神奈川県の秦野市、丹沢丘陵にある湖というよりでかい池。関東大震災で出来たという。その存在は以前より知っていたものの、訪問は今回が初。 近くに市営無料駐車場があるので、そこに愛車エスクードを停めてしばし森林お散歩。 まさにでかい池って感じであるが状況的には釣り堀。そこかしこに釣り人たちが糸を垂らしている。 なかなか地味なスポットだが、へんに観光地化されておらず、素朴な雰囲気が大変に気に入った。 ちょくちょく来よう。
その後丹沢湖へ向かい、紅葉狩り&昼食を取ることに。 写真の天ぷらは、すでに半分ぐらい食べちゃった後の写真。あまりに旨そうだったので、出来立てをちょっと食べてみたらばまさに絶品だったので、写真撮り忘れて食べてしまった。これで確か700円。激安と言ってよいだろう。銀座の天ぷら専門店とはまた違った世界の旨さであり、かつ、遥かにリーズナブル。これぞ土地の利と言えよう。これを食べるためだけにまた来たいと思うほど。 紅葉は、常緑樹の緑と紅葉の色のコントラストが鮮やかで、とても綺麗だった。このトーン、丹沢湖ならではのものだと思う。 以前、ジムニーに乗っていたころは、このへんはほんとうによく走りに来ていたものだが、ここ数年はほんとうにご無沙汰で大変に久しぶり。 ジムニー時代には犬越路峠を走破(こっちからあっち側へ)したことがある(ついでに言うともっと昔のギャランシグマ時代にも走破したことあり)が、その後頑丈なゲートが常時閉じられており、世附林道、表丹沢林道とともに幻の林道となってしまった。 それでも以前はトンネルの手前までは行けたのであるが、5年ほど前に行った時は、県道?を中川温泉先で右に入ってのぼった先で、すぐゲート(このへん)。 今日も行ってみたが同様な状況であった。 日本各地の林道は、甘い気持ちで突入して事故るドライバーが後を絶たないこともあり、こういう形での『マジな閉鎖』が急増中だ。これは最近に始まったことでは無く、私がオフロードバイクで林道探索に夢中になっていた大学生時代からのことだから、それから20年を経過した今となっては閉鎖されまくりだろう。 以前の林道入り口は、「用の無いものは通るな」というような意味からなる、原則通行止めであるが、通るなら、死んでも屍拾わないぜ的自己責任において通行可と取れるような形態が多かった。犬越路もそうだった。 しかし、それではやっていけない世の中になってしまったってことだろう。 これは林道の世界だけでなく、一般社会でもそうだ。 私は規制されることを大変に嫌う。だが、規制を嫌う以上は、規制される以上に厳格な自主規制を自分に課す。 そこんとこ、わかって欲しい。 林道に甘い気持ちで突入してきて、勝手に事故る連中。事故ったら事故ったで大騒ぎ。そんなやつらは、頼むから林道に入らないでくれと言いたい。入る以上は、最低限度の大人としてのマナーと判断能力とを身に付けてからにしてくれ。 そうそう。林道走行中、カモシカ(ただの鹿?)が、前方十数メートル程度のところを横切る。天然の鹿を初めて見た娘は大喜び。この季節、丹沢界隈山中で鹿は比較的よく出くわす動物であり、私は何度も見たことあるけど、何度見ても、感激するものだ。