2006-10-24 早速ラジオ回路の実験。_ 非同調高周波増幅回路。再生検波の前段に高周波増幅段を入れることで、外部(空中線)から検波段が受ける影響を軽減し、かつ、再生検波段の不要輻射が空中線に出て行くのを軽減することができる。 再生検波は非常にクリティカルなバランスで作動するものなので、空中線から再生検波段を切り離すということは、安定動作上大変に効果があるものと思われる。 高周波増幅といえば一般的には空中線側に同調回路を持ち、検波段にも同調回路を持つという複同調回路構成になる。が、同調コイルが二つ必要になり、また、同調ダイヤルをひとつにするためには二連バリコンが必要になるなど、回路規模が大きくなる。 ということで、空中線側を抵抗負荷にした非同調回路でその動作を簡単に実験してみた。 結果は、SGからの1MHz単一波の入力であれば電圧増幅率5倍程度が得られるのであるが、実際に空中線を繋げて広帯域な信号を入れてみると、スペアナで見る限り効果は全く確認できない。 実際に再生検波回路に繋げて放送波を受信してみても、この高周波増幅回路を入れると感度が低下する。 うむ〜、なかなかうまくいかない。 ちゃんと勉強して、再チャレンジだな。
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