2009-07-31 今日も解析・・・_ シグマDP2 vs オリンパスE-P1 ダイナミックレンジ対決-その2結局昨日の比較は、カメラのメカシャッター精度を確認しているだけだったという事実に少し凹んだ私ですが、今日は作戦を変更して、グレイパッチチャートをオーバー露光/アンダー露光して飛び方、潰れ方を観察してみることにしてみました。これなら一枚の画像の中で判断できますから、メカシャッターなどの精度問題は無くなります。 周辺減光の影響を避けるために、部屋全域を使ってチャートを画像の中央付近に小さく写るようにします。均一に照明をあててみて、白い紙を撮影することでチャート領域はほぼ均一の輝度で撮影されることをあらかじめ確認しておきます。 撮影感度は昨日に同じく、E-P1はISO200、DP2はISO100です。 最適露光時のパッチ輝度プロットと、最も黒いパッチをほぼ適正露光にした時(すなわち白飛び特性)の輝度プロット、最も明るいパッチを適正露光よりちょい暗めにした時(すなわち黒潰れ特性)の輝度プロットを、おいておきます。別窓でグラフオリジナルサイズが表示されます。 黒潰れ特性の輝度プロットはどうしても開始位置の輝度を合わせられなくて、E-P1だけ高め開始になってしまっていますからその分差し引いて観察する必要がありますが、こうしてみても、特にE-P1が目だってダイナミックレンジが狭いってことは、無いように思います。 精度がなんとも雑なので難しいところですが、R-D1はやはりダイナミックレンジで頭ひとつ分出ているような気がします。昨日のテストでR-D1が最も狭いという結果になってしまったのは、やはりメカシャッター精度の問題であったようです。 E-P1が特に狭いとは感じたことありませんでしたが、R-D1がE-P1に負けるなんてことは、さらに全くこれっぽっちも感じたことなかったですからねぇ。 しかしこんなことばかりやっていないで、いい加減ちゃんとした写真を撮りに出かけなければなぁ・・・ _ シグマDP2 vs オリンパスE-P1 ダイナミックレンジ実写サンプル。自室の窓際で簡単に撮ってみました。 比較しやすいように、E-P1の画像サイズの縦をDP2に合わせてリサイズし、DP2の画像サイズの幅をE-P1に合わせてトリミングしております。 左がE-P1、右がDP2です。 こうしてみるとどちらもほとんど同じぐらいのダイナミックレンジ持っているように見えますが、ほんの気持ち、すこぉぉぉしだけ、DP2のほうがトーンが豊かですかねぇ・・・ DP2のほうが、白い紙の飛び方が、滑らかなように感じます。DP2に贔屓してますかね ^^) でもほんの少しの差しかないですね。事実上同じだと言ってしまっても、よい程度の差だと思います。 もっと読みたい奇特なかたは、↓の読みたい月をクリックしてね。 |
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