2007-08-01 あまりの暑さに眩暈が・・・_ 韓国チーム来日。いつも私が仕事でお邪魔してる韓国チームが、昨日より日本入り。 昨日は、朝2時まで(すなわち今日の朝)クライアントのオフィスで画質調整。その後帰宅して、シャワー浴びてビール飲んでウイスキィ飲んでカップ麺食べて、仕事整理して、朝5時前に寝た。 朝7時に起きて、かにこむが落ちているのに気が付いて「よりによってこんなときに・・・」とか思いながらクライアントのオフィスへ向かう。 で、今日も一日、屋外実写しながら画質調整。 昨日今日で、画期的な画質向上が得られた。 そういう意味では、毎日少しずつ作業をしながら撮像系の性格を身体で覚えることは重要だけど、ある程度基盤が出来たら、二日ぐらい没頭して一気に仕上げてしまうというのも、場合によってはありかもしれない。 しかしここだけの話、朝の2時とかまでぶっ通しで作業しているとだんだん思考回路のレスポンスが低下してくることは事実。 さっきまで8刻みぐらいで子細に変化を見ながら調整していたパラメータに対し、『いいやもうめんどくさい』とか思っていきなり200ぐらい振ってみたりとか。 それがよい結果を生むこともあるからこの世の中不思議だ。 _ 夕食会という名目の宴会。今日の仕事は18時ぐらいに終え、韓国チーム+日本勢で夕食会という名目の宴会を実施。 私は仕事の整理や調整値のまとめなどの作業があった都合、30分ほど遅れての参加となった。 日本の宴会であれば、30分ほど遅れての参加だと、乾杯のビールをおかわりして2杯目が無くなるころの雰囲気での合流となるのだが、おそるべし韓国チーム。たったの30分ですでにビールはもちろん、八海山4号目に突入している人や、山崎をストレートで飲んでいる人や・・・ 日本で、日本人と酒飲むことにおいては酒の量の心配はまずしないで大丈夫な私だが、さすがにこれはまずい。このペースに付き合っていては命が危ないと感じ、急遽、ビールを適当に飲みながら手当たり次第に刺身や焼き鳥を食べまくる。 _ その後久しぶりに川崎。川崎で飲んだのなんて何年ぶりだろ。 生後22歳まで住んでいた川崎だけど、地元で飲むことってのは案外少なかった。 社会人になってすぐ、営業で関西赴任になっちゃったってのも、あるかな。 最後に川崎で飲んだのって、大学の同じ研究室だったヤツと、25歳ぐらいだったときに飲んだきりかな。かれこれ16年前か。そのとき私は、転職して東京勤務になり、川崎に戻っていたころだった。 朝の2時前、仲見世通りの真ん中で、日本語が日本人以上に上手な謎の客引き外国人に付きまとわれながら『へぇ〜、今はこんなふうになったんだぁ』なんて、以前と比べて随分おとなしめになった川崎夜の繁華街に、懐かしさと、少しの寂しさを感じた。 2007-08-03 夏休み二日目。_ 実は昨日から「かにこむ」は夏休み。とはいえ昨日は家で請求書発行したり、夏休みにも関わらずファームウェアのローカルリリースしたりと、ほんといっつも仕事ばかりの毎日と全然変わらぬ生活。 今日は、かなり休んだかな。 _ 高尚な考察その1:夏休み二日目に考えたこと。夏休みという貴重な時間にこそ、日頃できない高尚な考察に没頭したい。と思った私が今日読んだ本は、時系列システムとカオス動力学。 以前よりある事象の性質を把握するための一法として、統計解析学的アプローチに興味が非常にあった私は、競馬の当たり馬券の推測、株式投資の意思決定などに、これら統計解析的アプローチを試みたことがある。 基本的には、時系列データの周波数解析であり、突発的な因子の出現要因は時世を見ながら判断。そして、突発事項が発生した際の影響はインパルス関数を推測することで予測するという具合。 今日はこれを画像処理に適用することを考えてみた。 画像処理には、いろいろな処理がそれぞれの目的に応じて用意されるが、その全てにおいて、自然画像を自然に処理するために、ファジイ理論を適用することは有効だろう。 例えば、ある変動要素(例えば輝度)に対して、メンバーシップ関数を用意し、その処理の強度に対してファジイ的な状態遷移を可能にする。 これなぞは、私が過去に設計したアルゴリズムとその処理にはすでに実装済みであるが、さらに踏み込める余地はありそうだ。 このへんは今後、さらなる考察を行ってみたい。 2007-08-04 ビールしこたま。_ 公共交通機関でお出かけ。鶴見駅発着で、京浜工業地帯にある東京ガス環境エネルギー館、東京電力株式会社横浜火力発電所トゥイニー・ヨコハマ、日産自動車エンジン博物館、キリン横浜ビアビレッジの四つの拠点を無料で巡回する「臨海部4工場・施設 巡回バス2007」を利用して、東京ガス環境エネルギー館以外の三施設を訪問してみた(東京ガス環境エネルギー館は実は昨日訪問済み)。 右回りルート朝いち便に乗り、キリン横浜ビアビレッジでお昼を食べるぐらいのスケジュールで。 いつもであれば私はドライバーなので、キリン横浜ビアビレッジでお昼と言ってもなにも飲めないが今日は違うのだ。 昼間から思う存分ビールを飲みまくり、350〜400mlグラスで6種のビールを飲んで大満足。美味しいおつまみも揃っているし、いや〜、なんとも言えない至福の時を過ごせた。 _ 夜のメールが遠いぞな。最近、どうも夜間にメールが少ないなぁ・・・って思っていると、翌朝に一気にどばっとまとめて来たり・・・なんてことが三日ほど続いている。 ちょうど、kani.comが落ちた8月1日を境に、夜中のサーバの負荷が異様に高まっている感じだ。 どうも、spam filterがイケナイことしているようだ。spam filterをオフにするとうまいこと流れてくる。 うーむ、spam filterのセッティングがまずいんではないのか? とはいえkani.comのコンテンツならびにメールを運用しているサーバは私が管理しているのでは無く、ホスティングサービスのお世話になっているのでこのへん私がいじることはできない。 もう少し様子見て、改善されぬようであればなにか考えねばな。 2007-08-05 鯖をどうする?_ 高尚な考察その2:デジタル画像が写真であり続けるために。夏休みで日曜日。家内と娘は昼前から出かけていったので、久しぶりに完全に自由になるプライベートタイムを数時間ゲットした。 せっかくなので、こんなときこそ高尚な考察を。 『デジタル画像が写真であり続けるために』と題したのは、その現場に居るエンジニアのみなさんは重々承知の通り、イメージセンサーのピクセルサイズは年々小さくなり、SNRも低下し色分離も悪くなっていく。 そんな現状を見るとついついノイズ除去技術や、色分離技術と言ったいわば本筋でない技術に目が行きがちである。 しかし、素人ながらも写真を愛し、よりよい写真を求めたいと思う我ら「写真技術者」が見失ってはいけない重要な点が、写真にはある。 それは、「黒と白の定義」と「階調再現」である。 この二つの要素は、ノイズや色分離とは全く異なる性質であり、かつ、画像が写真として成立するためには絶対不可欠な要素である。 さらに言えば、デジタルであっても、銀塩であっても関係なく、「写真」という世界において共通不変に最重要なものであるのだ。 「黒と白の定義」と「階調再現」を確実なものとするために必要な要素は、ホワイトバランスであり、ガンマ特性である。デジカメに限定して言えば、加えて黒レベルの正確な再現(黒レベル減算値の正確な制御)とセンサー飽和レベルの確保。AE Targetの適切な設定とリニアリティー補正などである。 このへんはね、いまさら私が取り上げるまでもない写真の基本だし、画像処理屋の基礎知識でもあるが、とはいえ、これがどれほど重要なもので、これらにどれほどのパワーをかけるべきことなのかを本当に理解しているエンジニアは、それほど多くは居ないのではないかな。もちろん私もまだまだ修行中の身。ここで風呂敷広げられるほどの身では無いのであるが。 「黒と白の定義」と「階調再現」がそこそこバランスしている写真は、色情報がなくても写真としてきっちり成立する。撮像系の調整を担当していて、パラメータお遊びできる立場に居る人は調整中に一度、彩度をゼロにして屋外を撮影してみるとよい。そうでない人は、JPEG画像をなんらかの画像処理ソフトに読み込ませて、彩度をゼロにしてみても可だ。美しい写真というのは、色の有無に関わらず美しいものである。 ゾーンシステムという言葉や、アンセルアダムスという写真家の名前を知らない人で、「黒と白の定義」と「階調再現」に興味を持った人は一度ぜひ、ゾーンシステムを勉強されることをお勧めする。 ゾーンシステムとは、1930年代にアンセルアダムスという人が中心となって考えられた、写真上で階調再現をコントロールする手法のことである。時代から見てわかる通り、ターゲットは銀塩のプリントであり、しかも大判サイズを前提としている。が、その考え方は写真の基本である「黒と白の定義」と「階調再現」に基づいており、デジカメの画質調整にも充分応用展開できるものである。 私も銀塩写真でさんざんこれをやってみたことがある。 あんまり踏み込みすぎるといろいろとややこしい世界に遭遇してしまうことになるが(どんな世界でも、踏み込みすぎるとややこしいことになる)、ゾーンシステムから得られる知識がデジタル画像の写真画質調整上有意義なものであることは間違いない。 しかし、写真というものは最終的には人間が見て知覚するものである。ゾーンシステムが全てではないということも、忘れてはならない重要なポイントである。 「写真として再現しなければならないもの」と「(デジタルゆえに)処理しなければならないもの」というのは、比較的明確にわけられるのではないかと最近思っている。 前者は、上で書いた内容であり、これはデジタル銀塩問わず共通に重要な内容だ。 後者は、デジタルで言うならばノイズの除去であったり、色分離であったり空間周波数制御(LPF/HPF)であったりといったところか。 そう考えると、Auto White Balance制御と、センサー黒レベル制御というものは、相当なリソースを割いて研究する価値があると思うべきだな。圧倒的に正確なAuto White Balance制御というものを確立できなければ、白の定義が出来ないということになるからだ。 また、白以前に黒レベルの制御はさらに大切だ。 最近のCMOSセンサーは賢いので、センサー黒レベル制御は外部から設定してやればセンサー内部でOB処理されて、指定オフセット値で出力されてくる。 なんでも自分の手で調べてみないと気がすまない しかし最近では(調整工数が確保できないという事情もあり)、センサー仕様書を鵜呑みにして、この黒レベルを処理してしまっている。 このせいかどうかわからないが、どうも、最後の最後まで、なんとなくしゃきっとしない感じがすることが多い。 一度、少し時間をかけて、このへんも再検証してみたいところだ。 _ サーバあれこれ。自宅にサーバをおくとなにかと大変だ。 以前、kani.com は固定IP8個の専用線で自宅サーバで運用していたのであるが、メンテナンスにかかる工数が確保できなくなり、2002年以降ホスティングサービスプロバイダのお世話になっている。 しかし最近、ここでも紹介している通りどうも不安定な運用が続いている。 とはいえ、また自宅にサーバ置くのは大変だしなぁ。 ということでホスティングサービスプロバイダ乗り換え検討を開始。 でも、今のところもかなり吟味して探しただけあって、なかなかに居心地が良いのも事実。 うむ。 2007-08-06 素晴らしきJAZZの世界。_ ウイスキィ片手に・・・JAZZを、K501 + #002(2SB22/2SD30 SEPP のゲルマTrヘッドフォンアンプ)で。 す ば ら し い 。 の一言ですわ。#003はさすがに夏場はお休みです。 しかしなぜか、視界に見えるはCDジャケットでは無く、Photoshopのヒストグラム表示・・・ あ〜夏休み・・・のハズが、あ〜仕事かいな。 ま、いっか。 _ 変わったお酒を・・・私はいつも、比較的シンプルなお酒ばかり飲んでます。 例えば、ビール、日本酒、ワイン(スパークリング含む)、ウイスキィ、焼酎、泡盛・・・等々。 しかし今日は、私としてはかなり毛色の変わったお酒を飲みました。 シャワー上がりに飲んだサッポロギネスはまぁいつものお酒なのですが、その後、シークヮーサーやジンライム等の所謂ライトカクテル系のお酒ばかし4缶と、謎の缶詰スパークリングワイン。 いや〜、美味いっ。なんというか、こう、大人のジュースみたいでとっても美味い。しかしなんかね、こういうお酒ってアルコール的には飲んだ気にならんのですよね。ま、当たり前ですわな。 つうわけで先ほど、飲みかけの白角(半分ぐらいあったかな)空けて、竹鶴12年開けました。 白角も美味いけど、竹鶴も美味いなぁ。 ペルセウス、そろそろ散在っぽく飛んでいるかなぁ・・・なんて思いつつ天空に向けたアンテナに繋げたスペアナ見ながら、幸せな、夏休みの今宵です。 2007-08-07 夏バテ?_ 連日の熱帯夜。昨晩はちょっといい気になって酒飲みすぎてしまったようです。 もちろん二日酔いってほどじゃありませんが、なんとなく、朝、起きたときに口の中に酒残感が。 ミネラルウォーターを一気飲みして、瞬間復帰です。 あち。 2007-08-12 夏休み終了。_ いやいやほんとうに暑い。今日で かにこむ の夏休みは終了です。明日から仕事。いきなり韓国出張です(!)。 しかし最近、マジ暑いですね。 今日は家族で、東京都千代田区北の丸公園にある科学技術館に行ってきたのですが、行き帰りの道中、ほんと暑かったです。 愛車エスクードの車外温度計はかなり正確だといつも感じているのですが、帰路上午後3時半ごろ、国道246号上でなんと39度!をマーク。もちろん舗装路の照り返し等あるでしょうが、歩行者はあれをモロ浴びているわけですよね。ほんと命に関わるレベルです。 くれぐれも熱中症には気をつけましょう。 _ 出張準備。8月2日からの夏休み。まぁ、もちろん完全に休めた日は一日もありませんでしたが、それでも今年はかなりちゃんと休んだかな。 だって、ほんと、かにこむはいつも戦闘状態ですが、ここ数ヶ月、例年にないハードワークだったってこともあってですね、休みの日ぐらい休まないとやってられませんってば。 つうわけで休み明けの明日からいきなり韓国入りです。 キムチ食べてきますね。 ではでは。 2007-08-13 韓国入り。_ 東京より涼しい。羽田からの朝いち便は大変に混んでいて、入国審査に時間がかかる。 1050AMごろ入国。 SEOULの天候は曇。東京より涼しい。現地の人の話では、ここ一週間ぐらい、雨降ったり止んだりの繰り返しとのこと。 2007-08-14 エイ。_ エイ。「青木さん、今日はなにか珍しい、今まで食べたことないもの食べましょう」ということで昨晩、現地の人のアレンジでエイなるものを食べた。 エイ自体は日本でもすごく珍しいというものでは無いが、韓国独特の食べ方があるとのこと。 現地の人曰く「エイの肉を腐らせたもの」とのことであるが、腐ったらさすがに危険だと思うので、紙一重なところで止めてあるものといった風のものか。 キムチの上に、エイの肉が刺身になったものにたれをたっぷり付け、同じぐらいのサイズの豚焼肉とをのせて、食べる。食べるときにマッカリは必須である。激しく必須である。 味は、珍味である。 私はかなり平気で、どちらかと言えば(量はたくさんいらないけど)旨い類の珍味だと思った。 同じエイでも、キムチサラダみたいな感じでいろんな野菜とごちゃ混ぜになったものも食べたが、こちらはダメ。口に入れた瞬間、ダメダメムード。 このエイ肉野菜サラダ、どんなものでも大概食べられる私であるが、こんなにも苦手な食べ物に出会うことは珍しい。ここ10年、いや、20年以内ぐらいで最強に苦手な風味であった。 2007-08-16 激悪な状態。_ 体調激悪。二泊三日の短期出張でありながら、腐ったエイ食べたり犬肉食べたりしたタタリか? 昨日8/15の午後、帰国の途に着くかどうかというときに体調が急変。激悪な状態に。 朝はホテルで普通に食べたのだけど、昼から一切固形物が口にできない状態に。 「これ飛行機乗れるかな?」 という一抹の不安が過ぎるもなんとか無事帰国。 今日も一切固形物は食べられず。水分補給とアミノバイタルでなんとか生命維持。 夏バテ+過労による一時的な胃腸障害ならばよいが、自分としてもこういう状態になったことはあまり経験が無いので少し用心して今日は過ごす予定。 明日になっても快方に向かわなければ、病院行って来よう。 病院嫌いな私が病院行こうかななんて思っちゃうほど、激悪な状態。 _ やっとお粥食べてみた。晩飯に、少しだけお粥を食べてみた。美味かった。 お粥食べたのなんて、ひょっとして成人してから初めてかも。いっつもどんなに高熱が出ようとも、食欲だけはいつもあったし、胃腸がやられることもあまりない。 今回はなにか異常だ。 明日から、少し普通のもの食べてみるかな。 2007-08-17 激悪継続。_ 水分補給のみ。昨晩ようやくお粥を食べたけど、今日も朝は、アミノバイタルと水分補給のみ。 でも、体感的な体調はかなり回復してきた感じだ。毒素が減少してきたか? 体調激悪になったことを受け、8/15の朝を最後にほとんど食事していないので、ためしに摂取カロリーを概算だけど見積もってみた。 8/15 朝ホテルで 350 KCal. アクエリアスで100 KCalぐらい。 8/16 朝アミノバイタル 160 KCal. 夜お粥 220 KCal. アクエリアスで 100 KCal ぐらい。 8/17 朝アミノバイタル 160 KCal. 今日もそうたいしたものは食べない予定なので、三日間で1600 KCalぐらいのカロリー摂取になる予定。 備蓄があるからすぐにどうこうということは無いものの、これだけダイエットすれば、少しは痩せるかな? _ シャワー上がりに一気飲み。水分補給しているとはいえ具合が悪いので、その量は控えめである。 で、そんな状況だったこともあり、シャワー上がりにあんまり喉が渇いたので炭酸水を500mlばかし一気飲みしてみた。 激しく美味かった。本当に美味かった。生きている自分を実感した。 今のところ、お腹の調子も大丈夫。 だいぶ回復してきたか? 2007-08-20 ・・・・_ かなり普通の生活に・・・体調はかなり快復し、かなり普通の生活に戻ってきましたがどうもまだ、いまひとつしゃきっとしないってところでしょうか。 昨晩は、ためしに少し、ビールを飲んでみました。 いや〜、激ウマですよ。 8/15〜18と、なんと四日間も酒を飲まずに居たわけですから、そりゃ激ウマに決まってますけどね。 こんなに長期間にわたって酒を断ったのは、入院していたとき以来のことでしょうから18年ぶりぐらいですかね。 思い起こせばあの入院のときも、無理して仕事続けて、ぶったおれて二ヶ月の入院だったんですよね。ギランバレー症候群とかいう珍しい症に罹ったのですが。 いまでこそ話しても問題ないと思うんですが、あのときは、営業マンで関西在住で、社会人デビュー二年目で仕事も一通り覚えたころで気合い入ってたんですよね。 で、なんか熱っぽかったのですが、大型案件もいくつかあって日本初!の、加熱殺菌しないミネラルウォーターの採水プラント案件なども抱えてて、いつも体温計持って仕事していたんです。 熱があっても、なんとかして少しでも仕事しようって。 それが毎日毎日積み重なって、ある日突然手が動かなくなって。 びっくりしましたよ。 結局、無理がたたって二ヶ月の入院。 みんなに迷惑かけないようにって無理していたのが、余計迷惑かける結果になっちゃって、健康第一ってのは本当にその通りなんだなって、痛感しました。 あのころは、単に「若かったから」である程度説明できますし、また、迷惑かけちゃったけどサラリーマンだったから他の人達が入院中はフォローしてくれたし、独身だったからまぁ身辺は身軽だけど入院していても最低限度の賃金はもらえましたし会社が補償してくれたりも少しはありましたが、今は、独立して野っぱらで一人戦うエンジニアなわけです。 入院しても誰も助けてくれないし、ダイレクトにクライアントのみなさんに迷惑かけちゃうし、補償してくれる母体は無い。食いっぱぐれるわけには行かない家族もあるわけです。 ほんと、今一度、仕事に対する取り組みを考え直さないと、いけませんね。 2007-08-21 ・・・・_ ほとんど普通の生活に・・・昨夜はためしに、ウイスキィを飲んでみました。竹鶴12年です。 いや〜、美味かった。 ここ数日、毎日7時間の睡眠を確保して養生してきましたが、まだまだ暑い日々が続きます。あまり無理せずもう少し養生しておきたいところですが・・・ _ 明日から韓国。出張準備をぼちぼちと。 というか、このごろ韓国行くってのはすっかり恒例になりましたのでね、下手したら国内に旅行するよりも韓国に行くほうが準備も気持ちも楽だったりします。 すっかり慣れちゃいました。 しかも、最近宿泊しているホテルは、なんと洗濯が無料なんです。朝、各部屋にある洗濯袋に洗濯物を入れてフロント横の洗濯物置き場においておくと、夕方には出来ている。スーツのズボンから下着まで、なんでもOKなんです。 これ、大変便利です。 出張の荷物(衣類)を減らすことができますのでね、かなり強力なホテルです。 インターネットへの接続回線も、そこそこ速い感じですし。 しかしまだ体調が完全とは言えないので、現地のメンバーには事前に以下の点を申し入れておきました。 *作業時間は22時までとする。 どんな状況であっても、22時になったらホテルへ戻るのでよろしく。 ほんとは定時近辺である18時とか、せいぜい19時ぐらいでリミットしたいところですが、まぁ、フェーズがフェーズだってこともあり、22時までにしました。 これならホテル戻ってメール少し見て、シャワー浴びて酒飲んで、24時にはベッドに入れそうですものね。 毎回韓国出張は過酷な状況になり、1.5時間睡眠なんてのが普通なのですが今回はせめて6.5時間は確保したいと思います。 2007-08-22 韓国入り。_ 元気です。私の体調不良を案じてくれてか、現地メンバーの対応が異様に優しく感じるのは、きっと気のせいではなさそう。ありがとう。 予定の22時は過ぎたけど、いつもより早めに作業を終え、晩飯食べてホテルへ戻る。 晩飯は、一度行ったことある近所の焼肉屋さん。 ついつきキムチを食べてしまう。 2007-08-23 韓国二日目。_ 今日のご飯。朝ごはんはホテルでバイキング。平和だ。 昼ごはんは近所でお粥を食べる。これまた美味い。海鮮おかゆ。海鮮ちゃんぽんとは異なり、キムチ系のものは一切入っていない。日本のお粥にかなり近い。もちろん全然辛く無い。でも、自分でキムチ入れちゃうから少し辛くなる。8,000Wonだけど現地メンバーに奢ってもらう。ごちそうさま。 夜ごはんは近所でホルモン焼き。あんまし綺麗ではない(が、不潔では無い)、地元衆しか居ないような感じの店で、かなりにぎわっている。ホルモンかなり美味い。値段不明。 胃腸を慮って辛いものは控えようと思っていても、元来辛いもの好きだからついつい食べてしまう。美味いんだから仕方ない。 韓国辛いものパワーのためか、体調もうほぼ回復したかな。 でもやはり、現地メンバーの配慮&アレンジのためもあって睡眠時間が確保できているってことが、体調回復の一番の理由だと思う。改めて感謝。 今日もいつもより早めに作業終了。みんなで晩飯食べてホテルに戻る。 2007-08-24 韓国最終日。_ 帰国。部屋を片付けてチェックアウトの準備です。 韓国は昼間は暑いけど、朝夕は比較的すごしやすく、22度ぐらいかな? 空調オフでよく寝られます。 いっつも朝ぎりぎりまで、メール対応したりデータ整理したりしているので、チェックアウト日の朝は結構慌しくなります。 今日もそんな感じ。 _ 無事帰国。元気です。はい。 今日の帰国フライトは、座席が後方だったってこともあってなのか、羽田入国(帰国)手続き終えるのにとても時間がかかってしまいました。 羽田国際線ターミナルロビーに出られたのが、23時15分ぐらい? NH1294でHND/2230到着(定刻より少し遅れた)だったのですが。 でもまぁ、大きな問題ではないので全然よいのですが。 揚州商人でラーメン食べて家に着いたら24:30。シャワー浴びたりなんだかんだして只今26時です。 さて、これから晩酌じゃなくて、深夜酌してメールチェックして、寝るとしますかね。 _ GIMPOでの夕焼け。GMP2020発だったので、1900ぐらいにはゲート前に居たのですが、SEOULもさすがに日が短くなってきており、夕焼け色に染まるNH1294がいつになく綺麗でした。 いつも帰国日には次の訪韓スケジュールが決まっていた韓国出張ですが、今回は、次のスケジュールは、ありません。 もうしばらく、GIMPO空港に来ることもないかもな・・・って思うと、いつものANAのボーイング767の駐機風景も、いつになく感慨深く思えてしまいます。 2007-08-25 おうちでのんびりのはずが・・・_ 残件対応。出張中に調整しきれなかった彩度強調を、『ちょびっとやってみるか』と思ってやりはじめたら、すっかり半日使ってしまった。 結局のところ、この仕事、好きなんだよね。 だから、出張中も「夜は22時までね」とか自分で宣言しておきながら、暗室入るとなかなか出てこなくなり気が付けば22時すぎ。周りの人達から逆に心配されたりもして。 冗談ではなく、仕事しながら死んでいくのかも>俺。 _ 夜店。近所の神社で夜店があるというので、家族+娘の友人の合計4名で出撃。 現地で、娘らと別れ、家内と2人でそのへんうろつく。 いつの間にか娘も、小遣い握り締めて友達と一緒に夜店で遊ぶような歳になったんだなぁ・・・ あと数年経てば、もうパパとは遊んでくれなくなるかもしれない。というか、確実にそうなるだろう。 そう思うとたまの休日に発生する「パパ遊ぼうパパ遊ぼう」攻撃も、今のうちのことと思えばWelcomeだよね。 2007-08-26 日曜日だよね今日は。_ 子供神輿。娘が神輿を担ぎたいとかいうんですよ。 私は神社が好きだってことは、結構あちこちで書いておりますが、神社が好きなんです。 特に、なにかコミットする信仰があるわけではないのですが、神社に居ると妙に落ち着きますし、出張や旅行で見知らぬ町に行ったりしたときにも、不思議と神社のある場所がわかるのです。 なんかね、空気の流れっていうんですかね。そういうの、感じるんですよね。 だから、神輿も嫌いなわけじゃないです。 事前に子ども会に申し込んでおいた子供神輿担ぎの日が今日だったんです。 この暑い日に、朝の9時前から午後3時すぎまで、途中担ぎ手の交代は何度かあったようですが、神輿を担いだり、ともに練り歩いたりして我が娘、たいそう満足な一日だったようです。 生命の神秘じゃないですけどね、原始地球上に出来た有機物スープに落雷や高熱急冷などの物理的刺激が加わって、遺伝特性を持った二重螺旋構造物質が偶然にも発生して、それが細胞膜を持って生命が誕生したなんて、信じられますか? あり得ないと、私は思います。 なんか、ちょっと話が脱線しました。 が、究極の物理化学論で言えば、宇宙が創生したビックバンの時点で、はじめに生成(というか出現)した自由電子の偶然の運動量とベクトルから、全ての事象は計算で導出できるってことになっちゃうんですよね。 地球の誕生、生命の発生だけでなく、今ここで、こうして「かにの泡ぶく」を更新している私の存在、さらには、私がたった今、どういうことを考えていて、なにを書くかまで、宇宙が創生したビックバンの時点でわかっていたって言うんですよね。 あり得ないと、私は思います。 そう考えるとやっぱ私は凡人。自分の五感と、第六感で実感し、確信を持てることしか信じません。 が、自分では理解できなくても、あらゆる可能性を否定せず、『そんなこともあるのかもなぁ』という、全ての可能性を受け入れる柔軟性、謙虚な心を常に忘れないでいようと、いつも思っています。 すぐ忘れちゃうんですけどね。だからこそ、自分で自分にフィードバックかけないと・・・ね。
2007-08-27 案件整理。_ 国内案件進捗加速だ。ここ数ヶ月、韓国案件で正直かなりの時間を取られてしまった。 他にもいくつかある案件にかなり影響が出てきてしまっているので、今週は国内案件を中心にToDo整理して一気に加速しなければ。 特に、9末締めというものがいくつかあるので、これらの進捗をオンスケジュールに戻さねば。 _ しかしながら今日も・・・結局韓国案件フォローに終始してしまった。 2007-08-28 思わぬところで熱く語る。_ カメラにとって大切なこと。実は先週の韓国出張で、思わぬところにカメラ好きなメンバーが居たことがわかった。 韓国現地メンバーなのであるが、帰国日、駅に向かうタクシーの中で: 『青木さん、私、今、EOS Kiss Digital使っているのですが5Dに買い換えようと思うです。どう思いますか?』 と質問されたのがことの発端。 私の周りには、Kiss Digitalで一眼デジカメ入門を果たし、さらに高画質を目指して高性能な一眼デジカメを買い求めたが、結局その重量などによりKissほどの機動性を確保できずに結局Kissばかり使っているという人が何人か居る。 「どうして買い換えたいの?」 『やっぱAPSセンサーだと自分の思ったパースペクティブが得られないんです。フルサイズセンサーで、28mmのレンズはちゃんと28mmで使いたいです。』 「そういう理由なら即座に5Dを買ったほうがいい。一日も早く、今すぐにでも。」 たったこれだけのやりとりで、彼が相当以前より写真を写していたであろうことがわかるし、レンズの画角(焦点距離)とその表現力に、自分の感性を重ね合わせて写真をしていることがよくわかる。 こういう理由で5D・・・いや、フルサイズセンサーデジカメが欲しいと思っているのであれば、即買うべきだ。 _ カメラにとって大切なもの。そんな彼との議論はタクシー内で延々と続いた。 色とか、解像力とか、カメラにはその性能を測るいろいろな要因があるが、私がカメラにとって最も大切なものだと思うものは、色再現でもなく、AF性能でもなく、やはり、シャッタータイミングを逃さないことである。 私にとってのカメラというものは、連続して流れる「時」という不思議な概念の世界の一部の一瞬を、静止画という形で切り取り、保存する道具なのである。 もちろん色再現や階調表現、解像力なども大切だ。どれひとつとしておろそかにしてはいけない。 が、『心が動いた瞬間にシャッターが切れること』以上に重要なことは、無いのではないか? 『あっ!』と思ったときにシャッターを押したにも関わらず、AF動作のためにコンマ数秒後に切れるシャッター。こんなの俺は本当は嫌いだ。 だから結局、メインで使っているお散歩カメラは未だにカシオのEXILIM EX-S20だし、気合いの撮影の時は、エプソンのR-D1を使っている。 なんか、そんな極めて根源的なことに改めて思いをめぐらせながら、カメラ談義をしたの、とっても久しぶり。 『青木さんお勧めのレンジファインダー機いくつか教えてください。』 という質問を貰った。昭和25〜40年ぐらいの間に製造され、性能的にも状態よく実用に供せられ、比較的入手性の良い機種をいくつかピックアップし、メールで送る。 韓国で入手できるかな? クラッシックカメラというものは、本当に欲しいと思って探していると、不思議と、見つかるものだ。 よいカメラに出会えるよう、日本から祈る。 _ 青木@管理人 [徐さん:青木です。はるばる韓国からツッコミありがとう。しかし、相変わらず日本語上手ですね。私も見習わないと。 5D購..] _ 青木@管理人 [フルサイズセンサー、先越されたか ^^) 俺も行動力(というか、思い切り)衰退したなぁ・・・] _ 青木@管理人 [徐さん:ちょっと気になるのであるが、Zorkiにどんなレンズ付いていた? http://www.kani.com/r..] _ 徐 [青木さん。お久しぶりです。Zorkiには"industa 50m f3.5”が付いていました。徐〜でした。] _ 青木@管理人 [インダスタのF3.5って、沈胴のヤツだよね。なかなかいい味出してるね。] もっと読みたい奇特なかたは、↓の読みたい月をクリックしてね。 |
最新ツッコミ |
Before...
_ 青木@管理人 [http://www.coreserver.jp/ 見てみました。C/P高いですね。 でも、セキュリティー(ヒューマ..]
_ 青木@管理人 [とはいえ、経路上で抜かれたら防衛不能ですが、それはもう、昔のコードレス電話、アナログ電話だと思って使うしかないかと。]
_ まつ [セキュリティの面のご心配であれば コスト・手間がどうあれ、自宅(自前)サーバしかないでしょうね。]
_ 青木@管理人 [自前は大変なんですよね。安心して家族旅行にも行けません(これマジ)。 でも、ほんと、まつさん言う通りなんですよね。 ..]
_ itojun [わたしの家に青木さんのサーバを、青木さんの家にわたしのサーバを置くと… ふたりとも眠れない(笑)]