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かにの泡ぶく


2011-06-18 国際社会からの信用を完全に失墜した日本。

_ フランスにセシウムを送りつけた日本。(12時04分記)

中日新聞からの引用です。

仏に空輸の静岡茶からセシウム検出
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011061890105936.html
2011年6月18日 10時59分

 【パリ=清水俊郎】フランス競争消費違反取り締まり総局(DGCCRF)は17日、日本からパリ近郊の空港に空輸された静岡県産の緑茶の葉から欧州連合(EU)の許容基準の2倍を超える1キログラムあたり1038ベクレルの放射性セシウムが検出されたため、押収したと発表した。

(途中省略)

 AFP通信によると、問題の緑茶の葉は162キログラムのひとまとまりの荷で、日本の出荷元などは明らかにされていない。

キロあたり1038ベクレルもある汚染茶が、162キログラムも輸出されていたということです。

日本の管理体制云々以前の問題ですよこれは。

一度失った信用を回復することは、並大抵のことではありません。

フランスのみなさん本当に申し訳ありません。私がお詫びしてどうなるものでもありませんが、いち日本国民として、お詫びの気持ちを表したいと思います。

_ 食材に対する考え方。(14時20分)

上に書いた通り、輸出されているものですらこの有様ですから、日本国内の市場に出回っている福島、茨城、群馬、栃木、千葉、埼玉・・・等々産の食材が安全である保証なぞ、どこにもありません。

とはいえここ最近、ウチの近所のスーパー等では、西日本産の食材はほとんど全く見かけなくなりました。

以前は普通にあったのに・・・です。

これ、陰謀ですか?  ・・・そんなわけありませんね。

これはおそらく、今までは東日本産や西日本産の農作物は、分け隔てなく日本全国に流通していたのが、今回の一件で東日本産の農作物が、実に流通しにくくなってしまった。わかりやすく言えば、買い手が居なくなったってことなのでしょう。そりゃそうだ。西日本の人達が、わざわざ汚染の可能性の高い東日本産のものを買う必要ありませんからね。

ということで、西日本産の農作物は、西日本内だけで完結消費されていると。

やったね地産地消万歳!! とか言っている場合ではありません。

私の友人からも、『青木は食材どうしてる?』というメールを、ちらほら貰います。

私の食材に対する考え方ですが、『日本政府は福島県近郊の農作物を全量買い上げしろ!』 とか言っているわりには、自分が食べる分については実はほとんど気にしていません。家内にも、『おれらだけが食べるのであればさほど気にしないでいいよ』 と言ってます。

私は平日でも、自宅で昼食を食べることがあります。娘は学校に行ってて家内が作った弁当持参ですから、平日の自宅の昼食は、私と家内の二人だけ。こんなときには気にせず平気で福島県産ブロッコリー食べてます。

市場に出てるから安全だろうとかいう能天気な判断で食べているのではなく、どうせ全量検査なんかしてないだろうから、キロあたり1000ベクレルぐらいセシウム入ってても、仕方ないね・・・というリスクを承知で、食べています(←ここ非常に重要です。各人の死生観に関わることですから)。

先日調べてみたのですが、私は一日に、食材レベルの重量で0.8〜1.0キログラムぐらい食べています。ご飯は炊く前のお米の状態での重量、パスタだったら茹でる前の生麺での重量です。

これらが仮に全部、暫定基準値の倍のキロあたり1000ベクレルのセシウムで汚染されていたとした場合、毎日800〜1000ベクレルのセシウムを食べることになり、これによりもたらされる内部被曝は年間で3.8〜4.7ミリシーベルトになります。

外部被曝と合わせると、今のご時世ですから年間6〜7ミリシーベルトぐらいになりますかね。

ここに住み続ける以上、仕方ないと思っています。

日本は狭い国ですから、なんとかしようと思ったら多少の犠牲、被害を被るのは仕方ありません。年間6〜7ミリシーベルトの負担を私は受け入れることにしています。

もちろんほんとはこんな被曝を受けること自体がおかしいのですよ。日本政府は日本国民の健康を第一に考え、全力を挙げて汚染の可能性のある食材を全量買い上げし、生産者を含む全国民に安心と安全を提供しなければならないという考え方は今でもまったく揺るいでいません。

現状の、『基準超えたら出荷停止』なんて、全くお話にならない国家の危機対応です。

今の日本政府には、国民を守るんだ! 国民に無用な被曝は0.1マイクロシーベルト足りともさせてなるものか! という気概が全く感じられません。

子供に年間20ミリシーベルトまでOKとか、自主避難推奨区域とか緊急時避難準備区域とか特定避難勧奨地点とかそんなんばっかり。

マジで泣けてきます。

どうしてこんな国になってしまったのでしょう。

原発破壊から三ヶ月以上経過した今ですら、飯舘村にまだ人が住んでいるとか、現状収束の目処すら全く立ってないのに「再生可能エネルギー電気調達特別措置法案」とかそんなの来年でいいんだよみたいなことにリソース割いてみたり、わけのわからないことしか出来ない日本政府にこれ以上何も期待はできません。

仕方ないです。潮満ちればやがて引き、冬来たりなば春遠からじ・・・の気持ちで、自分で出来ることを全力でやりつつ、今の時を生きるしかないでしょう。

が・・・上記はあくまでも私自身の場合です。

娘が食べるであろう食材については、徹底して低汚染食材確保してます(実際に確保しているのは家内ですが)。家族揃っての食卓上には、放射能汚染されている可能性のある食材は絶対に出さない。出すもんか。出してたまるかという強い信念を持って、日々見えない敵と戦ってます。

なんと言っても子供です。大人の都合を子供に押し付けるわけにはいきません。彼女が自分で自身が許容するリスクを判断できるようになるときまで、子供を守らねばならぬのは親の責務です。放射線に対する感受性だって、アラフォー超えたおじさんよりも遥かに高い。福島、茨城、群馬、栃木、千葉、埼玉・・・等々産のものは、絶対食べさせません。どうしても止むを得ない場合は、ごく微量にとどめます。

お米は今のところ去年のものがまだまだありますのでセーフですが、肉類はアメリカ、オーストラリア、ニュージーランド産等をチョイス、骨の多い小魚はデンジャラスなのでしばらくお休みです。

ウチはもともと家族揃っての外食率は低いのですが、最近は特に控えてます。たま〜に、月に1,2回だったら、まぁ娘が食べても許容範囲かな〜って感じで考えてます。

娘が食べるセシウムは、なんとかして毎日20ベクレル以下にしたい。そうすれば、年間0.1ミリシーベルトの内部被曝で抑えられますから、まぁ大丈夫でしょう。

こんな感じで、生活しています。

_ 薔薇は数年なら放置プレイでも大丈夫?(15時24分記)

つい先ほど、雨が降ってきました。今日は夕方のお散歩は、中止かな?

ところで先日、朝、いつものようにベランダにある鉢植え達を見ていたら、薔薇のつぼみが膨らんできていました。この薔薇、もう買ってかれこれ何年経つんだろうか。7年ぐらい経つのかなぁ・・・はじめのうちは毎年丁寧に追肥とか土の入れ替えとかしていたのですが、ここ数年、すっかりもう放置状態。薔薇って、綺麗な花を咲かせるためには手がかかるって話をよく聞きますが、本当にここ数年はすっかり放置状態で、数日に一度の水あげしかしてません。

雑草も、もうぼうぼう生えていて、鉢の上はまるで別の植生になっています。

こんなんでも毎年綺麗な花を咲かせているわけですから、薔薇って、言うほどヤワではなく、案外大自然のなかで強くたくましく生きてゆく植物なのかもしれません。ちなみに去年は、5月25日に咲いていました。一昨年は11月10日。その前の年は5月1日。咲く時期が随分ばらばらですが、ロクに面倒みていないから、こんなことになっているのかな? あれ〜、でも以前、ちゃんと追肥したり土変えたりしていたときには、毎年春と秋の二度咲いていたように記憶しているので、これ、放置状態が原因で年に一度の開花になっちゃったのかもしれません。


で、『今年ももうすぐ咲きそうだな』などと思いながらつぼみを見ていると、茎のところになんか小さい しめじ みたいのが生えているのに気が付きました。

これってなにかの病気?

気になったので、オリンパスE-P1にクローズアップレンズを付けて拡大撮影してみたのが左の写真です。

なんなんですかね、これ。

もととも、こういうものなんかな。

いずれにしても、引き続き放置状態を決め込み、様子を見てみるつもりです。


薔薇の葉っぱって、外周部に棘がつんつん出ているのですが、ここもよく見ると、水滴が付いていて実に美しいです。

これ、水をあげたわけでないので、葉っぱの内部から浸出してきているのでしょうね。

写真には撮れなかったのですが、この水をアブラムシが吸いに来ています。

アブラムシの世界は、どんな様子なんでしょうか。

みんな仲良く平和に生きているのかな。

アブラムシが居たのですが、少しだったのでこれまた駆除せず放置状態です。

_ 遂に狂ったのか静岡県知事。(23時01分記)

あきれてもはやコメント不能です。

asahi.comから引用です。

静岡知事「飲用茶にすれば問題ない」 仏での検出受け
http://www.asahi.com/national/update/0618/TKY201106180410.html
2011年6月18日20時43分

 「静岡」の茶から基準を超える放射性物質が検出されたとのフランス政府の発表を受け、静岡県の川勝平太知事はコメントを発表し、「仮に製茶の数値が1千ベクレルだとしても飲用茶にすれば10ベクレル程度になる。飲んでもまったく問題ないと考える」と県の独自調査の結果を示して安全性を強調。その上で「情報を確認し、早急に輸出ルートを調査する」とした。

もう私は自分の意見を躊躇せず言うことにします。そもそもここは自分のブログですからね。

静岡県知事って馬鹿なんですか? アホなんですか?

同じ日本人として、非常に恥ずかしいです。

フランスの輸入食材の放射性セシウムの規制値が、キロあたり500ベクレルなんですよ。さらに言えば、日本の暫定基準値も、キロあたり500ベクレル。これですら相当ゆるい基準ですが、それを倍以上も超えてしまった汚染静岡茶葉が、フランスに輸出されてしまった。

しかも、自分らで検知できずに、フランス側の受け入れ検査で検知されはねられて廃棄処分された。

普通だったらはじめに謝るべきところだろ!

それをなんですか? 「飲んでもまったく問題ないと考える」とか言ってるの馬鹿でしょ。貴様の個人的見解なんか、関係ないですよ。国際的なコンセンサスで運用されてきた放射性物質の規制値にひっかかるようなものを出しておきながら、詫びもせずに持論を展開して逆ギレですよ、これ。

俺がフランス政府の要人だったら、日本からの食材輸入は直ちに全面禁止します。

他の国から買えば済む話ですからね。

_ 福島第一原発収束への道筋は?(24時05分記)

汚染水浄化システムが稼動後いきなり5時間で停止し、再稼動の目処立たず等々全く事態の収束が見えない福島第一原発の状況ですが、私は実はこれ、現場では想定内でしょって、思ってます。

私は以前、水処理関係の仕事をしていたことがあります。取引先は食品会社が多く、守秘義務だらけなので詳細はいまをもってしても言えないのですが、例えば新しい地下水おいしい水の処理プラントとか言うと、相当大規模な設備を構築します。

こういうラインってのは、試運転調整でデータ取り含め、どんなに短くても二週間はかかります。当たり前ですけど地下水汲み上げてラインに通水すれば、水漏れがあるわけです。どんなにちゃんと施工しても、もうね、何千箇所っていうフランジがありますから、少しの水漏れは普通に出ちゃうんですよね。

一週間ぐらいかけて水漏れ止めたらあとは水温とか流量とか濾過器の処理能力等のデータ取りしつつ、二週間から一ヶ月ぐらいかけて本格稼動に入るわけです。

今回の福島第一原発に導入された汚染水浄化システムは、まさに世界初・・・というか、世界初にならざるを得ないシステムでかつ、多国籍システムです。こんなもんが、まず一発で動くハズがない。そんなことは現場の人間は当然分かっているはずです。

無理矢理動かしたらいきなり5時間で停止。吸着剤の表面線量が停止基準にいきなり達したってことですが、そんな理由は実は些細なことで、おそらくは、このぐらいの時間で止まるであろうことは、現場は当然に予期していたと、私は思います。

ではなぜ、こんなことしているのか?

私のあまりにも穿った見方の勘違いであって欲しいと切に願うのですが、自衛隊のヘリからの放水と同じことしているのではないのかな・・・って、思ってます。

すなわち、効果がないことなぞ、はじめから分かっていてやっていると。

1〜3号機は全部メルトダウンしてます(メルトスルーという言葉が出てきましたが、メルトダウンと状況的にはあんまり変わるところはないので、私は引き続きメルトダウンという表現で行きます)。冷却水はぶっ壊れた燃料棒にじかに触って流れ出てくるので、これを浄化するということはすなわち、燃料棒を冷却水経由で外部に取り出すという行為に極めて近いことをやろうとしているんです。

多分無理ですよ。

仮にちゃんと動いたとしても、あっという間に浄化システム周辺は超高線量になってしまって、誰も近づけなくなります。

ではどうすればいいか?

これはもう、ラムにお願いするしかないでしょう。すなわち、地球人類では対処不能だってことです。


現実解としては、福島第一原発を取り囲むように、地表から地下岩盤まで遮蔽壁を設置し、汚染された地下水が福島第一原発周辺から漏れ出ないようにする。特に、世界に通じる海側には絶対に汚染水が漏れ出ないように。陸地側は多少は仕方ありません。日本国の責任として国土の汚染は受け入れねばならぬでしょう。

ぶっ壊れた建屋は現在計画中のあのカバーをかけて、大気中への放射性物質撒き散らしを封じ込める。

あとはもうそのまま、福島第一原発周辺は少なくとも四半世紀は封鎖、その後も線量推移を観察しながらもしかしたら一世紀以上に及ぶかもしれませんが、封鎖です。

冷却システムは、放射性物質を取り除くなんてこと考えないでいいです。まずは、塩分を除去。これは必須です。鉄が錆びますしステンレスは応力割れを起こしますから、塩分は除去しなければなりません。でもこれは、そう難しいことではないと思います。

塩分除いて、少しアルカリ性に振って、あとはそのまま高濃度汚染水を循環させて冷却するしかないでしょう。

安全に冷温停止とか、その後に原子炉解体除去とか、もはや不可能な状態だと私は思っています。汚染拡大、爆発しないような状態を確保して、現状放置状態にするしかないのではないかと。

落ち着いたらそのとき改めて、周辺地域の除染作業にかかるという段取りです。

仕方ありません。もうあんなにぶっ壊れて汚染されてしまったので、どうしようもないです。福島第一原発周辺に住んでおられたみなさんには、かける言葉が見つかりません。

なんという負の遺産を、我々は残してしまったのか・・・

こうならないで済むことを、本当に祈ってます。

本日のツッコミ(全6件) [ツッコミを入れる]
_ JK (2011-06-18 21:27)

ひょっとしたら、奥様がこっそり薔薇を慈しんで面倒みていたりして。雑草抜くとバレるので栄養だけ。でも旦那さんが「放置プレイなのに綺麗な花が咲く〜」と喜んでるので、聞いても絶対言わないと思いますよ。念のため、なんちゃって(^^;;

_ 青木@管理人 (2011-06-18 21:32)

それ超怖いんですけど ^^)<br>知らないほうがいい真実ってのもありますから、ええ・・・

_ JK (2011-06-19 00:37)

静岡知事の発言は、わたしも聞いたとたん絶句しました。愚かな対応で日本茶全体が敬遠されるのでは、と、心配です。<br>チェルノブイリ事故の時は、『すべての食品』で、輸入制限値 370 Bq/kg を越えた食品は輸出港へ積み戻された、という話ですよね。500よりキビシイ、他人に厳しく自分に甘い 370で。<br>それに静岡県で研究所かなにか公的なところに勤めてる人から、お茶を飲むだけじゃなくて食べたりして消費を増やす研究をしている、という話を聞いたことがあるんですが、調べてみたら、たくさんありますねー。<br>ttp://www.city.shizuoka.jp/deps/norin/tea/<br>ttp://www.siz-sba.or.jp/kencha/know-how/<br>ttp://www.wbs.ne.jp/bt/chacha/library/cha_tayoto.htm<br>ttp://www.wbs.ne.jp/bt/chacha/library/tayoto_pdf/3-sozai.pdf

_ 青木@管理人 (2011-06-19 09:38)

私はお茶が大好きで、静岡県はウチから東名使えばすぐいけることもあって毎年五月連休時には家族旅行ついでに買い出しに行っていたのですが、今年は行きませんでした。<br><br>で、お茶屋さんも、お茶の新規用途普及にすごい熱心で、パンに混ぜたり天婦羅にしてみたり、フライパンで炒ってご飯に混ぜたり等々、いろんな新規提案をしていて、実に面白かったのです。<br><br>新茶の天婦羅は本当に美味かったです。酒の肴にぴったりですよ、ヘルシーだし。<br><br>店頭に並んでいるお茶は飲用以外の使用が禁止されているわけではないので、これを飲用前提で強引に安全性を展開する静岡県知事はどうかしています。<br><br>それほどまでに飲用前提で安全性を展開したいのなら、静岡茶は茶葉状態で流通させないで、飲用茶にしてから流通させろと言いたいです。<br>それなら言っていることは、理解できます。

_ JK (2011-06-19 11:03)

福島第一原発事故は、現状見守り、なんかやってるフリの継続、だと思います。<br>放射能が高濃度すぎて、日本の基準では作業ができませんから、日本でこれ以上のことがは不可能なので。<br>奥原希行(著)ウラジミール シェフチェンコ(撮影)広瀬隆(解説)の『チェルノブイリクライシス—史上最悪の原発事故PHOTO全記録』を最初に読んだのが5月、東電がメルトダウンを認める前。これって日本ではできない対応だなーと暗澹たる気持ちになりました。今再度図書館で借りてきて読んでるのですが、当時のソ連の対応はやはり隠したり、良くはないですが、収束に向けて文字通り「命がけ」で対応してそれでやっと現状なのです。<br>自らの命を犠牲にしても死が約束された作業に立ち向かっていける人が何万人も必要なのですが、そんな尊い方がいたところで、日本の法律ではそれを許すこともできません。<br>日本はただ遠巻きに福島第一原発事故現場を眺めて、ビニールハウス〜? 台風来たらどうするんだよ? みたいな子供だましなことをやって100年とか過ごすんではないでしょうか。放射能レベルが自然に下がるまで待つしかない、というか。<br>東電会見もダラダラと何十年か続けるのかな。松本純一さんが「長い間お世話になりましたが、今日でお別れです」とかいって定年退職していくシーンが見られるかも?(^^;

_ 青木@管理人 (2011-06-19 14:22)

同感です。<br>チェルノブイリはまさに決死の覚悟で石棺建造を成し遂げましたが、日本はもうすでに手遅れだと思っています。法律の問題ももちろんありますが、あんなに海が近くにあるのに、放射能汚染の地下と海への対策が全くできなかった。<br><br>どのぐらいの距離が適当かはわからないですが、原発から例えば半径2キロメートルぐらいをぐるりと囲う岩盤まで達する地下遮蔽壁を作って、汚染地下水を原発敷地付近に封じ込める。海側をどうするかが実に悩ましい問題なのですが、これもどうにかして汚染水が外洋に出て行かないように、対策する。<br>建屋から汚染水が溢れること前提で、あのへんの地域全体の構造を再構築するしかないかなと。<br>あとは、その汚染敷地内だけで、汚染水をじゃばじゃば循環させて原子炉にぶっかけながら、時が経つのを待つしかないのではないかと。<br>もう、遠巻きに見ることのできる距離で行える対策をするしかなさそうです。<br><br>でもまた大地震が来て、15メートルの津波に襲われたらアウトですね。<br><br>恐ろしい話です。


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