2007-01-31 パニック三日目。_ 月末大渋滞。今日は電車と徒歩で移動したので私は影響を受けなかったのですが、道という道、かなり渋滞していたようですね。 _ 生命保険のこと。平時は午後からクライアントのオフィスに出向く私ですが、ここ最近、とても忙しくて楽しい(急を要する案件が次々と・・・)ので午前中からオフィスに出向いてデスクであーだこーだとやっています。するとですね、昼休み時間、「なんか見慣れぬ人間が今日は座って居るなぁ」って気が付いた生命保険の勧誘のおねぇさん(?)がやってくるわけです。 もうお金無くて入れませんから私。 とはいえ自営業の身、自身の健康が収入に直結しているだけに生命保険というもの自体には興味がありますから、むげに追い返したりはしません。なにか面白い商品がないか聞いて見ますと、フシありと見られたのかすごい勢いでいろんな設計書を持ってきます。 あの、そんな具体的な数値よりも前に、勧めている商品のOverviewをわかりやすく説明して欲しいのですが。 契約ありきすぎますね。確かにノルマがあって大変だとは思います。私も過去、三年間営業マン経験してますから、「売れ売れ」プレッシャーは理解できます。なかなか新規取れないと、よけい焦るんですよね。でも、私がその当時、自分の商品が売れはじめるようになったのは不思議と「売らなきゃ」って思わなくなったときからでした。 気が付けば簡単なことで、「お客さんの必要としていること」「お客さんの立場(決裁権ある人か無い人か)」「お客さんの期待する効果とお客さんがかけてよいと思っているコスト」を瞬時に正確に察知把握して、それにあった商品の提案書をタイムリーに持っていけば、いいのです。 私の読みが外れてなければ、当たり前ですがあとは自動的に売れます。だって、お客さんが欲しいと思っているものを用意しているんですから。 「掛け金厳しければもっと下げられますよ」なんていう説明をする前に、普通に生活していて保険金支払い対象になる可能性がどのぐらいあるのか? その事象が発生したときにどのぐらいの自己負担が必要なのか? それに対して紹介してる保険商品の掛け金は魅力的なものなのか? っていう、理路整然とした勧誘をしてくる保険の外交員のかたには、過去お一人しかお会いしたことありません。そのかたは、比較的ご年配のかたで自社のあらゆる商品を熟知しているかたでした。私の欲しいものをちゃんと持ってきてくれましたので、そのときは即契約しました。 ところで生命保険というものの仕組みも、謎ですよね。以前、結構突っ込んで調べてみたことがあります。 契約者がほぼ同時に全員亡くなられてしまったら、当然その保険会社は破綻します。そういうことが絶対にないという根拠(専門的な統計リスク分析)があって、また、今後の時間経過によりどんぐらいの率で支払いが発生するかという理論があって、それに基づいて資金運用計画が立案されているようですが。 でも、それって、年齢別人口ヒストグラムがこんな感じの時代の理論だったんでは? | ***** | ******** | *********** | *************** | ****************** | ********************** |***************************..... +------------------------------------ しかも出生率2以上。 でも、出生率が2切った今の時代、突然25歳の人が生まれてくるわけもなく、医療の進歩で平均寿命も伸びる一方なわけですからこのヒストグラムはこうなるわけです。 | ***** | ******** | *********** | *************** | ****************** | *********************** |....****************************** +------------------------------------ そうすると、もらうほうが払うほうよりも多くなって、今の年金問題と同じ現象がおきるわけです。 今後どうなるんですかね、生命保険。 いえね、最近画像のヒストグラム分布ばっか見ているんですが、そういえばこれ「年齢別人口分布に似ているなぁ」って、ふと思ったんです。 今度保険の勧誘に来たひとに、「少子化傾向、未婚率上昇に伴うジジババ時代が本格化している今、例えば私が保険金を受け取るであろう20年以上先における御社の保険金支払い能力を維持するために、御社は具体的にどのような資金運用計画を立てているのですか?」って質問してみよっかな。 もっと読みたい奇特なかたは、↓の読みたい月をクリックしてね。 |
最新ツッコミ |
保険の勧誘は「既往症」で断るに限りますよ。(^o^)<br>真面目に入ろうと思っても入れないので(掛け金高すぎ)、<br>現在は年金を検討中です。<br>もし間違ってそこまで生きてしまったときのために…<br>年取って金がないのは惨めですからねぇ…
「既往症」作戦かぁ。でも、断るのにいちいち嘘言うのもなんかシャクにさわるなぁ。<br>年金は俺も考えているんだよね。でも、年金もねぇ・・・<br>ま、生命保険はとっくの昔に控除限度額超越しているってこともあるんで、年金だと節税面でもいいんだよね。