2012-02-03 鬼とも仲良くしよう・・・_ 密封線源。(10時44分記)放射線測定器の実験をしているとやはりどうしても、基準となる線源が欲しいというか、必要になってきます。 今まではトリウム石(表面線量 10 μSv/h)とか、閃ウラン鉱(表面線量 220 μSv/h)を使ってやっていたのですが、ここはひとつちゃんとしたのを手元においておこうと思い、密封線源を海外のメーカーに発注していたのですが、それが昨日届きました。 一時はEMSトラッキングで「通関保留中」「税関から通知書発送」などと表示されて『やっぱ非核三原則にひっかかったか?』なぞとひやひやしましたが、無事手元にやってきました。 セシウム137が3個と、バリウム133が1個の、合計4個です。 これである程度きちっとした、放射線源が確保できました。 これあると、放射線検出器の実験をしていても、なんだか安心しますね。 写真で言うところのマクベスチャートみたいなものでしょうか。
2012-02-14 お菓子屋さんのお祭りの日。_ 生きてます。(10時31分記)いつもそうなんですが最近本当に、時間が無いんですよ。 どのぐらい時間がないのかというと、先週なんか、三日間も休肝日を設けざるを得ないぐらい。それもね、『仕方なく』では無くって、酒飲むよりも楽しいことがあって、それをするために本気モードで夜更かししていました。睡眠時間三時間ぐらい。 私の場合、お酒を飲んでもできる仕事と、そうでない仕事があって、いつもは夜、自室でウイスキィ飲みながらでも仕事することが多々あるのですが、今回はチトそうもいかない。 かなり目処がついたので、先週の金曜日からまたふつーに晩酌再開しましたが。 実験ノートに書き殴られた膨大な実験データ。記憶や感触がフレッシュなウチにまとめておかないといけないのですが、この内容は近々webで発表しようと思っています。 まとめがてら、html打ちますかね。
_ 久しぶりの福島第一原発ネタ『ぶっ壊された温度計?』。(14時38分記)最近あえて触れないようにしていた原発放射能政治ネタ。特に理由は無いのですが、まぁ、あえて言うなら諦めですかね。まぁ、まとまって書くだけの時間が無かったってこともありますし、地域ローカルな放射能対策活動に参画しているってこともあって、かにの泡ぶく に書くよりも、しばらくの間は、実際に行動することで地域貢献することにしよう・・・と、思っていたりしたこともあったり。 というわけで、久しぶりの福島第一原発ネタです。 福島第一原発2号機の温度計の一つが上昇傾向を示し、もうすぐ冷温停止状態から逸脱するかもよ? と騒がれだしたのが今月上旬。で、東電は、同じ高さに3つある温度計のうち、他の2つは温度変化していないので『故障の可能性もある』とかいいつつ、2月7日の早朝0時すぎからホウ酸1トン注入。わざわざこんな真夜中にホウ酸1トン投入なんて、かなり緊急性が高かったのではないかと思わざるを得ない慌てようです。 熱電対温度計って私も大学のときによく使いましたが、故障するときはオープンモードで故障することがほとんどなので、計測温度が振り切れることこそあっても、あんな風に「じわじわ」温度が上がっていくような壊れ方は、考えにくいなぁと思っていたのです。 で、昨日の東電発表によれば、当該温度計はその後計測温度が振り切れ、点検の結果、壊れていたことが明らかになったとのことでした。 が、東電発表のこのpdfを見てください。リンク先はオリジナルですが、消されるとイヤなので左画像は、pdfを画像化したものをローカルでリンクしてます。それまではじわじわと温度計測していた温度計が、東電の点検によってまるでぶっ壊されたような挙動になってしまっています。 東電によれば、点検は「2月13日午後2時2分から午後2時54分まで当該計器の調査を実施。」ひょっとして点検で、わざとぶっ壊した? わざとじゃないにしても、点検でぶっ壊したようにしか見えないのですが・・・
そもそもなんでこのタイミングで点検したのか。このまま測っていると、もうすぐ100度超え確実な情勢だったからかな?
_ facebook雑感。(21時25分記)去年の12月から、facebookを本格的に使い始めました。登録自体は震災復興関係の情報を追うために去年の3月にしていたのですが、もっぱら情報の閲覧がメイン。それでもなんとなく好きになれずにずっと放置状態でした。どうも、こういう所謂SNS系のサービスは、私は苦手なようです。 twitterも、実は随分前から呟いていて、もういつ登録したか忘れましたがかれこれ5年ぐらい経つでしょうか。当時はまだまだマイナーなサービスでしたがあの発想は実に面白く、一時はほんとうに毎日、数百postつぶやいていたものです。日本でもあちこちでメジャーになりはじめたころから急速に興味を失い、最近はすっかり放置状態。たまーに、備忘録程度の つぶやきメモ をする程度になっています。 twitterに関しては、はじめたころはこんなにメジャーなサービスになるとは思ってもみなかったので、ほんと、クダラナイことばかり呟いていました。今更アカウント晒すのもこっ恥ずかしい状態です ^^) ・・・・・・・・ facebookを本格的に使い始めたのには理由があって、はじめは、各方面との連絡用に仕方なく・・・って感じでした。でも、使い始めるとこれはこれで便利なもので、普段やっている実験の中間報告的な書き殴りをしておけたりと、今ではすっかり日常ツールになっています。 同じようなことに興味を持っている見知らぬ人からメッセージもらって仲良しになったり、実際にお会いしたり、また、新規に仕事依頼をいただいたりと、いやぁ(良い意味で)世間を騒がせているだけあるサービスだなって、感じています。 ・・・・・・・・ 私がインターネットを始めたのは1994年秋。リムネットのダイヤルアップサービスでこの世界に参戦したのですが、はじめてインターネットに接続したときの感動は今でも忘れません。自分のパソコン(当時は生粋なMacintosh信者でした)にグローバルIPアドレスが割り振られて、世界中のコンピュータと、まさに対等に接続されているその様を見て、『これは新しい時代の始まりだ!』と、背筋に震えを感じました。 そして同時に感じたのが、この果てしない孤独感。宇宙空間にたった一人、ほっぽり出されたようなこの孤独感が、たまらなく心地よく、ワクワクしたのを覚えています。 世界中のコンピュータと対等に、フラットに接続されているにも関わらず、誰も私のコンピュータのことなんか知るわけもない。繋がっているのだけど一人ぼっち。こういう孤独感が、私はとても好きです。 インターネット以前の所謂通信ネットワークと言えば、クライアント・サーバモデルばかりで私はNIFTY-Serveにアカウントを持っていましたが、サーバに電話してアクセスして、その中で他のユーザーとコミュニケーションしたりログを読んだりと、そんな形態しかありませんでした。 ・・・・・・・・ そんな孤独なインターネットですが、不思議なことに同志は集まるものです。1994年秋、リムネット上で自分のWebSiteを開いた私は、特に大げさに宣伝することもなくほぼ100%自己満足のためにデジカメのレビューや所謂日記(ヨタ話)、自作ソフトのリリースやサポート等を行っていました。雑多な、いろんな情報を撒き散らしていたのですが、同じような「波動」を持つ人ってのは、なにかを察知するのか、私のWebSiteにやってきていただき、メールをいただいたり、実際にお会いしたりして、同じようなことに興味関心を持つ多くのみなさんと、知り合いになることができました。 facebookってのは、もちろんいろいろな使い方があると思いますが、こんなような、「同好の士」と繋がりやすいところがありますね。また、人と人との繋がりで、連鎖的に人脈が繋がっていくのも、実に面白いです。 ・・・・・・・・ mixiは登録直後に放置状態になり、その後も放置状態、おそらく今後も放置状態となるでしょう。mixiとfaccebookはまるで異なるものなので同列に語るには乱暴すぎますが、こういう(悪い意味で無く)「村社会」的なSNSサービスって、日本人が得意とするところなようにも思うのですが、不思議と日本からは、この手のサービスで世界的に流行るものって、出てきませんね。 そもそも日本は実社会が「村社会」だからかな。 _ 『うる星やつら』ラムは未だ健在?!(22時07分記)マイナビニュース 【男性編】バレンタインにチョコをもらいたいキャラランキング より。
Q.バレンタインにチョコをもらいたいキャラは?(複数回答) どこのヲッサン相手にアンケート取ってるんだよ!
2012-02-16 あっという間に2月も半ば・・・_ こぬか雨?これは一昨日の かにの泡ぶく の天候情報部分のキャプチャー。 こぬか雨って何? と思って調べてみたら、どうやら春に降る霧雨のことを、こぬか雨(粉糠雨)って言うらしい。 なんとも風情ある気象状況だ。
2012-02-20 腰が痛い・・・_ 毎年恒例白樺国際高原スキー場行。(15時18分記)2月18日(土)の1泊で、行ってきました。 いやぁ・・・初日は白樺国際高原スキー場とは思えない雪模様。ここ、たいがい、まさに抜けるような青空のドぴーかんなんですが・・・ しかし翌19日は、『まさにこれぞ白樺国際!』状態の快晴に! 攻めすぎたせいか、今朝起きたら、筋肉痛こそ無いですが腰が痛いです。 昔はこんなことなかったのに・・・歳だなぁ・・・ 行きは朝早く出たこともあって、自宅から調布ICまで45分ぐらいで行けたのですが、帰りは夕方だってこともあって、調布ICから自宅まで2時間もかかってしまった。 なにかよいルートを考えなければですね。
_ メール処理ようやく終了。(15時22分記)二日間ほど、メールを留守にしていたのですが(緊急事態が起きた際に備えて携帯電話でざっとスクリーニングだけはしていましたが)、これも毎度のことなのですが、二日間留守にしていると対応が大変です。 朝からず〜〜〜っと、メール打ってて、ようやく今、一通り処理完了しました。 6時間ぐらいかかったかな。 さてと、洗車してくるべきか、仕事を継続するべきか・・・ 2012-02-23 雨がしとしと・・・_ 突然の右手首の異変。(11時19分記)昨夜、いつものように自室でウイスキィ飲みながらPCに向かっていたら、午後10時半ごろ、突然に、思いもよらず持ったグラスからウイスキィをこぼしそうになる。 『あれっ!』 なんと、右手首に力が入らないで、「くたっ」となってしまう。 『やば、またギランバレーか?』 二十数年前の記憶が即座に脳裏をよぎる。今、二か月以上の入院はいろいろとかなりヤバい。 私は関西で一人暮らしをしていた二十三歳のとき、罹患率十万人に一人というこの奇病「末梢神経炎を伴うギランバレー症候群」を発症し、緊急入院したことがある。 あのときも、突然手が動かなくなって『あれっ!』って感じだった。 が、今回は少し様子が違う。 「ギランバレー症候群」のときは、手のひらというか、指先から麻痺が始まり、かつ、左右がほぼ同時に動かなくなっていった。 そして、手首、次に足の先、太ももと、身体のさきっぽから、左右一緒に麻痺が進行して、最後には自力ではなんにも出来なくなった。 今回はいきなり手首でしかも右のみ。 もし仮にギランバレーだとしたら焦っても仕方ない。治療は基本的に「経過観察」のみ。自然治癒にまかせるしかないので、ここで慌てて病院に行っても、特段良いことは無い。 むしろ、仮にギランバレーだとしたら、局所症状が出てから全身症状に発展して自力でどうにもできなくなるまで、二日程度の猶予があるハズ。 『明日の朝、起きてみて症状が進行しているようなら請求書印刷して病院に行こう』と考え、就寝。 で、今朝、起きてみると・・・ 相変わらずの症状。右手首のみに力が入らない。まだまだ油断はできないがこれでほぼ、ギランバレーでないことが確定した。 まずは一安心。 しかしこれ、なんなのだろう。 今週末、ドリルで穴開けたり金ノコでギコギコ切ったりしなきゃいけない仕事があるのだが、どうしようかなぁ・・・ _ 困ったときのGoogle頼み。(11時37分記)というわけで、Googleで検索してみた。 「手首に力が」まで入力すると、「入らない」と、勝手に補完入力される。 『他にも大勢調べているのか』なぞと感心しながら調べてみると、これはどうも、橈骨神経麻痺(とうこつ神経麻痺) というもののようだ。 「手首に力が入らない」で検索トップに来るURLの千駄木治療院さんのコンテンツによると:
・橈骨神経の障害で発症する ・腕が痺れ、手首がだらんとして物を持てなくなる ・日常のごく普通の生活で突然発症する ・飲酒をしていて麻痺を発症することが多い なんだまるっきり該当するじゃないか ^^) って、笑っている場合では無い。 私の場合、グー、パーは出来るし、手首の脱力も「さぁ持つぞ!」と思って持てば、まだ持てるので程度としては軽い部類に入りそう。 当面、経過観察だな。末梢神経が弱いのかな?>俺 2012-02-27 まったく時間が無いっ!_ やりたいことが多すぎる。(17時29分記)ここのところ、毎日朝の2時ごろ寝て、朝の5時すぎ〜6時前に起きるって感じの日々。 忙しいというより、やりたいことが多すぎて時間がまったく足りない。足りない足りない言っていても時間は増えないので、緻密にスケジューリングしてマルチタスク進行。 毎日本当に楽しくて仕方がない。 _ YCRMS横浜市民測定所のプレス向け内覧会。(21時05分記)本日は、私がボランティアで運営に参画している放射性物質測定所YCRMS横浜市民測定所のプレス向け内覧会でした。 私も技術スタッフ(正式な肩書はデータ分析担当)として対応させていただきました。 横浜市民測定所は私以外のメンバーも全員ボランティア。「子どもを放射能から守りたい」「世の中の汚染の真実を知りたい」「安全か危険かを心情ではなく科学的に数値として知りたい」という思いを持った、普通のママさんパパさんたちの集まりです。 午前10時から2時間弱の内覧会で、多くの報道関係機関のみなさんにお集まりいただきました。みなさんお忙しいなかありがとうございます。 TVKさん(テレビ神奈川)では13時からのニュースで放映されました。私も数秒映ってます。 NHKさんは、首都圏ネットワークで、18時19分から放映されました。 ・・・・・ ATOMTEX社製のAT1520Aというベクレルモニタで運用を開始するのですが、これを扱って放射性物質を測定するいわゆるオペレータースタッフは、みな普通のママさんパパさんたち。少しでも運用負荷を下げるため、私は今回いろんなシステムをオリジナルで開発しました。 測定値を自動で解析してサマリーを出したり(これが無いときはみな手動で一つずつ転記)、測定結果をGoogleDocに自動でファイリングするシステム等々・・・ みなさん普通のママさんパパさんたち。プライベートな、あるいは家事、家庭の団欒、睡眠時間を削って時間を捻出して測定所を運用しています。 自動化できるところはどんどん自動化して、運営スタッフのみなさんたちに、少しでも多くの時間と寛ぎをご提供したいと思い、今回私は一切の開発を全部無償で担当しています。 もうすぐ東日本大震災から一年。一年前の三月十一日から、私には何が出来るのか? 震災復興、地域貢献にどうかかわっていけばよいのか? とずーっと考え続けて居るときに見つけた横浜市民測定所設立の動き。 私が出来ることは、意外と身近にありました。 放射能とは、これから、決して勝つことない長い戦いになります。 私も息切れしないように、長く長く、かかわっていきたと思っています。 2012-02-29 うるうの日:大雪。_ 24時間換気フィルタのセシウムを測ってみた。日本全国かにこむを贔屓にしてくださるみなさまこんばんは。 いやぁ今日は、本気で雪降ってましたね。ここ横浜の地も、結構積もりました。 ほんの数センチの、ちょっとした雪ですが、それにしても白銀の世界というのはやはりいいものです。こういう風情を感じられるってことは、本当に幸せなことなんだと、思います。 さて今日は面白いデータをご紹介しましょう(って、今すぐ他に書けるネタがないので ^^))。 私の住居は4LDKのマンションで、24時間換気設備があるのですが、この、24時間換気の吸気口についている、直径8cmぐらいかなぁ・・・の、フィルタの放射性物質を測ってみました。 毎年年一回、大掃除のときに交換しているのですが、いつもは捨ててしまうこのフィルタ、去年末の大掃除のときには、『もしやこれは放射性廃棄物か?』と思い、捨てずにとっておいたのです。 使ったベクレルモニタは、ATOMTEX社のAT1320A。スクリーニング機ですのでその点ご留意を。 結構しっかり出てます。 ちなみにウチは、2011年3月11日の東日本大震災発生後、福島第一原発全電源喪失の報を夕方受けた直後に24時間換気は停止し、換気口に目張りしました、 24時間換気を復帰させたのは4月の下旬、空間線量が落ち着きはじめたころです。よって、3月15日前後、21日前後に関東地方を襲った「濃ゆい」放射能雲を、このフィルタは吸ってません。 にもかかわらずこれだけ明確に検出されています。Cs137とCs134が、しっかりでてますね〜。 このフィルタは、線源として大切に保管しておくことにしましょう。 もっと読みたい奇特なかたは、↓の読みたい月をクリックしてね。 |
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_ 2704 g [こんばんは。 温度計ですが、私もわざとぶっ壊したんじゃないか〜なんて疑っていたので、なんだか、こちらを拝見し、おー..]
_ 青木@管理人 [2704 g さん、こんばんは! ですよね〜。あれ、どう考えても点検する前まではちゃんと動いていたとしか思えない挙動..]
_ 通りすがり [おひさしぶりです。 管理人さんにとっての「酒飲むより楽しいこと」ってとっても気になります(´・_・`) お酒飲んで出..]
_ 青木@管理人 [通りすがりさん、ご無沙汰です ^^) ちょっと時間がなかなかなくてですね、いまだにhtml打ててないのですが、もう..]