2011-07-06 夏暑けれど吹け抜く風の心地良さ。_ 具合悪い謎線量計その後・・・(11時28分記)
手間のかかる機器ほど妙に愛着がわくものですが例に漏れず、最近ヒマさえあれば、仕事の合間に、計算待ち時間に、具合の悪い線量計に通電しながら様子を見ている今日この頃です。 そんな日々を送った結果、結局具合の悪いその原因は高電圧発生部の平滑コンデンサの劣化に伴う湿度による電圧リークだということが判明しました。コンデンサが湿度センサー状態になっていたってことです。この手の電子部品ではじめにおかしくなるのは99%コンデンサですからね。
このコンデンサ、回路図上では0.015μFとありますが、実装上は0.01μFになっているようです。ちょうど手持ちに、0.01μFで2kVという円盤コンデンサがありましたので、これに換装してみます。 すると・・・ 今までの不調がウソのように解消し、非常に軽快にガンマ線をピッピピッピカウントしはじめました。除湿が止まってじめじめ度MAXになっても全然快調です。
『よっしゃぁ〜〜治った!』というノリで一気にケースに組み入れようと思った矢先に『!』。なんとこの個体、調子の悪かったGM管を手持ちのものに交換したのですが、ほんのわずか、1mmぐらい(まさに1mmぐらいなんです)手持ちのGM管のほうが長かったためにケースにギリギリ入りません。マジでギリギリ入らない。もう泣きそう(笑)。 なんなんだこの手間のかかりようは(笑)。 まぁいっか。 残りマトモに動作する個体が3つあるから、まぁこれでなんとか凌いで、この不調改修個体は別途なにか他に転用するかなぁ・・・ もっと読みたい奇特なかたは、↓の読みたい月をクリックしてね。 |
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