2008-07-31 久しぶりに銀座。_ 高橋留美子展。昨日7月30日から8月11日まで、銀座松屋で開催されている高橋留美子展に本日朝いちで行ってきました。 かなり賑わってました。でもまぁ、壁伝いに順番に、比較的のんびりとした人の流れで鑑賞できるって感じ。 入り口のスクリーンでは、3分間程度のWelcomeアニメが無限ループ放映されております。諸星あたるとラム、あとはきっとらんまや犬夜叉のキャラなのでしょう、みながごちゃ混ぜで出てきて賑やかです。 あたるの声は古川登志夫さんですが、TVアニメ時代からさすがに20年以上の歳月を経てのアフレコ。時の経過を感じます。ラムの声も当然ですが平野文さん。平野文さんの声はあまり変わらないですね〜。まるで以前のままです。念のために近くに居た会場スタッフの女性をつかまえて「あの〜、このWelcomeアニメのあたるとラムの声優って、古川さんと平野さんのまままなんですかぁ?」と、少しコアな質問をしてみました。 『ちょっ・・・少々お待ちください』と言い残して小走りで去って行き・・・待つことほんの1分弱、詳しそうなお兄さんスタッフを連れてきてくれました。さすがです。 『はい。確かに古川さんと平野さん。当時の声優さんで作ってます』とのことでした。 会場ではらんま1/2と犬夜叉の新作アニメ(30分ぐらい?)が放映されており自由に見ることができる(但しらんま1/2と犬夜叉日替わりなので要注意。今日は犬夜叉の日だったので明日はらんま1/2の日)のですがこのお兄さん、『らんまと犬夜叉は台本来てるんですけどね〜』といいつつ、台本を見せてくれました。制作スタッフ一覧や担当割りもしっかり記載されており、大変面白い資料を見ることができました。 さて、特に「うる星」のコーナーは、私みたいな年代のオッサンばかりだったら不気味だなぁ・・・なんて思いながら行って見たのですがなんと驚いたことに、女性がとても多かったです。半分以上6,7割ぐらいか? が女性。年齢層もあまり偏りなくパパと一緒の小学生、友達同士でやってきた中学生ぐらいの女の子から、私と同世代以上のナイスミドルまで幅広いです。男性は、若い人はあまり見かけませんでした。〜20代がちらほら、メインは私と同世代以上のオッサンって感じですね。私のように一人で来ている人は、男女問わず全体の2割ぐらい? あとは、友人知人、夏休みゆえか家族連れなどなど。 若い人々もかなり大勢「うる星」コーナーに滞在していた点は、少し嬉しい意外でした。 販売コーナーではいろいろなグッズが売られておりますがほとんど全部が一般市販品なので、まぁなんというかそんな感じ。あんまりぐっとくるものは見当たりませんが、それでもまぁせっかくだからということで小さい消しゴムとか、こまごましたものを軽く数点購入しました。ただ、今回の原画展で展示されている原画が収録された『高橋留美子展 図録』は、印刷品質もなかなかよく、159頁もあるしっかりとしたものながらなんと! 2,100円(税込)という驚きの安さ。これは大きな収穫でした。正直この倍の値段でも躊躇せず買ったと思います。重いので1冊だけ買ったのですが、今にして思えばあと5,6冊買っておいてもよかったかもなぁ・・・ そして松屋地下1Fのお菓子売り場で、高橋留美子展限定のチョコセットを買って帰宅です。このチョコ、もったいなくて食うに食えないなぁ・・・
なかなか楽しい久しぶりの銀座行・・・でした。
_ 高橋留美子展限定のチョコセット絵柄。『高橋留美子展限定のチョコセットの絵柄ってどんなのかもう少し詳しくおせーて』というメールを頂戴しましたので、巨大画像を用意しました。右の画像クリックでさらなる巨大画像を表示します。 左から二番目がラムのウエディングドレス姿。他のキャラは各自見てください。 余談ですが今日の晩飯どき、我が家でこのチョコのお披露目をしました。ウチの娘はるーみっく系キャラは全く知識無しなのですが、なにを思ったのか突然『ゆいはこれ食べる』とか言って左から二つ目を指差すではありませんかっ。 『あほっ。それはパパが食べるんじゃいっ! おまえは花でも食っとれ』 と、大人げも無く本気で反応してしまう平和な家族団らんでした。 銀座松屋地下1Fにある、「メサージュ・ド・ローズ」というお店で売っています。 _ 思うこと。あんまりシリアスな話題をここに書くのもどうかとは思うのですが、まぁ、私の備忘録的に少しだけ。 今日、高橋留美子展に行ってみて、展示会場で原画を見ながらいろいろ思索に耽ってました。 高橋留美子さんがデビューしたのは1978年の『勝手なやつら』。同じ年に『うる星やつら』が生まれました。 もう30年なんですよね。 確かにここ最近の高橋留美子さんの作品、いろいろ大人の事情を感じることも多々ありますがそれでも、いまでもご本人漫画が好きで描き続けていらっしゃるというのは、尊敬に値します。どの原画もほんと丁寧に描かれているんですよ。線の一本一本が実に美しい。好きで描いているんだな〜ってのが、よくわかります。 なんかね〜、正直最近の私、エンジニアとしての自分に嫌気が差すときがあるんですよね。 もちろん好きでやっているわけですし、そして、今でもエンジニアという職種は私にとても合っている職種だと、思っています。 が・・・なんかこう、いまひとつ心が晴れないというか、なんというか。 一度、かにこむ店仕舞いして、一年ぐらいなんにもしない期間を設けて、一旦全リセットしないとダメかなこれ・・・みたいに思う今日この頃です。 誰が悪いわけでもありません。 くだらんしがらみを嫌って独立して、自営業になったわけですからね。リセットしたいと思ったらいつだって、自分の判断でリセットすりゃいいわけです。 いろいろとあるでしょうけれども30年間、好きで漫画を描き続けておられる高橋留美子さんの展示会を見て、自分のおかれた立場状況を改めて見直すきっかけをもらったような気がしています。 私もせめてあと10年・・・いえ、できれば死ぬ直前まで、エンジニアでありたいですからね。 こんなところでへたっている場合では、ありません。 もっと読みたい奇特なかたは、↓の読みたい月をクリックしてね。 |
最新ツッコミ |
このチョコは…<br>京橋のお店ですね(以下略)
そうですそうです。本店は京橋。お詳しいですね。<br><br>私はあんまり甘いお菓子は食べない(嫌いなわけでは無い)のですが、ここメサージュ・ド・ローズのチョコと、ブリーズベイホテルのケーキは大好きなんです。<br><br>我が家のお誕生日会のケーキは、いっつもブリーズベイホテル指定です。