2007-01-21 仕事しながら息抜きは可能か?!_ 午後から一人・・・午後から家内と娘が出かけたので、私は一人で自室でお仕事。 先週はほんとうによく仕事した充実な一週間であったと同時に、さすがに朝から深夜までぶっ通しで仕事ばかりしていると、充実感に伴う疲労感、気だるさが生じるのも事実だ。 しかし今日も休むわけにはいかない緊急案件があるので、画像処理のシミュレーター作ったり、動かしたりしながら、ヘッドフォンかけて音楽を聴く。シミュレーターのバッチファイル起動をして、結果が出るまで2分間弱。このわずかな時間、目を閉じて音の流れに身を任す。 ほんのわずかな時間であっても、このリラックス感は実に重要だ。 ついでにヘッドフォン&アンプの試聴もできるしね。 _ #003の次元の違う再生音の原因がわかったかも。#001、#002と作ってきたヘッドフォンアンプが#003で突如別の次元にワープしたかのような再生音であることは先日触れた。 はじめのうちは、終段がSEPPでなくシングルになったからか? などと考えていたのであるが何度音を聴いてみても、この再生音の差は、そういう次元というか、そういう性質での違いでは無いような気がしてならなかった。 で、仕事しながらちまちまと、#001、#002、#003 と繰り返し聞き比べていくうちに、だんだんわかってきたような気がしたのだ。 その違いの理由は、クロストーク(チャンネルセパレーションとも言う・・・言葉としてどっちが正しいんだ?)の違いだ。 #001、#002は、電池駆動なので電圧降下を嫌って電源デカップリング回路がかなり弱い。#003は、かなり豪勢にエネルギーを消費する仕様なので、試作回路の電源デカップリングも暫定ではあるがかなり強力なものだ。この左右chの電源ラインの分離度の違いから、#001、#002はクロストークが40〜50dB程度しか取れていないのに対して、#003は65dB以上取れている。これが、ステレオ再生時に大きな品質差となって感じられるのだろう。 事実、#001〜#003の入力端子の左右に、電圧合成してモノラル化した信号を入れて聞き比べてみると、#003についてもステレオ再生時ほどの差異は確認できない(それでも#003は他の2台とは基本回路が異なるので、異質な音ではあるのだが)。 う〜〜〜〜ん、クロストークは実に重要なファクターだ。 ということで、#003回路fixはまだまだ先のこととなった。電源部を見直して、電源からの回りこみによる低周波数域でのクロストーク悪化を徹底的に対策したい。 もっと読みたい奇特なかたは、↓の読みたい月をクリックしてね。 |
最新ツッコミ |
ちょうどクロストーク対応回路を模索していました。パーツ発注してこれから実験という感じですが、基本的考えはこれです。(^^<br>http://home.highway.ne.jp/teddy/tubes/tips/tips11.htm<br>http://www2.famille.ne.jp/~teddy/pre/pre5.htm
私もはじめはCRデカップリングで考えていたのですが、この方式だと20Hzで80dB以上のクロストーク比を得ることは困難だという結論に至りました。で、現在は、左右独立で電源ラインにTrフィルタを入れる方式で考えてます。さくっと追試したいところなのですが最近本業が忙しく、しばらくいじれそうにありません。<br>一方で今現在ですが、BB上で温度計の回路を評価中です。<br>あんまし熱くなるので、温度をリアルタイム監視しないといけなさそうという、一体なにをやっているのかわからん状態になってきてます ^^)