2009-06-05 雨雨雨・・・_ シグマDP2のこと。DP2がやってきて早10日が過ぎました。1年前に買ってすぐにお蔵入りしたDP1とはえらい違いで、DP2ではほぼ毎日、なんらかのものを撮影しているように思います。 今日は、DP2を10日間使っての所感なぞをば。 _ 写真を撮るのが楽しいDP2。やっぱりレンズの焦点距離が135フィルム換算で41mm相当ってのが大きいのでしょうか。それとも、DP1とは同じような外見でありながら使い勝手が格段に向上したその操作性(FWの完成度含む)のためでしょうか。とにかく写真を撮っていて楽しいし、撮りに行こう! カメラを持って行こう! という気になるカメラです。 やっぱりレンズの焦点距離が私の生理に合致しているって面が大きいかな。そして、そのレンズ性能をあますことなく記録してくれるフォビオンセンサー。さらに、それを持って歩いて苦にならないコンパクトカメラサイズに実装したその根性。 とにかく撮って楽しい、(画像を)見て楽しいカメラです。 道具としてここまで自分の生理に合致されちゃうと、質感がちゃちぃだとか、バージョンアップしてもたまに動作がおかしくなるFWとか、そんな些細な問題はどうでもよくなっちゃいますね。 これは、昔のアルファロメオ(75TS)に乗っていたときと同じ感覚です。 _ 電池の持ちはイマイチかな。昨日の京急大師線沿線お散歩撮影行で言えば、Raw撮影した場合、フル充電した電池を使って普通に撮って(ストロボオフ、撮影画像確認2秒)150枚ぐらいで電池切れでした。 150枚ってのが多いか少ないかは各人の判断の分かれるところだとは思いますが、欲を言えば250枚ぐらいは持って欲しいなぁ。250枚持ってくれれば、よほどのことがない限り丸一日持ちますからね。 ま、でも、予備電池持っていれば済む話なので、そう大きな問題ではありません。 _ レンズフードは必須。撮影画像の品質upにももちろん貢献しますが、それ以上にレンズ保護の目的でこれは必須と言ってよいと思います。 DP2(DP1もですが)のレンズキャップは、普通に「かぱっ」と取り外しするもので、キャップは完全に独立しています。手を離せば地面に落下します(当たり前だ)。 実際の撮影行でこのキャップをいちいち付け外しするのは大変にめんどいので、ほとんどの場合キャップは外してどこかバッグの中にでもしまいこんでおくことになります。しかしレンズ剥き出しはチト怖い。レンズが思わずなにかに触れたりしちゃうかもしれません。 そんなときにこのレンズフードの出番ですよ。 実際カメラを持つときにもフードの筐体を持てば大変にフォールディング性も向上し、実によいアイテムだと思います。 これ、必須アイテムと言ってよいでしょう。 _ 買ってよかったシグマDP2。DP1の時は、「フォビオン機のサンプルとしてこれは手元に置いておかねばならないカメラなんだ。そう、そうなんだよ。」とかなんとか自分に言い聞かせていたのですが、DP2は正直買ってよかったと思っています。 特異な描写や異様なほどの解像感とどう付き合っていくかという問題は残るものの、それはおいおい究明していくとしてですね、まずは、私にとって、写真を撮ってて楽しいカメラであることだけは間違いないです。 最近こういう感覚を味わえる製品に、お目にかかってませんでしたからね〜。 DP2、買ってよかったです。
もっと読みたい奇特なかたは、↓の読みたい月をクリックしてね。 |
最新ツッコミ |