2009-06-02 フィルムスキャナ事情。_ どこ探しても、無い! CoolScan 5000 ED・・・ウチには大量のフィルム資産があって、いつかはこれらをデジタル化しなければなぁ・・・なんて、漠然と思いつづけて早10年以上・・・15年ぐらいかな? 手元には大昔に買ったマイクロテックの当時50万円ぐらいした1850dpiの3パスフィルムスキャナとニコンのCoolScan II がありますが、さすがに今更使うには少しアレかと思います。しかも、SCSI接続だし。 で、まぁ、そのうち買えばいいやなんて呑気に構えていたわけですが、DP2と銀塩の比較をしようと思っていよいよ本気でフィルムスキャナを探しはじめたのですが、どうやら本気になるのが3ヶ月遅かったようです。 なんと! 今、新品で(正確には現行販売機種として)手に入るフィルムスキャナって、ニコンのブローニ版まで読めるCoolScan 9000 EDしかないという驚愕の事態! しかも30万円! 高い! 35mm用のCoolScan 5000 EDというものがよさそうで、実売も10万円ちょっとぐらいだったようなのですがなんとこれは2009年3月でメーカー在庫終了で販売終了となっ! 『どっかにあるだろう』と思ってあちこちのショップを探してみても、どこにも無い! ヤフオクではプレミア付きで売買されているし、なんと言ってもリファレンスにしたいと考えているので、出来れば新品で入手したい。 う〜〜〜〜、実に迂闊でした。 まさか銀塩フィルムを取り巻く環境がこんなにも急激にこんなことになっていたとは・・・思えば私もここ数年、銀塩フィルム使うのって年に2本しかもレンズ付きフィルムだけですし・・・自分こそがよい例でした。 あ〜〜〜〜、まずい。 ウチは写真はもうほぼ完全にフルデジタルですが、とはいえやはり銀塩のデジタル化の手段が閉ざされるというのは、激しい危機感を覚えます。 お〜〜〜〜、どうしよう。 そんななか、アメリカにある とあるカメラショップ で、CoolScan 5000 EDの在庫を発見しました。送料込みで 1200 USD ぐらい。昨今の円高もあいまってヤフオクで中古を落札するぐらいの金額で新品が買えそうですがしかし英語版。まぁ、英語なのは全然問題ないとしても、これ、日本でメンテナンスしてもらえるのかなぁ・・・でもきっと、この機会を逃したら、二度と新品が入手できそうにない気が思い切りしますし・・・ うむ。 もっと読みたい奇特なかたは、↓の読みたい月をクリックしてね。 |
最新ツッコミ |
全く分かっていないので、おかしな事を言っているかもしれないのですが、<br>フラットベッドスキャナとか複合機のスキャナではダメなんですか?<br>解像度だけ見れば、CoolScan 5000 EDが4000dpi、私の持っているキヤノンのMP630が4800dpiで、プリンタに付いてるスキャナの方が解像度が高いのですが…
解像度だけ見ればそうなのですが、フィルムをスキャンした場合、フラットベットは半分以下の能力になっちゃうんじゃないかな。<br>同じフィルムをスキャンして見比べてみると、すぐにわかるぐらい全然違います。<br>フィルムスキャナはフィルムを直接読み取り、また、フィルムのたわみなどに対応するために原稿位置を動かしてちゃんと焦点合わせをしたりします。<br>フラットベットは原則、原稿台のところでフォーカス固定ですものね。<br>あと、フラットベットの場合、間にガラス板が入るというのも光学的にダメージ大きいです。<br><br>そんぐらいフィルムのスキャンでクリティカルなんですよね。
なるほど…全然違うんですね。<br>やっぱり「フィルム専用」なだけありますね。<br>そうなると、SUPER COOLSCAN 9000 EDで30万円ですか…<br>プロ用のカメラもデジタル化が進んでいること考えると、そのうちフィルムスキャナ自体がなくなっちゃいそうですね。<br>私は画質にあまりこだわりがないので、過去の写真は現像したものをスキャナで読み取ってデータ化してしまいましたが…
俺も普段はそんなに画質にぎゃーぎゃー言わないのだけど、銀塩との比較となると、銀塩の名誉のためにもおかしなデータで比較するわけにも行かないし・・・<br><br>ちょうど今、円高だし、外国から買っちゃおうかなぁ・・・これなら11万円ぐらいで買えそうだし。
こんなのが出てきたようですぞ。<br>ttp://dc.watch.impress.co.jp/cda/accessories/2009/05/08/10789.html<br>あんまし聞かないブランドだし(私が無知?)、<br>煮詰めはちょっと心配だけど。
ぉお! 情報TNXです!<br><br>5万円、7200dpi、3600dpi時スキャン時間が24秒ってあたりを見る限りでは本気度を感じますが、解像度ってラインセンサー密度増やせばいくらでもあげられるからなぁ・・・結像光学系がどうなっているのかが、興味深いところです。<br>でも、OD:3.5だと、ダイナミックレンジは普及型フラットベット並な感じですね(CoolScan 5000 EDのODは4.8)。<br>AF機構あるのかなぁ。<br><br>少し様子見ですね。
ご褒美に天丼屋でおごるかDP1ください(笑)<br>……というのは冗談ですが、天丼屋、行きたくなりました。<br>大師なんですね。ふむ〜
DP1はあんまし好きじゃないけど、あげられません ^^)。フォビオン機として保存しておかねばなりませんので。<br><br>「天惚」マジで面白いお店ですよ! 今度「天惚」オフしましょうよ。ここの大将さんかなり粋ですから、盛り上がること受けあいです。<br>地元の常連サンのツッコミもかなり鋭いんで、ほんと飲んで楽しい食って楽しい、まさに下町のお店です。
↑に紹介された「OpticFilm7300」に上位機種が<br>発表されたようですね。<br>「OpticFilm7500iAI」<br>・赤外線チャンネルによる、ゴミ検知機能(iSRD)を装備<br>・複数回 読取り機能 Plustek Multi-Sampling<br>が主な追加機能のようですね。<br><br>結像光学系(AF搭載)は不明なままですし<br>ダイナミックレンジ3.5 も同じですから<br>それほど食指は動かないのかもしれませんね。
発表というか、国内発売、ということですね。<br>海外レポート(下記は一例)によれば そこそこよさげです。<br>http://computertimes.com/plustekopticfilm7500iai.htm<br>インターネットプライス:480ドル という品物が<br>国内販売価格(販売価格 67,500円(税込))というのは<br>少し割高感を感じないでもないですが...
続報ありがとうございます。<br>上位機種が出てくるなんて、気合入ってますね。<br>いずれにしても日本国内メーカーの新製品リリースが限りなく期待できない現状において、国外メーカーであってもこうしてアグレッシブに製品を出してくれるってことは、嬉しいことです。<br><br>実際にフル解像度でスキャンされた画像を、早く見てみたいものです。
製造元サイト情報によれば、もう一クラス上の新製品があります。<br>OpticFilm 7600i Ai、SE があり<br>それぞれ対応する7500シリーズに比べて<br>・光源が白LED化<br>・スキャン高速化<br>が特徴のようですね。<br><br>このシリーズ(筐体)で<br>7200、7300、7400、7500、7600 とシリーズ化されていますが<br>根本的な次世代モデルは、少なくとも当分は出そうにない、<br>という印象を受けます。