2009-06-04 一日オフにしてお散歩写真。_ 京急大師線沿線お散歩写真行。京急大師線。京急川崎駅から小島新田駅まで伸びる支線。営業距離4.5km、駅数7と非常に規模の小さい路線であるが、この路線こそが京急発祥の路線であり、その存在は大きい。 そんなことよりも私にとってこの京急大師線は特別な意味を持っている。 母親の背中におんぶされていた頃、私がどんなに大泣きしていても大師線を見せると泣き止んだらしいし、幼少のころの私はこの大師線が大好きだったらしく、親に連れられて、当時住んでいた住居の最寄駅だった港町駅から鈴木町駅(別名「味の素駅」)まで行ったり来たりしていたこともあったそうだ。 残念ながらすでにそんな記憶はどこにも無いのであるが・・・ そんな思い出の大師線も、再開発の波にのまれてなんと! 地下鉄化されるとの話を知ったのはいつだったか。小島新田駅のみ地上に残し、残りの駅と、新規に追加される新しい駅は全駅地下へ。 確かに主要道路を分断する踏み切りは渋滞の原因となっているし、不慮の踏み切り事故や騒音問題などを考えると、地下鉄化というのはよい判断だと思う。 そんなこともありなんとなく『今のうちに地上を走る大師線の姿を記録しておかないとなぁ・・・』なんて思っていたのであるがこの度シグマDP2を手に入れ、すっかりお散歩写真が楽しくなっていることもあり、本日京急川崎駅から小島新田駅まで、散歩したり電車のったり気ままに写真を撮ってきた。 念のためにDP1も持って行くも、基本はDP2の1本勝負のつもりで。 大師線の写真は、改めてまとめて別頁で用意するので、しばしお待ちを。 _ 思った以上に難しい電車の撮影。子供のころは普通の男の子並みに電車が好きで、プラレールで遊んだりHOゲージで遊んだりしていた私だが、所謂「鉄」と呼ばれる世界には足を踏み入れずに済んでいた。よって、『電車を被写体のメインとして追いかける』写真を撮ったのは、実は今日がはじめて。 いや〜、これは難しい。実に疲れた。 ある特定の撮影ポイントを決めて、そこでじっくり写すというのであればこうまで疲れないと思うのであるが、今回の私のスタイルは京急大師線沿線を歩きながら、主要な踏み切りを通る電車の写真を収めておこうというもの。 で、だ。撮影しようと思う踏み切りまで行くも、なんと電車が来ないのだ! 大馬鹿である。こんなこと当たり前である。電車は時刻表にしたがって運行されているのであって、電車の写真を撮るためには時刻表を押さえておかねばならないって点に、現場で気が付く素人ぶり。 急遽携帯電話で調べてみると昼間は10分おきに運行されている模様。なるほど、10分に1本は、必ず来るということがここで判明。しかし上下線が共に10分に1本の運行なので、場所によっては上下線どちらかが5分に1本通るところもあるわけで、考え始めると実にややこしい。 鈴木町の踏み切りでの小島新田行きの撮影を終えると3分後に鈴木町発の川崎行きがある。次のポイントではこの電車を撮るんだ! とダッシュで走ること1Km、日頃の運動の成果が大いに試された。 いや〜、疲れた。 京急川崎駅から撮影開始したのが午前11時ぐらい。そして、京急川崎駅まで戻ってきて撮影終了したのが午後4時ごろ。撮り始める前は『大師線5kmぐらいだし、2時間もあればざっと撮り終えるかな?』なんて大甘な考えを持っていたがとんでもない。2時間なんかじゃとても終わらず、なんだかんだで歩いたり走ったり合計10kmほど。 楽しかった。 _ お昼ご飯は「三惚」再訪。去年の12月19日、ハゼ天を食べるために訪れた「天丼三惚」。川崎大師駅から徒歩ほんの1分ぐらいのところにある小さい下町風情満載な店。前回は夜の部に行ったのだが、今回はお昼をここで食す予定で出かける。 前回、あさり丼(700円)というのが大変気になったので今回はその あさり丼 を食べるつもりで。 店先に出ているメニュー(?)を見る。あさり丼は700円なのに、あさり天丼なるものは500円とある。この両者の違いは何? あさり天丼とは、あさりの天婦羅丼なのか、あさりと天婦羅の丼なのか、はて? やはり700円のあさり丼のほうが偉いんだろうなぁ・・・などと悩みつつ店内に。 いざ、店内に入ると『やっぱハゼ天も食いたいなぁ』。 とはいえ今はハゼは完全にオフシーズン。いや、ひょっとすると釣れ始めごろか? いまどきあるのかな? と思いふと見上げれば黒板に思い切り『ハゼ天』(600円)と。 う〜む、江戸前天丼を頼めばこのハゼ天が含まれることはすでにわかっているので、ここで、 『あさり丼 vs 江戸前天丼』 の戦いが私の脳内で激しく展開される。 う〜むうむうむ・・・どうすべきか? 『んん? そうか! 両方頼めばいいんだ!』 というシンプルな解に行き着くまでにそう時間はかからなかった。 『あさり丼と、ハゼ天お願いします!』 「はいよっ!」 しかし、あさり丼ってどんなものなのだろう。想像するに、酒蒸しみたいにされたか、あるいは、醤油かなにかで煮込んだようなあさりが、ご飯の上にどばぁっとかかっているようなものを想像していたのだが、出てきたものはまるで想像とは異なる食べ物であった。
こんなことならはじめにハゼ天と生を頼んで、あとからあさり丼頼めばよかったなどとどうでもいいことを反省しつつも、生ビールはわずか15秒程度で消滅したので大勢には影響無し。 しかしこのあさり丼、すごいパワー。ハゼ天+生をやっつけた上にこれを完食するのは私でも相当困難。さらに言えば2型糖尿病患者のすることとは到底思えない暴挙であると思いつつも完食。 美味かったぁ。
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