2006-08-24 太陽系のリストラ?_ 太陽系の惑星ひとつ減った。冥王星が惑星でなく、わい惑星に格下げ決定とな。 確かに冥王星つうのは変わった天体で、私も小学生のころ、その軌道面や海王星軌道へ食い込む様を見ながら、「なんか異質だな」とは思っていた。 でも、そんな状態ではあってもいままでず〜っと、太陽系の惑星という位置づけでいたわけで、急に「格下げ」「太陽系は8惑星」とか言われても、なんだかピンとこないどころか寂しい気にすらなる。格下げ決定には(強く)納得するものだけど、それとは別に、寂しさを感じる。 送別会ぐらいしてやったらどうだ?(きっと各所で行われているに違いない) 天王星、海王星、冥王星というのは天文少年にとって、ある種憧れの天体である。太陽系のはるか遠くでゆっくり運行する天体。水金月火木土まではなんとか自作の望遠鏡でも観測可能だが、天海冥になると、とたんに存在確認のみの目視観測ですら困難になる。そんな目視観測困難三兄弟にあって、その最外縁を固める冥王星のその小ささと相まった不気味さ、深淵さといったらそりゃハンパじゃない。そこは一体どんなトコロなのだ? 公転周期248.5年ってナニ? 平均表面温度-230度ぐらいってそれ寒すぎだろ? すごく暗いんだろうなぁ。そんなとこに住むの寂しいなぁ・・・なんて、思いをめぐらしたものだ。 自分で手に出来る望遠鏡レベルでは一生目視観測できないんじゃないか? って確信できるほど遠くにある最果の惑星。だからこそ、冥王星前線基地(ガミラス帝国軍が地球攻撃のために太陽系に設置した前線基地。司令官はシュルツ)のその威厳というか存在感、不気味さまでもが確固たるものになるのであり、冥王星を通過するってことは、太陽系を越えはるか大宇宙へ足を踏み出す第一歩ってことを改めて覚悟させるものなのでもある。 惑星から格下げになったからと言って冥王星が消滅するわけじゃないので、まぁそう大きな問題では無いといえば無いのかもしれない。たんに地球人が都合いいように勝手に分類しているだけのことだから、赴任地の地球での扱いが格下げになったからってシュルツ司令官の給料が下がる心配もないだろう。 でもなぁ、なんか寂しいなぁ。 もっと読みたい奇特なかたは、↓の読みたい月をクリックしてね。 |
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水・金・地・火・木・土・天・海・冥って憶えたのが、「海」で終わるわけですね…なんか調子狂う…<br>まぁ、これまでにも海と冥が入れ替わって調子が狂ったりしてましたからね。(^-^;<br>そのうち、2010年宇宙の旅みたいに木星が核融合始めて、恒星に格上げされたりしないかな♪
確かに調子狂うよね。<br>木星の恒星化はやだな。今以上に暑くなってもらいたくないよ。
反射衛星砲でしたっけ?<br>寂しいのは同感です…。
そうそう。反射衛星砲。あと、遊星爆弾発射基地。