2005-07-25 台風接近。_ 朝いちでバリウム。例の喉の違和感検査のため、先日行ったファイバーによる目視に加え、今日はファイバーの死角になる部分のバリウム造影を行った。 結果、特に異常は認められずということで、「咽喉頭異常感症」との診断。漢方飲んで経過を見ることに。 _ 植物避難。台風接近に備え、バルコニーにおいてある植物達を、適宜避難。 弱弱しいものと、水に弱いものは家の中へ。そうでない、強そうなものは、比較的風の来ないところ(それでも大騒ぎなのだが)に一箇所に固めて。 我が家は結構見晴らしがよいこともあり、強風の日や、ましてや台風時にはバルコニーは大変なことになる。 外に居る植物達、頑張って明後日まで耐えるのだぞ。 _ マルコフ確率場。たった一枚しかない画像から、ノイズを除去してクリアな画像を得ることの困難さは過日触れた。苦労した処理ということで言えば、私が過去に経験ある案件では、リモートセンシング画像(人工衛星で撮影された電送写真)の復元というテーマがある。この場合は、『何を写すのか?』『何を見たいのか?』が明確であり、期待したい解像度帯域が明確に定義できるため、周波数フィルタでノイズ成分を除去し、確率場推論処理でさらにノイズを軽減し、最後にエッジの追跡、曲線化などを行って目的とする情報をもった、期待する画像を得ることが出来た。 しかし、『何を写すのか?』があまり明確でない・・・すなわち、あらゆる周波数成分を持った撮影画像が来ることを前提に、真にノイズ成分だけを除去、軽減しようとした場合、これは大変なことである。 しかし改めて思うのは、そんなノイズ画像でも肉眼で見れば、必要な情報を視認できるんだよなぁ。 これも繰り返しになるけど、人間てすごいよな。でも、悔しいよな。なんとかして、人間の眼の『情報フィルタ』の1/100の性能でもいいから、アルゴリズムとして実現、実装したい。 もっと読みたい奇特なかたは、↓の読みたい月をクリックしてね。 |
最新ツッコミ |
人間の目は「フィルタ」だけでなく「演算」(あれ? 演算もフィルタでしょうか? 私は演算の一部がフィルタのような気もしますが...)も していそうですからね。<br>錯覚、錯視は画像処理(フィルタ)では再現できないのではないでしょうか(できたら すみません)。 ここ1〜2週間、たまたまでしょうけれど、私自身はメディアで錯視についての記事類を目にすることが多いように感じているので、そんな風に思いました。<br>(なぜか別の日にツッコミを入れてしまいまいした。すみません)
人間の場合、過去の経験、知識に基づく推論システムが大変に高度であるということがひとつあると思います。錯覚というのは、画像処理とは無関係なので再現はできないというか、人間の知覚で生じることなので、別issueですね。<br>錯覚ってのも、大変面白いですよね。
論点がきちんと表現できませんでした。すみませんです。<br><br>「そんなノイズ画像でも肉眼で見れば、必要な情報を視認できる」というのは「人間の眼の『情報フィルタ』」だけでなく「過去の経験、知識に基づく推論システム」の寄与度大だと思うので、その辺を「アルゴリズムとして実現、実装」する必要があるのだと思ったのでした。<br>某社のデジタルカメラに搭載された「顔認識」は、まさにこのようなアルゴリズムだと感じているのです。