2007-07-01 日曜日。_ お休みな一日。うだうだ・・・ってわけじゃないのですが、どうも昨日に引き続き活動意欲が低調です。 なんかね、丹沢の山奥で、朝から晩までハンモックの上でぼけーっとしていたいような気分です。 あるいは、クーラーボックスにキリン「一番しぼり」をしこたま詰め込んで太平洋を一望できる砂浜に行って、安物ビーチベッド広げて、安物AMラジオ(波の音に余裕で負ける小さいスピーカーのものに限る)でBGM流しながらぼけーっとしていたいような気分です。ちょうど、「かにの泡ぶく」日付の下のような状態ですね。今は気分が低調なので、バニーちゃんは居ないでいいや。一人にしておいてくれ。 というわけでお昼は家族で近くのサンマルクにランチ。そのあとイトーヨーカドーに行って買い物。私は、靴がこないだの韓国出張で甚大な被害を受けた(なぜ靴が・・・というツッコミは無しの方向で)ので、申し訳ないですがこの靴にはお役御免となってもらって、新しい靴を買いました。 _ 色あわせ。夜、ふと思い立って撮像系の色あわせを行います。 分光感度特性に応じてリニアマトリクス(カラーマトリクス)という、RGB x RGB の係数を調整しないといけないのですが、これっていっつも、みんなどうやっているのかなぁ〜って、悩むところです。 今度、かにこむ主催で「カラーマトリクスを調整している人の会(そうでない人ももちろん歓迎)」なんてのを開催したら、みなさん集まってくれるかしら。 そんな私はどうやって調整しているかと言うと、笑われるかもしれないのですが「カン」です。 「カン」と言ってもあてずっぽうに滅茶苦茶入れるわけじゃないですよ。センサーの分光感度特性図があればそれを見て、ない場合は、D50でマクベス写したセンサーRaw画像を見て、まず、RGBそれぞれの係数(ゲイン)を決めます。 例えば、Rが1.5と決まったら、GとBで-0.5しないといけないので、取りあえず-0.25ずつ割り当てときます。 次に、Gが1.2と決まったら、RとBで-0.2しないといけないので、同じように割り振ります。 Bも同じですね。 で、これで、RGBの、所謂三刺激値のゲインが決まったので、あとはそれぞれの色相あわせです。 はじめにGをあわせます。 Gの色相をあわせるためには、RのGB、BのRGをいじります。 で、次にRの色相、最後にBをあわせます。 これを何度か繰り返していくのですが、だいたいにおいて、繰り返していくうちにわけがわからなくなっちゃって、めんどくさくなって全部チャラにしてはじめからやり直してみたりします。 こんなことを繰り返していくと、だんだんセンサーの素性が見えてくるんですね。 そんなカンでの作業を繰り返すこと早10年。最近、ある法則を発見しました。 遅すぎるって? この法則は、コード化可能なので、ひょっとするとセンサーRawと目標値を入力して、ボタン「ぽち」で1分ぐらいで係数が出せるようなツールが作れるかもしれません。つうか、すでにアキュートロジックって会社がそういうツールを作っているのですが(画像機器展で見た)、どんな性能なんだろう。 なんてことをいろいろと考えながらつらつらと作業すること約30分。そこそこ色が合いました。あとは屋外持って行ってみないとわからんので今日はお仕舞い。 一枚一枚丁寧に作る、職人手焼き煎餅的手法でかにこむは頑張ってます。 もっと読みたい奇特なかたは、↓の読みたい月をクリックしてね。 |
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