2009-05-13 じめじめ度up・・・_ 派遣契約打ち切り問題。今朝の朝日新聞朝刊にも出ておりましたが、2009年5月13日、09:38(JST)現在のasahi.comより引用させていただきますと・・・ 「簡単に職失っていいのか」 提訴した日産系元派遣社員 簡単に要約しますと: ・派遣会社経由で、派遣社員として長年日産自動車に派遣労働していた。 ・雇用契約期間が満了を迎え、契約が終了された。 ということです。他にも状況記述がありますが省略します。 今回記事になっているかただけでなく、多くのみなさんが同様な状況におかれていることでしょう。今の時期に職を失うということは大変なことだと思います。早く次の仕事が見つかりますよう。 ---------- この手の問題、昨今世間に漂う不況の影響で多く取り沙汰されております。私もいろいろと思うところが多々あるのですが今まであえて、ここで触れることは避けてきました。 が、どうしてもわからない(理解できない)ところがあるので、今日は勇気を持って取り上げてみたいと思います。 正直言ってですね、なにが問題なのか、わかりません。 契約期間が満了したので契約が終了した。そういうことですよね? 契約期間中に、業績悪化を理由に一方的に契約を打ち切られたというのなら問題だと思うのですが、契約期間が満了したので契約が終了したのなら、それって普通に当たり前なことじゃないのでしょうか。 いや気持ちはもちろん私もわかります。しかし、明文化され、お互い同意してサインしているハズの「契約書」に則り契約が履行されている以上、どこにもなんの問題も無いと思う私は、感覚がどっかおかしいんですかね? 「契約書」記載事項の運用は、雇用先が儲かっていようが損していようが、関係ないことですよね。 厳しいこと言うようですが、仕事に対する意気込み、気持ちが正社員と変わらないほどプロ意識持っていて、かつ、今の職場なり会社なりでずっと働きたい、かつ、立場を維持したいというなら、その会社に中途入社して従業員(正社員)になるべきでしょう。もちろん、入社試験に受からねばなりませんし、仮にその会社の従業員になったとしても、配属は会社が考える適材適所へのセクションになりますから、希望する職に就けるとは限りませんが・・・(むしろ就けないことのほうが一般的)。仕事に対する気持ちは大切ですし、長年その会社に有益なリソース(労働)を提供しつづけたことは立派なことだと思いますが、それは契約とは全く関係のないことです。 超零細個人事業所の代表である私にとってもこのような問題は他人事ではないですし、実際我が身のごとく感じることのできる問題ですが、この頃なんだか、世間の感覚と自分のそれが随分乖離しているような気がしてならない事象が多いなぁ・・・なんて、思いながら、パンをかじっていた今朝でした。 _ 気楽に・・・しかし、真剣に・・・人それぞれ、いろんな事情があるものです。 楽しいこと、辛いこと、悩みごと、嬉しいこと悲しいこと苦しいこと・・・ でも、それって、生きているからこそのことですよね? それらすべてをひっくるめて、受け入れて生きて行きたいと思う私です。 まぁ、タダのアホ、先天的能天気なのかもしれませんが。 ヘンな言い方かもしれませんが、人間を含めた全ての生命は、この世に生まれた瞬間に死ぬことが約束されているわけです。 せっかく生まれ出でた現世ですからね、全てのことを楽しんで生きて行きたいものです。 限られた人生ですしね。だからこそ、真剣になれるというものです。 もっと読みたい奇特なかたは、↓の読みたい月をクリックしてね。 |
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全く同感です。理解できません。<br>唯一問題があるとすれば、長期間に渡る派遣は正社員化しないといけないのに、短期間契約を繰り返して実質的に長期間派遣されていたという点でしょうか。
だよねぇ。<br>俺が心配しているのは、こういう理屈での訴訟が相次ぐと、経営者側は安全サイドに振って派遣契約をはじめから敬遠しちゃうようになっちゃうってこと。それにより、結果的に雇用口が減ってしまう。<br><br>短期契約を繰り返したのは確かに問題だけど、それは、一般労働者派遣事業登録を受けて派遣業をしていた派遣元の会社の問題も大きいよね。<br>このへんの問題をきっちり分解しないで、適当に(場合によっては誤解を与えかねない誘導操作とも思えるほどに)ごちゃ混ぜにして伝えているマスコミにも大きな問題があると思う。<br><br>誰の「さしがね」なんだろうか。
理解できない、というのは同感なのですが<br>訴える、というのは いくら理不尽だろうが許されている、とも感じています。<br>もっとも、それをミスリードするマスコミ、は問題だと思います。<br><br>一口に「派遣」といっても種々の形態があるようなので<br>その辺も含めてきちんと理解する、というのが、われわれ<br>一般人に求められていることなのではないでしょうか。
> それって、生きているからこそのことですよね?<br><br>同感です。<br>ただし、私が現在(心身ともに)健康だから同感できる、<br>という面もあるのだろうと思っています。<br><br>心身どちらかが健康でない状況になったりしたら<br>同感できるかどうか、自信ないです。
通りすがりさん:その点は私も同感です。どんな理屈であれ、訴える権利は国民が持つ権利ですからね。<br>私も以前は、派遣に近い形態で仕事したことありますし、契約ベースでの仕事は今でも多くあります。だからこそ、気になってしまうんですよね。<br><br>自戒を強力に込めてですが、いろんな意味で、甘えはいけません。また、甘えたものが得をするような世の中も、間違っていると私は思います。
まつさん:確かにそうですよね。私自身の経験ですが、24歳のときに明日が無いかもしれない病気に罹ったことがありました。親類友人知人はもとより、主治医や病院の人達もとても心配というか気遣ってくれたのですが、私自身は、「まぁ仕方ないなこれも。誰が悪いわけでもないし」みたいな感じで案外他人事かのごとく醒めた眼で自分を見ていたように思います。<br><br>普段文学書など絶対読まなかった私ですが、病室であまりにも暇でしたので夏目漱石の小説全巻読んでみたり。毎朝毎晩病床で、「俺は絶対完治して復活するんだ!」って呪いのごとくに祈って過ごしたり。今にして思えば懐かしいです。<br><br>あの入院経験が無かったら・・・というか、あのことがきっかけで、今こうなっているってことは間違いないです。<br><br>まぁ、生きているといろんなことがありますね。私はまだまだ修行が足りませんが、今後どんなことに遭遇しても、相変わらず能天気に受け入れて生きて行きたいと思っています。