね。これほどの超寿命機って、極めて稀じゃないでしょうか。

私は航空ファンじゃないですが、YS11がとっても好きでした。

はじめて乗ったのは、新人社会人駆け出しの大阪営業所勤務時代。兵庫県、大阪府、和歌山をはじめ、徳島香川愛媛が担当区域だった私は、当時、まだ有視界飛行しかできなかった高松空港向けて、伊丹空港からYS11に乗って出張してました。時間的余裕があるときは、須磨からカーフェリーで淡路島に渡って、徳島経由で日本一大きな喫茶店の前を通って高松入り。でも、時間のないときや、スポット商談時は、YS11で行ってました。

これがね、はじめて乗ったときはちょっと焦りました。プロペラ機に乗ったの初めてでしたし、あのタラップ上がっていくのも初めて。離陸時にひときわうなりをあげるプロペラエンジンも、『これから離陸なんだな』という覚悟を改めて認識させるものでした。

でも、飛行性能はかなり高かったんでしょう。台風接近で伊丹空港の発着もかなり欠航が目立つようなときでも、普通に飛んでいることが多くなかなか頼りになる航路でした。

しかし最後に乗ったのは、かれこれ15年ぐらい前かなぁ・・・

もう一度、乗っておきたかったな。

私にとって、新人社会人駆け出しのころによく乗ったってこともあって、思い出深い飛行機です。

_ 技術立国ニッポンを支えるもの。

国産機がYS11唯一だってのは、技術立国ニッポンのいち国民として、はなはだ意外です。

航空力学や宇宙工学というのは、電子工学や量子力学と並んで国益がかかった最先端技術分野です。YS11を設計生産改良した技術者達。かっこいいですよね。心の底から尊敬します。

これに負けずに、また新しいニッポンの技術を世に問う若い連中が出てきてくれることを願ってやまないですし、私自身、そんなところに少しでも貢献できたらいいなって、思います。

_ 山崎12年空く。

ちょ〜ショックです。大人のJAZZTIME専用ウイスキィである山崎12年がついに今日、空に。

来週土曜日までに、新規調達しなければ・・・ぁあ、小遣いこれにて終了・・・ってか?

_ 丹波哲郎さん。

私の好きな俳優でした。死後の世界に行く前も、後も。

報道がどこまで忠実に真実を伝えているかわかりませんが、知れる範囲で言えば、その死に際もほんとうに丹波哲郎さんらしかったようで。ほんとうにお疲れ様です。ご冥福をお祈りいたします。

私は特定の宗教にコミットするものでは無い立場ですので、たま〜に家族との会話の中で、『お墓』の話が出たときなぞ、半分冗談(ということは半分本気なのですが)で『俺は墓なんて面倒なものはいらん。宇宙に骨を撒いて、たまに夜空を見上げてくれ。しかしそれとて金がかかるということなら、生まれ育った地の近く、多摩川に散骨してくれ。しかしそれとて日本の法律で難しいなら、どっか公海上に撒いてくれ』と言っていますし、葬儀は『しめやかはやめて、どっかの居酒屋貸切でみな普段着で来てもらって、死ぬほど酒飲み明かしてバカ騒ぎしてくれ』と言っていますが、今の日本ではそんなの難しいでしょうね。

私はそう思っていても、仮にそれをそのまま実行したら、残された家族がへんな目で見られかねないですし・・・あ〜いやだ。こういうところ、私が嫌いな日本の一面です。変わったことすると、すぐへんなふうに見られちゃう。

個性が尊重されるなんて言ってますが、没個性が無難な時代は、いまだにあちこちで継続中です。

そんな封建社会に風穴をあけるべく暴れる仲間が、今の日本には必要なのだと思います。

本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]

_ うめ [私も宗教には縁遠いです。 墓なんかいらないし、戒名・葬式も要りません。 お袋も死んだら検体として千葉大行きです。 そ..]

_ 青木 [俺のときもよろしく頼むよ ^^)]

_  [YS11  意外だなんて・・・   これが事実ですよ。けっこう最後の詰めが甘いきがします。  それが技術だけでない..]

_ まつ [航空機(旅客機)は、機体を作ればよい、というものではなく 整備などの周辺状況が整った上でトータルシステムとして 運行..]

_ 青木 [人件費考えたら確かに日本は不利。以前、デジカメの量産工場立ち上げ調査でアジア諸国出張しましたが、例えば中国だと、ライ..]


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