2008-07-10 超ポジティブ思考で生きてゆこう。_ 高橋留美子さん。ウチは読売新聞でないので詳細不明なのですが、昨日の読売新聞夕刊popstyleに高橋留美子さんが登場したそうです(タレコミメールありがとうございました)。 犬夜叉も先日、ついに連載終了したそうですね。今日知りました。約12年、558話かぁ。お疲れ様でした。 私は犬夜叉は、まさに名前だけ知っている程度でその内容は全く知りません。高橋留美子さんというより、「うる星やつら」に惚れ込んだ私は、同じ作者つながりで「めぞん一刻」や、「うる星」連載後に同誌で始まった「らんま1/2」を読んではみたものの、「うる星」のテイストには程遠く(あくまで私個人の趣向です)、いずれも途中ですぐに飽きて「やーめた」って感じでした。 しかし最近、いいともに押井さん、読売新聞夕刊popstyleに高橋留美子さん、今月30日から松屋銀座で高橋留美子原画展(なぜ「しのぶ」が描かれていないのだ不満だ)と、立て続けに当時の関係者達の露出頻度が高まっているって思ってしまうのは気のせいでしょうか・・・ ひょっとして・・・なにかあったりする? それはあまりにもポジティブ思考すぎですよねいくらなんでも。 さてと、今日は床屋さんに行ってこよ。 _ 洞爺湖サミット:CO2削減目標の根拠。今回は最近にしては珍しく少しマジメな話題です。 日本が主張していた(結局洞爺湖サミットの成果として数値目標は一切盛り込まれませんでしたが)「2050年までに世界全体の排出の少なくとも50%削減を達成する」というCO2削減数値目標について、これってどういう根拠で出された数値なのでしょうか。 あちこち調べてみたのですが、シミュレーション結果やそれに類する資料を見つけられずにいます。 京都議定書のときは、かなり子細な検討がなされた結果日本に対しては、「第一約束期間(2008〜2012年の5年間)における温室効果ガスの平均排出量を、基準年(1995年)の排出量から6%削減する」という目標が設定されました。 それに比べると今回の50%削減という目標は、世界規模とは言えあまりにも大胆な数値だと思うのでその根拠を知りたいなぁ・・・と、思ったのです。 このあと実際に運用する段になれば、当然フェーズで区切って進捗管理するのでしょうが・・・ それとも、根拠は無しで、「そのぐらいしないと地球は滅亡する」という観点から設定された数値なのでしょうか。それならそれでも良いのですが。 ただ、どうなんでしょう。常識で考えて、例えば「会社の成長速度を減速させずに経費を50%削減する」となった場合、それはもうとんでもないことになるわけです。仮に会社の規模を半分にしても、経費は半分にまではなりませんからね。 いきなり2050年で50%の大目標を掲げるのは悪いとは言いませんが、その前に京都議定書が2012年で失効するのなら、次は2012〜2020年ぐらいに設定して、2020年時点での現実的な数値を設定すべきではないかと思うのです。 例えば2020年で15%削減とかね。 過去の会社経営の経験や、今現在の個人事業所での開発案件遂行経験などからの感覚的なモノの言い方になってしまうのですが、実現までの期間が長すぎる壮大な目標というのは、ほぼ失敗します。 トップダウンで計画を立案するときには、示されたリソースで実現可能な仕様限界を見極める作業が重要です。この仕様限界と要求仕様の乖離が大きすぎる場合、計画は失敗します。 大きな要求仕様を実現するときは、ボトムアップで必要なリソースを積み上げてゆく必要があります。そして、確保可能なリソースと比較して、シェイプアップしてゆくのです。 2050年で50%削減なんてさらっと言われちゃうと、「きみたちこれ、我が事と思ってないでしょ?」って、思わず突っ込みたくなってしまうのです。 もっと読みたい奇特なかたは、↓の読みたい月をクリックしてね。 |
最新ツッコミ |
この間仕事で某証券会社のセミナーに絡んでいたのですが、その時のテーマが温室効果ガス削減でした。<br>どうも、基準年の取り方でどうでもいじれそうな数値ではありますが、エネルギーの需要・供給面から検討すると、<br>1990年比で70%削減は可能,とか?<br> http://2050.nies.go.jp/index_j.html<br><br>元々は気候変動に関する政府間パネル(IPCC)などが、気候の安定のためには、世界の温室効果ガス排出を<br>2050年までに現在の50%以下にする必要があると出している数値のようです。<br><br>でも話を聞いてると結局間に合わなかったら排出権取引で金払えばいいんじゃないの?的雰囲気もあって、<br>個人的には、なんだかなあ…な感じでした。
すみません、行末に余計なもの付けちゃいました(^^;
ごめんね。ここは掲示板と違って普通に改行されるんだよね。<br>ていうかさ、排出権取引って激しくシラけるよね。結局金かよみたいなさ。<br>金で地球の滅亡を防げるならまぁそれもよいかもしれないけどさ、なんか全然本質を見失っているんだよね。
そうですよね。CO2の排出を削減するコストよりも排出権買った方が安上がりなら…。<br><br>最近のトヨタのCMもかなり嫌いです。「まだ乗れるけど、燃費のいい車に換える」って。<br>運転の仕方で燃費もかなり違いますよね?
そうなんだよね。それってさ、原発推進と同じ論理上にあるから極めて怖い発想だと思う。<br>すなわち、火力に比べて原子力はCO2排出が少ないから環境にやさしいみたいな短絡的な発想。<br>ちゃうやんね。<br>根源的には今、使っているエネルギーを減らすことが重要なのであってさ。<br>でもこのへんの議論って、まず各人の認識ベースを合わせるのが第一だよね。大変なことだけど。
ちょっちテスト。
ご無沙汰しています。<br>ほぼ同じ体格の青木さんが理想体重まで減量している<br>お姿を見てみたい今日このごろです。<br><br>CO2削減50%の根拠ですが、テレビの報道番組で話されていたのは排出するCO2の量が自然界が吸収する量を超えていて<br>エネルギー消費で排出されるCO2を-50%しないと増え続ける<br>からということでした。ただし、-50%にしても減る分けではなく温暖化を正常に戻すことは出来ないと。<br><br>確かにこのURLをみるとそうかなと思いますが<br>http://www12.ocn.ne.jp/~take03/j10energ.htm<br>生物が出しているCO2って物凄いんだなと思いました。<br>人口が増え続けているのも温暖化に影響してます。
よっぱらいさん、こんばんは。<br>なるほろ。そういう根拠だったのですか。ありがとうございます。<br>でも、ということは、-50%どころでは話にならないわけですから、CO2を積極的に分解してO2なりなんなりに変換するようななにかをあみださないと結局のところ滅亡は避けられないわけですよね。<br>う〜むです。
悩ましいのは<br>> CO2を積極的に分解してO2なりなんなりに変換するようななにかをあみださないと<br><br>CO2分解のためのエネルギーを地球外(ex太陽光)から<br>得なければ、結局はCO2増加してしまう、ということでしょうね。<br>(太陽光からエネルギーを取り出す手段(ex太陽電池)も<br>その製造のためにはCO2排出が必須 ということも無視できないでしょう)
その点で、植物の光合成というのは<br>偉大なシステムだと言えるのですが...
そうそう、思い出した。太陽電池って環境に優しいって言われてるけど、本当なんですかね?<br>反射率にもよるでしょうが、地表に届く光のうち本来反射されて宇宙に放出される分までもを電力に変換しちゃって、それを地球上で消費しているわけでしょ?<br>トータルで考えると実は言うほど環境に優しくないのでは?<br>なんて、思ってしまいます。
トヨタの「エコ替え」には、かなりの疑問を感じます。<br>仮に燃費が倍になったとしても、車1台作るのにそれ以上の環境破壊をしているのでは…?<br>やはり「もったいない」に立ち戻る方がエコだと思うのですが。<br>太陽電池が地球に優しいと言われるのは、「他の電力と比べて」だと思います。<br>ただ、今の変換効率からすると、「本来反射されて宇宙に放出される分」までは使えていないかもしれませんが…