2007-05-24 理解できないこの発想。_ 目には目を・・・か? いや違う。目には目を・・・の精神は、こんな野蛮な行為を承認するものでは無い。 元記事は、「0歳の赤ちゃんに銃の許可証」というものだが、なにはともあれasahi.comからの引用。
0歳の赤ちゃんに銃の許可証、懲りない米国
バージニア工科大の乱射事件から1カ月が過ぎた米国で、イリノイ州に住む0歳児の赤ちゃんに銃の所有許可証が下りた。サウスカロライナ州では「乱射事件を防ぐため」として学校への銃持ち込みを認める法案を議会で審議している。衝撃的な事件の後でも、銃社会・米国の現実は変わっていない。 私には理解できない感覚だよね。「乱射事件を防ぐため」「学校への銃持ち込みを認める法案を議会で審議している。」と。 この辺がさ、私がアメリカ風土を好きになれない理由なんだよな。力を力でねじ伏せろみたいな。地球上で唯一「火」を制御することを可能にした、高度な知性を持った人間が考えることか? なんで、「人を簡単に殺せてしまう銃というもの」を撲滅しようという方向に考えないのかね。 だって単純に考えてさ、「銃を持った人間が学内にいれば、バージニア工科大のような事件は防げた」って、あり得るか? それこそ銃撃戦になって全滅することだってあるだろ。小学校のころから銃に対する道徳教育と実地演習などが行われていれば話はまだわかるが、そうじゃない普通の人が銃持って、例え相手が凶悪犯だったとしてもだ。うまれてはじめて人を撃ったとしたら自分の理性が崩壊してわけわかんなくなって、見境なく乱射するかもしれないじゃないの。 私の大好きなジャズやタンゴ、ハバネラ、ミロンガはいずれもアメリカで成熟したものだ。アメリカつってもとても広く、南と北とで全然違ったりするので同じに論ずることはできないのであるが、でも、私はアメリカの全部が全部嫌いなわけじゃない。好きなところもたくさんある。 でもね、こういう銃社会に限らず、なんかこう、力にもの任せる態度、力には力で対抗みたいな野蛮、傲慢なところって、嫌いだな。 国家からお墨付き貰って小学生が銃持っているような国ってどんなだよ。今後アメリカ出張時には武装していかないとダメなのか? 銃の所持に年齢制限無しってのも、恐ろしい制度だな。許可証の意味あんのか? 彼らから見たら日本という国も、よほど奇怪に見えるのかもしれないね。憲法九条なんて、アンビリバボーだろうね。 でも元はといえば、アメリカ達が原型作ったんだよね。今の日本国憲法。 もっと読みたい奇特なかたは、↓の読みたい月をクリックしてね。 |
最新ツッコミ |