2007-10-01 採血あれこれ。_ 指以外の場所での採血。血糖値を測定する際は、身体のどこかに針を刺して、血を出してそれをセンサーで吸い取って測定します。 基本的には、採血部位は血が出ればどこでもよいのですが、まさか静脈採血なんて素人はできませんので血糖値が比較的リアルタイムで反映されやすく、オペしやすい指先が推奨されております。 この血を出すために針を打ち込む(というか、針は一瞬飛び出てすぐさま引っ込むのですが)装置のことを、「穿刺器」って言うんですよね。はじめてこの言葉を見たときには、いかにもおどろおどろしそうな、痛そうな機械だなぁって思ったものです。だって、「穿刺」ですよ「穿刺」。こんな言葉、普通に生活していたら滅多にお目にかかりません。しかし、実際穿刺器を使ってみるとそれほど大げさなものではありませんでした。 必要な血液量もごくわずかですから、「穿刺器」で指に針を刺すと言っても、裁縫しているときに間違って自分の指に縫い針刺しちゃって、血が「ぷちっ」って出たアレと同じかそれ以下程度のものなのです。針も極細なのでほとんど痛くありませんし、血も採血後30秒もすれば止まってます。 私はいつも、左手の中指か人差し指の、側面で採血していたのですがいつも同じ指でばかりやっていると、さすがに極細針とはいえなんか気になってきます。なんせ年中キーボードを叩いていますし、植物の植え替えや工作、化学実験などで指先にはいろんなものが付着しますのでどうも指先に毎日針刺してわずかではあっても傷を付けるという行為は抵抗を感じます。 で、私の使っている穿刺器(三和科学研究所のエースレットというものですが)は、指以外のどんな部位から採血が可能なのか、先週メールで問い合わせしてみたのです。 そしたら早速今日返事がありました。1営業日以内に返信があるとは、なかなか素晴らしい対応です。 で、指以外には、「手のひら」「耳たぶ」で採血OKとのこと。特に手のひらは、人にもよるが指より痛くないという人が多いそうで、お勧めよん・・・とのことです。耳たぶは鏡見ながらやらないといけないので面倒。まずは早速、手のひらで実験してみました。 なんとなく適当に、人差し指の付け根あたりで「ぽちっ」としてみると、「痛っ!」。痛いよ指より。血はよく出ますが、痛いなぁこれって感じ。 返信メールをよく読むと、「親指か小指の付け根のふっくらしたところ(母指球部・小指球部)に刺してね」と。 しまった。場所を間違えたか。 でもなんかやっぱし手のひらは痛そうだなぁ。 手のひら採血は一般的には指先よりも痛みが少なく、オペしやすいということらしいのですが私の場合、指先採血で痛みはあまり感じません。痛み的には指先で全然問題ないので、もう少しの間は、引き続き指先で採血し続けようかなぁ。 もっと読みたい奇特なかたは、↓の読みたい月をクリックしてね。 |
最新ツッコミ |
長く測定してると皮膚がかたくなり、採血も痛みが出ます。一番痛くない所は、手の平の小指つけ根から4㎝弱下あたりから、手首のスジから上に1㎝位、柔らかでふっくらした場所です。左右交代で致します。人それぞれ痛点が違いますが、月に一度位の間隔で変えてみてください。
コスモスさん:アドバイスありがとうございます。小指の付け根から4cmも下というのは意外でした。今度実験してみますね!