2011-06-05 嘘に嘘を塗り重ねる愚かな日本政府。_ アジサイが綺麗な今日この頃・・・梅雨時のじめじめ季節にあって、アジサイの花はとても可憐で色鮮やかで、まさに梅雨どきの風物詩と言ってよいと思います。私も大好きですし、よくモデルさんにもなってもらいました。 ただ、今年ばかりは少し違った見方をしています。 アジサイって、実は金属元素を吸収しやすい植物なんですね。あの花の色も、金属元素の吸収量によるのです。 ってことは・・・セシウムも吸収濃縮するのけ? なんとかして調べてみようと、思っています。 _ 3月12日朝のテルル検出が今頃報道されている件について。馬鹿なんですかね。というか、馬鹿以前の問題でしょう。 原子力保安員曰く『隠す意図はなかったが、国民に示すという発想がなかった。』 猛烈に言いたいことは山ほどあるのですが、あえてひとつだけ言わせてもらえるならば、『おまえらの仕事に発想は必要ない。得られた情報をなにも考えずに即時開示しろ!』と言いたいです。 今頃になってこの重大発表ですよ。各方面ですでに報道されている通りなんですが、テルルなんつうものは、燃料棒が溶融することで漏れてくるものなんですが、かつ、それが外部に出てこない限り、外部では検出されないんです(言っていることが当たり前すぎて恥ずかしいのですが、ここ最近の日本は当たり前なコトが当たり前でなくなる事態が普通に起きるので、あえて当たり前な確認をしてみました)。 外部に出てきたってことは、それはすなわち圧力容器はもちろん、格納容器からすらも漏れ出ているってことであり、テルルが出てきたってことは、その他の原子炉内にあるいろんなあらゆる放射性物質が外部に漏れ出てきているってことを意味するんです。 福島第一原発で起きた一連の爆発の初回は3月12日午後に起きた1号機の水素爆発です。それ以前の相当早期にすでに圧力容器内の物質が外部環境に漏れ出てきていたということです。 これを今まで隠していたという行為は、まさに犯罪です。当然この情報は日本政府には伝達されていたでしょう。ということは、日本政府は、日本国民被曝放置を決め込んだわけです。改めて思うにアメリカの半径80Km避難指示の的確さが際立ってくる事実です。 1号機の水素爆発発生後、日本政府並びに原子力保安員は、「1号機の圧力容器に損傷は無い。格納容器の健全性も保たれている。」と、言い張っていたわけです。テルル検出を知りながら。 どうしてやればいいんですかね・・・ ここ、かにの泡ぶく も、いつになったら以前のような、くだらない四方山話を書けるようになるのか。 平凡だった日常がヤケに懐かしい今日この頃です。 もっと読みたい奇特なかたは、↓の読みたい月をクリックしてね。 |
最新ツッコミ |
テルルの件もそうですが、福島市内で3/15には確認されていたという雑草などの高い放射線量(数万〜数十万ベクレル/kg以上)もまた未公表だったとの由。東電も役人も、揃いも揃ってこうした命に関わる情報の非開示を「混乱」の一言で片付けようとする。……本当に怒りが収まりません。<br>www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1062/20110604_03.htm
放射性物質飛散状況について知る術を持たない善良なる日本国民に対して、知っているのに「知らせない」という暴力行為を行っている日本政府のこの様は、まさに国家がもたらしている国民虐待、迫害行為だと思います。