2009-07-04 フォビオンとの戦いは続く・・・_ SIGMA DP2のISO50その後・・・6月30日の泡ぶくで、シグマDP2がISO50で高輝度部分に色抜けを起こすことを報告しました。その翌日、シグマのサポートへメールで質問をお送りし、Raw画像を送る等何度かのやりとりをさせていただいた結果、いちおうの結論を得ることができましたのでまとめておこうと思います。
■SIGMA DP2のISO50で高照度下高輝度色抜け(特に黄色)が起きる件について 2009年7月4日時点でのまとめ 以前にもシグマのサポートさんには何度か質問をさせていただいているのですが(Rawのフォーマット教えて / ダメ! 等)、迅速丁寧で、ちゃんと話が通じるとても気持ちの良い対応をいただいております。いわゆるマニュアルリプライではなく、知識を持った担当者が、ちゃんと個々の事情を考えて対応してくれているように思えます。本来は通常がこうあるべきなのでしょうが、最近あるべきものがないどころか、むしろカスタマーであるこちらが不快感を覚えるような対応をされることすらありますから、シグマの対応を見ていると、基本をちゃんと押さえるってことは当たり前だけどとても大切なことなのだなぁ・・・と、感じます。 というわけで、早速公開ホヤホヤのSPP 3.5.2をゲットしてISO50のRawを現像してみました。
左と真ん中を比較してみますと確かにSPP 3.5.2 で白飛びは軽減してはいるものの、完全に解決はしていないようです。やはり、ISO50の使用は控えたほうが無難ですね。 興味深いのは、完全では無いにしてもここまで改善するってことは、SPP の中では上下結構切り捨てている部分があるってことなのでしょうか。う〜む、なおのこと、自力現像してみたいところだなぁ・・・ さて、ISO50がこうまで違うと他の感度でも差が当然出てくるのではないかと思い、ISO100のRawをSPP 3.5.1と3.5.2で現像してみました。
Raw撮りを基本としていると、こういうとき困るというか、悩みますね。過去に現像して生成したJPEGをどうしようかと。JPEG撮りの場合でも、カメラFWをバージョンアップすると画調が変わることはよくありますが、JPEG撮りであれば過去に撮影したものはもはやどうしようもないので悩みようが無いのでよいのですが、Raw撮りだと、過去に遡って新しい現像ソフトを適用できますからねぇ・・・ もともと私の基本はJPEG撮りで、DP2の場合はやむを得ずRaw撮りしているという事情がありますので、いっそ、現像してJPEGを得たRawはその場で捨ててしまおうか・・・などと、本末転倒なことを検討している土曜日の昼下がりです。 もっと読みたい奇特なかたは、↓の読みたい月をクリックしてね。 |
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