時間が無いので製作記はまた後日。 取りあえず、昔の真空管でいろいろな検波回路の実験するために、72VのB電源の箱を、そのへんにあった木材ででっちあげる。 釘と木工用ボンドで組み立ててみると・・・なんかちゃんと四角くならないし、あちこち隙間だらけだが、まぁいいや。機能に支障は無い。 電源と言っても、可搬性を重視して9V積層アルカリ乾電池を8本直列という力技的な設計。でも、家庭用100Vから作るのに比べて、リップルなどの問題もないし、実験用には最適だろう。検波回路であれば電流もせいぜい4mAまでだろうから、006Pで充分まかなえる。アルカリを使えば、毎日1時間実験したとしても、3ヶ月以上持つ計算。充分実用的だよね。
前回ワンオフ合板切り出し&彫刻刀削りだしで作った昔の真空管ソケットは、その後使っていくうちにいくつかの問題点が発生。これらを再度検討し、少し多めにソケットを作ってみることにした。 これも詳細はまた後日ってことで、まずは写真のみご紹介。これらは数日前に用意したソケットのホルダー部分。まずは6個分用意し、そのうちの3つぐらいを実際にアッセンブルしてみる予定。
いや〜なんだか、元の主旨からすると、完全に目的と手段が逆転してしまっているような最近の真空管実験。ついに『丸球』と呼ばれるものにまで手を出してしまった。 写真にある4本は、最近調達した昔の真空管のうち四本を、(おそらく)古い順に左から並べてみたもの。 一番左が、つい最近入手したWE製の丸球。三極管が発明され、実用化されたまさにその当時に製造されていたもの。中を見ると、まんま教科書に載っているものと同じ電極構造を見ることができる。 実にシンプルだ。見ていて惚れ惚れする。 早くこれらに通電して、いろいろ実験してみたいものである。