2011-06-07 改めて健康な日常のありがたさ。_ 腰痛その後。(8時40分記)今から医者に行ってきます。 私が医者に行くという決断をするのは、相当なことなのですが、これは少しやばそうです。 近所の狂ったように混んでいる整形外科は行きたくない(先生自体は信頼できるのですが)ので、10年ほど前に行ったことのある、駅ひとつ離れたところにある整形外科に行ってきます。ここは10年前はそんなに狂ったように混んでませんでした。ここの先生も、大変よい人でした。 実は整形外科に行く前に、内科にも寄っていこうかなと。内臓疾患の疑いを消去しておきたいと思って。 というわけで血液検査に備えて、今日の朝食は「水」でした。 _ 診察終了。(12時40分記)結局内科には行きませんでした。「ひょっとすると・・・?」と思って、あのあと整形外科に電話してみたのです。『あのー、突然に腰が痛くなっちゃったのでそちらにお伺いしようと思っているのですが、血液検査ってされる可能性ありますか?』 電話対応のおねぇさんの「少々お待ちください・・・」の後、必要があると認められれば、採血しますとの由。 なるほど。 これで内科的視点からの診察もしてくれるということが判明。よって、いきなり整形外科に行ってきました。腰のあたりのレントゲン4枚撮影。腰椎レントゲンって、胸部レントゲンに比べて30倍ぐらい強いって話を聞いたことがありますので6ミリシーベルトぐらい浴びたかな。 あっちこっち足をひっぱったりぐにぐに押されたり腰をトントンされたりした結果・・・ 整形外科的所見は特に無く、骨格の構造ならびに位置関係は実に綺麗だとのことです。実際レントゲン写真見てみると、背骨が綺麗に並んでました。 内科的疾患が疑われる面も無く、特に、内臓疾患による腰痛の場合は、安静していても痛みが減ることが無いからすぐわかるとのことです。 私の場合、横になったり、座ってじっとしている分には全く痛くありません。腰を動かすと、痛いのです。 先生曰く『これはすなわち筋肉疲労ですね〜』。 座位での仕事時間が長い人は、腰にどうしても負担がかかると。座っていると、立っている状態の1.4倍の加重負荷がかかっているそうです。それにより蓄積された筋肉疲労が、寝ている間に出てきたか、あるいは、筋肉疲労に加えて寝ている間にヘンな姿勢になって一気に筋肉が痛んだか、そんなところでしょう・・・とのことでした。 痛くないように気をつけて生活してれば今週末には治ってると思うけど、早く治るように湿布と飲み薬を出しておきますね〜 とのことでした。 処方箋貰って、途中薬局寄って、帰ってきました。 昨夜は3/11以来の久しぶりな休肝日にしたのですが、また今日から毎日お酒が飲めそうです。 _ 海水浴シーズンもうすぐ。(22時05分記)我が家は毎年夏に、西伊豆にある土肥海水浴場に泳ぎに行っています。そうですねぇ・・・娘を海に放しても大丈夫になったころからまさに毎年行ってますから、かれこれ十年ぐらいになるでしょうか。十年前はほんとうに長閑で平和な海水浴場だったのですが、ここ数年、なにがあったのか知りませんがなぜか急に賑わいだして、真夏の太陽の下、パラソルの花が随分沢山咲くようになりました。 が・・・ 今年はどうしよっかな〜 そう、放射能問題です。 まぁ、西伊豆ならば、福島第一原発からかな〜り離れていますから、随分余裕はありますよね。途中、茨城、千葉、神奈川とあるわけですから、茨城、千葉、神奈川の海水浴場での放射性物質の検出状況を見ながら、自分でリスク判断しても大丈夫そうです。 またもし、西伊豆で泳いでいるときに福島第一原発で意図せぬ事態が起きて、原発内に貯蔵してある高濃度放射能汚染水が一気に海に流れ出たとしても、西伊豆の海にヤツらが来るまでには数日間はかかるでしょう。異常事態の情報を知ってからでも危険は避けられそうです。 が・・・ 茨城県付近は危険ですよね。 報道によれば、茨城県は独自に、海水浴場の放射性物質の分析を行い、海水浴シーズンに向けて海の安全をアピールしていくそうです。 ・・・・・ 茨城県のみなさんには本当に申し訳ないとは思うのですが、私としては、今年の海水浴は、茨城県下で一斉取りやめるべきだと思います。 そう思うのにはいろいろな理由があるのですが、最大の理由は、『海の安全が確保できない』 ということです。 なんせまだ福島第一原発は収束しておらず、いまだに放射性物質を世界に向けて撒き散らしている状態です。 さらに、建屋内にある高濃度放射能汚染水が、海に出て行っては居ないという確証はどこにもなく(むしろ私は地下やどこか未発見な経路を伝って出て行っていると考えている)、汚染は今も進行中なのです。 だから、仮に今日、サンプリングした海水に放射性物質が無かったとしても、明日も無いかといえばそんなことは誰にも保証できない状態なんです。 福島第一原発が冷温停止し、外部への放射性物質の放出が完全に止まった後、しばらく経ってから(半年から一年ぐらいですかね)はじめて海の安全を確認できる段階になるのだと、思っています。 海水浴場全面閉鎖したことによる損害は、当然ですが東京電力に賠償請求するのです。そのために、茨城県は県をあげて全力で損害を受けた県民を支え、東電と交渉するのです。 さすがに国民もいい加減気が付いてきてますよ。こんな状況で海開きしたって、現実問題として誰も来やしません。今日放射性物質が検出されなかったからって、明日の安全が保証されないことは、少し考えれば誰にだってすぐわかります。 万一、海水浴中に福島第一原発で事故が起きて、高濃度汚染水が海を伝ってやってきたのを浴びて被曝したら、一体誰が責任を取れるのでしょう。このケースの責任問題は極めてややこしくなりそうです。最悪『泳いでいる人の自己責任』で片付けられてしまいそうですよね。サメに食われたのと同じ扱いで。(サメは目に見えますから、放射性物質に比べればかなりマシですが) 今年の夏は、いつもに無い一工夫が必要そう。 もっと読みたい奇特なかたは、↓の読みたい月をクリックしてね。 |
最新ツッコミ |
大した事無くてよかったですわ。<br>てっきりゆきぴゅーは「お酒飲み過ぎですよ病」だと思っていました。
よかったよかった。<br>じゃーそろそろやりますか(笑)
ゆきぴゅーさん、ありがとうございます。<br>早速今宵、ワイン1本空けました。<br>太古の昔から、大酒飲みが内臓疾患で腰痛を発生すると、それはすなわちもう手遅れ率が非常に高いと言われていますから私も相当センシティブになっていたのですが、そうではないと分かってすっかり安心です。<br><br>とはいえ、やはりそろそろセーブしはじめないといけないお年頃なのかもね・・・と、思い始めています。
た さん、あーほんま、ですね。<br>近頃まったくもっていかんともしがたい状況で、これはまさにいかんです。<br><br>マジそろそろなんとかします。
青木さんに全く同感です。<br>昨夏は大洗に2回行ったのですが、原発事故が収束せず、「放射性物質ダダ漏れ状態」が<br>続いている以上は、たとえ茨城県の測定結果がどうなろうと、海水浴なんぞに行けるわけがない。<br>しばらく前から茨城県内は空間線量こそ安定していますが、海への汚染水漏れはどうかはっきりしないし、<br>仰る通りで、自分が海に行った日に高濃度の汚染水が流れてくる可能性もあります。<br>あたかも、JCOの事故当日、「ひょっとしたらその頃常磐道で東海通ってたかも?」<br>みたいな話ですよね。<br>それを「風評被害」と言われてもな…というのが正直なところです。<br>賠償の件も全く同感です。リスクは消費者というか一般国民というかの側に振らず、<br>全て東電が引き受けるべきです。<br><br>あくまで個人的な判断ですが、茨城県南部で生活をすることを忌避する程での状態ではない、<br>しかし、全てのことを3月11日以前と同じように生活して「安全」だ、<br>と言える程ではない、飲食物の選択や海水浴等の行動には注意すべき、<br>というのが茨城県南部在住の僕の今の考えです。
yimamuraさん:茨城県に関しては陸上で生活するにおいては、一般的な注意をしていれば私も大丈夫だと思います。 <br>ただ、ここ横浜においてもなのですが、3/11以前と全く同様に無防備で生活するのは危険ですよね〜。 <br>3/15〜、3/21〜に東京神奈川にも相当な量の放射性物質が降り注ぎました。これらは地に積もって未だに環境放射線量を底上げしております。また、そのへんのお店で売っている食材にも3/11以前より多くの放射性物質が含まれていることは間違いありません。<br>これらを考えると、『少しでも汚染度の低い暮らしをしなければ』という注意は引き続き必要だと思っています。 <br>とはいえ、3月4月のころのような、臨戦態勢的緊迫感は今は不要で、肩が凝らない程度の少しの注意でいいかなって、思っています。<br><br>神奈川県のJAが、乾燥茶葉の検査基準を巡って『生産者保護』とか言って基準値引き上げを要請するとか、トチ狂ったことを言ってますが、そんなことしたら神奈川県のお茶を誰も買わなくなるってことが、わからんのですかね。<br>生産者保護とか言っておきながら、それは生産者にとどめを刺すに等しい行為です。信用、ブランドを築き上げるのには長年の努力と世間からの信頼が必要ですが、ほんの一瞬の間違いで、そうした信用、ブランドは一気に失われます。<br><br>今回の放射能汚染は、消費者はもとより、生産者だって誰一人として悪くないわけです。生産者を真剣に保護したいのなら、放射能検査をしっかりやって、汚染物は全量破棄か県が買い上げ。損害は一時的には県が補償するなりなんなりして、県を上げて全力で東電に請求するというのが、誰が考えたって普通に当たり前に判断できるロジックです。 <br><br>なんで日本は、急にこんな当たり前のロジックが通用しなくなってしまったのか、本当に謎です。 <br><br>原発マジックはいろんなところに潜んでいるようです。
生産者のモチベーションといったような点も考慮すべきだというのは理解出来ます。<br>ですが、だからと言ってそれと引きかえに消費者にリスクを負わせるというのは全く理解出来ません。<br>やみくもに基準を緩くする行為は、より安全性の高いものの消費すら忌避させてしまうんじゃないでしょうか。<br>口に入れるものに関しては、明白に「安全である」と分からない場合は、極力安全側に振った対応をするべきだと考えます。<br>これは何も放射性物質に限りません。他の要因でもです。<br>汚染された食品は市場に出さない、汚染の責任は汚染させた者が取る。<br>当たり前のことだと思うんですが…。