2011-06-30 それでも夏はやってくる。_ 佐賀県知事、玄海原発再開容認の姿勢 「安全性クリア」。(11:43記)
仕事が 楽しいからいっか。 ところで佐賀県知事古川、なんでそうまでして原発を動かしたいですかね。全く謎です。 各方面ですでに報道されてますから記事の引用はしませんが、なにをもってして「安全性クリア」と言っているのでしょう。茶化すわけでも皮肉るわけでもなく、本当に、マジメな気持ちとして、なにをもってして「安全性クリア」なんて言えるのか、ぜひお話をお聞かせ願いたいものです。 佐賀県民のみなさん、どんどん知事室に行くなり電話するなりして質問したほうがいいですよ。なんにも遠慮する必要はありません。有権者であり納税者である県民には、県知事へ意見なり質問なりする権利が当然にあるわけですから。 会見内容を読んでいて笑っちゃうのが:
海江田:『2号、3号機の安全性は国が責任を持つと重ねて申し上げたい。』 古川:『疑問に思ってきた点は解消された。』 なるほど。そういうことか・・・ 佐賀県知事古川は玄海原発再開にあたって、もし玄海原発が事故を起こして放射能撒き散らしたとしても、『俺のせいじゃないもんね。国が責任を持つって言ったから許可したんだもんね』って屁理屈を捏ねられるための言質を取りたかっただけってことなんですかね。 それでいて原発利権は失いたく無いと。 あまりにも内容が低レベルすぎて、ここ かにの泡ぶく で取り上げるのすら馬鹿らしくなる茶番も茶番ですが、それでも明日の日本のために、今後も突っ込むべきところは突っ込んで行こうと思います。 というか、最近の原発利権を巡る諸々の事象はあまりにもアホすぎることが多く、これを茶番と言ってしまうのは、最近茶番に失礼な気がしてきました。 だいたい福島第一を見てみれば瞭然ですが、原発事故起きて国が取れる責任ってなんなんですか? 放射能汚染に対して取れる責任って、存在しないんじゃないですかね。 よくよく考えてみればそもそもここで海江田が言っている『責任』って、なんなんでしょうか。その点についてもぜひお話をお聞かせ願いたいものです。 原発は、人類が追うことのできないリスクを持っているんだということを、早く認識すべきです。もし本当に、『2号、3号機の安全性は国が責任を持つ』というのであれば、取りえる策はただ一つ。安全に停止できている今のうちに直ちに完全停止処置して、廃炉にすることでしょう。それ以外に責任を持てる安全策なぞ、無いハズです。 ・・・・・ 一方の大阪府橋下知事。「霊感商法の経産省、やらせの佐賀県」原発再稼働容認でこき下ろす・・・だそうで、いやまぁなんというか、『橋下知事の脱原発はただのパフォーマンスだ』と言っている人もいるようですが、仮にパフォーマンスだったとしても、やっていることが至極真っ当であれば、いいいじゃないですかね。私はWelcomeです。もっとやれもっとやれ。 脱原発路線に対して、それに反対する・・・すなわち原発を推進すべきとの立場の人間からは、それを合理的に説明する話というのは全く出てきません。 抽象論で、「電気が足りない」とか「発電コストが高くなって国際競争力が低下する」だとかホザいてますが、こんなの数字を使って『ちゃんと』計算すると、直ちに否定されてしまうことは彼らもわかっているんですね。 いい加減じたばたするのは、やめなさい。 _ ベータ線がずっと高め推移。(12時00分記)この頃、地味に気になっていることがあるのです。 北側ベランダで放射線量を測定すると、平時にはほとんど検出されないベータ線が、結構検出されるのです。 5月ぐらいからずーっと、同じ傾向なんです。 ガンマ線量は平時と同じで、ウチの近隣モニタリングポストのガンマ線量も、安定しています。 これはなにか、ベータ線だけを出すヤツが空気中を漂っているってことを意味しています。 福島第一原発事故関連物質とは、非常に考えにくい。 ひょっとしてこれ、ラドンですかね。 以前、私は地震予知をしようと思って、空間中のベータ線濃度を常時監視するためのモニタリングポストを作ろうと思っていたことがあります(そのために買ったGM管)。 ラドンは天然に多く存在し、アルファ崩壊とベータ崩壊します。地殻変動が起きると地殻内のラドンが地上に出てきて、空気中のラドン濃度が上昇するという現象が観測されるのですが、このラドン濃度の上昇を、ベータ線で感知できないか? と、思ってのことです。 う〜〜〜む・・・地味に気になる。また来るのか? 今度はこの近辺に。 もっと読みたい奇特なかたは、↓の読みたい月をクリックしてね。 |
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