2009-05-24 蒸し蒸し蒸し・・・_ いや蒸し暑い。雨模様気味な今日、実に蒸し暑い。ぅう、蒸し暑い。 _ シグマDP2のこと。いや〜、あまりの完成度の低さに突っ込みどころがありすぎて、専用コーナー作る気にすらなれなかったシグマDP1。正直、本当に使ってませんでしたので去年の3月に買って以来、総撮影枚数も100枚ぐらいじゃないですかね。私が買ったときはまだFirmのversionが1.00で、ファイル名連番機能がバグっていたので何枚撮ったかわからないのですが、まぁ、そんなもんでしょう。 にも関わらずなぜDP2を買う気になったのか? これには非常に深い理由があります。 その理由についてはおいおい書いてゆきたいと思いますが、今の時代、あたりをぐるりと見回してみても、ぶっちゃけ買う気になれるコンパクトデジカメが皆無である! と思ってしまうことは事実です。 手ぶれ補正機能とか、高速連写とか、画素数とか、インチキ高ダイナミックレンジ機能とか、そんなことは私にとってはどうでもいいことなのです。連写した画像を合成して1枚の写真を作っちゃうなんてもってのほか。 そんなことより、何にも拘束されない気ままなお散歩どき、ふと、心がふれた瞬間をきちっと切り取ってくれるカメラが欲しいわけです。 まぁそんな素人のヨタ話はおいといて、少し、いじってみましたところのファーストインプレを箇条書きで記してみたいと思います。 ・相変わらずちゃちぃ(DP1継承なので当然)。 ・起動音(メカ初期化音)が相変わらず下品。 ・AFは少しはマトモになったように思う。 ・メニュー廻りのGUI(操作性)がDP1とはまるで別世界。 ・さらに言えば、DP2のGUIはかなり特殊だ。 ・このカメラのデザインは(DP1含めて)案外好きだな。 ・大きさ的には普段持ち歩くコンパクトデジカメとしてはいい感じ。 でかいのはイヤですが、あまりに小さかったり薄かったりするのもイヤ。 ・外付けビューファインダーはDP1と同じく相変わらずよく見える。 製品スペック云々はそのへんのwebを見ていただければよいかと思いますが、とにかく、メニューのGUI仕様があまりにも特殊です。こんなのはじめて見ました。リストメニューとオープンメニューという名称が定義されておりますが、メニュー操作のヒエラルキー内どこに居てもメニューを閉じることが出来るのですが、次にメニューを開くと、直前に閉じた状態でメニューが開くのです。言葉で書くと『なんのこっちゃ?』って感じですがこれを考えた人はすごいです。このメニュー、慣れれば(すぐに慣れます)画期的に便利です。 DP1と操作性が全然違う件については、DP1はまるで使い込んでいませんでしたからむしろなんら問題ありません。別のカメラだと思って使えば全くノー問題です。 やっぱり135フィルムで40mm相当(正確には41mmですが)の画角って、いいですね。 _ DP2の画像。いきなりアレですが、DP1との比較という点も含めてつまらない画像を撮ってみました。DP1は最新のFirmware(Version 2.00)に更新しました。
■暗黒画像
■室内画像
やっぱりすごいですねフォビオン。言葉でうまく表現できませんが、解像度が・・・とか、彩度が・・・とか、ノイズが・・・とか、そんな DP2のボケ具合は実にいい感じですね。う〜む、素敵かもしれない。絵作りは、DP1のほうが彩度鮮やか。さらにDP2は寒色系ですかね。室内他いろいろなシーンを撮ってみたのですが、総じて: ・DP1比でDP2のほうが寒色系。 ・DP1比でDP2のほうが画像の輝度が低め。 ・DP1比でDP2のほうが彩度低め。 まだ室内をちょろちょろ撮っただけですからこれだけでなにか結論めいたものを導き出すことはできませんが、絵作り的には、DP1→DP2で相当安全サイドに振られてしまったような印象を感じます。 彩度が落ちているあたりは、あのイモリのお腹暗黒まだら模様となにか関係あるのかなぁ・・・ 余談ですがDP1、周波数処理に少しお茶目なところがあるようです。ご興味あるかたは、上記画像をローカルに保存された上で、インチキCZPチャート付近を拡大表示して比較してみてください。 今度はraw現像で比較してみたいところです。 もっと読みたい奇特なかたは、↓の読みたい月をクリックしてね。 |
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