2006-10-04 いろいろな問題。_ 想定環境と実稼動環境。あるシステムなりなんなりを設計開発実装する場合、それが稼動する環境を想定して動作仕様を決める。 これが、理論計算がほぼそのまま当てはまるような、画像処理アルゴリズムやなんらかの演算処理などであれば、ほぼ設計どおりに稼動させることができる。 が、稼動環境が物理的な動作を伴う要素が多い場合・・・例えばメカが絡むような場合は、それぞれの機械的な公差や周辺環境の変化による挙動特性の変化、ばらつきなどで、設計時に想定していなかった状態が発生することがままある。 こういうのは最終的には、実際に現場でモノを動かしながらチューニングしていくしかないのだけど、『どんな性質の問題がおきそうか?』ということを徹底的に予想しておいて、あらかじめ準備(システムであれば予想される問題の性質にみあった冗長性を持たせる)しておくことは、問題が発生した時に大きな威力を発揮する。 うん。日々是修行なり。 もっと読みたい奇特なかたは、↓の読みたい月をクリックしてね。 |
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