2009-06-13 梅雨入り直後にもう中休み?!_ シグマDP2 vs エプソンR-D1 vs エプソンL-500V 横浜桜木町周辺で比較撮影。今週は実にバタバタしていて本当にあっという間に週末って感じです。 昨、6月12日(金)に、毎年恒例 画像センシング展@パシフィコ横浜 に行って来ました。かにこむ のクライアントさまのブースにご挨拶しつつ、一通りざっと見てきました。例年に比べてなんとなく、来場者少なめかな? って感じですかね。 せっかく桜木町まで来ましたので、ついでにDP2、R-D1 + Mロッコール40mm/F2、L-500Vの3機種を使って比較撮影してきましたので、以下に掲載したいと思います。 いや〜、暑かったです。日焼けして首の後ろがひりひりしてますぜ。 今回、実はR-D1のRaw現像について、大変悩みました。悩んだのはシャープネスの設定なんですが、すなわち理由はこうです。DP2の現像ソフト「SIGMA Photo Pro 3」は、シャープネスをゼロに設定した場合これはおそらく、シグマが考える「最適な」シャープネスデフォルト強度が適用されているんですね(あくまで青木推測です)。それに対してエプソンの「EPSON Photolier」は、R-D1のRaw現像においてシャープネスをゼロにすると、本当に一切のシャープネスがオフになって、なんにもかからない画像を生成してくるようなんです。 この両者を単に設定「ゼロ」同士で比較してもあんまし意味ないな〜って、思いません? よって今回は、R-D1側は、私の主観で見た目自然な解像感を維持する範囲内で、現像ソフトのシャープネスを設定することにしました。とはいえほんのちょびっとですけどね。 DP2の画像は、むしろぼかしたくなるぐらい滅茶苦茶解像していますから・・・ 屋外撮影なので、画角についての考慮は全くされてません。すなわち、135フィルム換算で言えば、L-500Vが35mm相当、DP2が41mm相当、R-D1+Mロッコール40mm/F2が60mm相当。L-500Vが最も不利な状況であるという点を踏まえ、画像を見てくださいね。 あ、あと、L-500Vは大変にくたびれてます。1.5mぐらいの高さからコンクリ路面へ落としちゃったりとかしてますので、その点ご留意ください。
■撮影条件 いつもはDP2もM-ロッコールも、F5.6で撮っていたのですが今回はそれぞれもう少し絞ってみました。と言いますのも、DP2で1〜3mぐらいの距離にあるものを撮るときにはF5.6あたりがとてもいい感じなのですが、撮影枚数稼ぐうちに、無限遠を撮る場合はなんとなくもう少し絞りたいな〜 という感じがしないでもない感じがしたのです。で、今回は、F6.3にしてみました。それに合わせてM-ロッコール40mm/F2もF8.0にしてみました。M-ロッコール40mm/F2はF11.0まで絞っても小絞りボケほとんど発生しないことは大昔に確認済みですので、F8.0までなら安心して絞り込めます。
_ 所感。こうして見ると、案外L-500V(実売2万円台だったコンパクトデジカメ)も頑張っているなぁ・・・って、ちょっと感心しました。 DP2の解像感が圧倒的である点については明白で、これに異議を挟む余地は無いものと思いますが、でもどうですかね? R-D1+Mロッコール40mm/F2の描写も、相当いい感じだと私は思います。 むしろどっちかと言うと、DP2の・・・フォビオンセンサーのこの解像感は、異常です。どうもこうなんというかちょっとおかしい。解像しすぎっていうんですかね。黒と白の境目がなさすぎるというかなんというか・・・ DP2の描写、私は嫌いではありません。むしろ好きですよ、はい。ここまで『これでもかぁっ!』って解像しているこの様は痛快なんですけど、でも、R-D1 + M-ロッコール40mm/F2のこの自然なエッヂ部の解像感、消失感も、見ていて心地良いって思うんですよね。 思えばデジカメもすごい世界になってしまいました。 もっと読みたい奇特なかたは、↓の読みたい月をクリックしてね。 |
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