2008-05-18 のほほん日曜日。_ 劇場版うる星やつら を見てみる。劇場版うる星やつら って、見たこと無かったのです。見たいと思ったことも無かったですし。 なぜなら、やはり うる星 は、あのショートショートライクなテンポの速い1秒たりとも無駄のない凝縮されたストーリー展開こそが、うる星やつら の心だと思っていたからなのです。 劇場版っていったら1時間半〜2時間ぐらいの話になるわけで、それはきっと原作やTVアニメ版とは全く異なる世界だろうしということで、特段興味を持ったこと無かったのです。 でもまぁ、ここにきて一度ぐらいは見ておいても良いだろうと思って、DVDレンタルしてきて昨日と今日で一気に3本見ました。 ・オンリー・ユー ・ビューティフル・ドリーマー ・リメンバー・マイ・ラブ と、制作された順に3本です。 これだけまとめて一度に見ると、正直言って頭が狂いそうです。なにがどれだかごちゃごちゃになっちゃって ^^) 当初の予想通りやはり原作やTVアニメ版にあるあの音速展開は望むべくもありませんでしたが、でもこれ、全く別物だと思って見ればなかなか楽しめました。 _ オンリー・ユー。ラム少し太ったっぽいのはおいておいて、どうもキャラクターの使い方というか、性格付けに違和感を感じました。あたるも面堂もメガネ達も、あんな男じゃないハズ。特にあたるは、あんなことしないハズなんだけどな。でもこれも、原作を読んでしまっているがこその先入観感情なわけで、全くはじめて真っ白な人が見れば、これはこれで面白いのだと思います。このへん、難しいですね。どこまで自分を初期化して新しい作風を先入観無しで受け入れることが出来るかどうか・・・ TVアニメ版の雰囲気がかなり引き継がれていて、最後のオチ含めていろんな意味で うる星やつら っぽい劇場版でした。面白かったですよ。 _ ビューティフル・ドリーマー。難しい話でした。リアル公開日は私がまさに大学受験真っ最中だった1984年2月11日。そのころ見ていたらわけわからんかったかもな。今回見た3本の中では一番見ごたえがありました。ただ、最後のほうに、あたるのところに出てくる幼女ラムが放つ言葉の意味がどうしても、くみとれません。一体なにを伝えようとしていたのでしょう・・・ あまり裏方さんを意識して見るのもどうかとは思いますが、やはり押井色が炸裂している作品は、面白いです。 _ リメンバー・マイ・ラブ。中身は意味不明ですが見ていて一番安心していられたかもしれません。でもどうなんだろ。やっぱ私にとってはTVアニメ版を越える内容では無いな。驚いたのは、映画の中であたる達が友引高校3年生に進級していたこと。何年経っても一生高校2年生のあたる達。ラムとあたるの結婚も遠い未来のことだなぁ・・・なんて思っていたのですが、仮にも映画の中とは言え、進級させるとは思い切ったことをしたものです。 劇場版4〜6作もすでに調達済みですので、おいおい見てゆかねばなりません。 もっと読みたい奇特なかたは、↓の読みたい月をクリックしてね。 |
最新ツッコミ |