2008-09-13 生きてます。_ 今週は久しぶりに戦闘状態だった。ここ最近、糖尿病診断を受けた以降というもの深夜仕事は極力さけて健康第一に努めて生活していたのですが今週は後半に本当に久しぶりにどうしても無理しなければ(時間的に)解決できない緊急対応案件が発生してしまい、ここ2,3日間まさに戦闘状態でした。 が、おかげさまをもちましてなんとか昨日(今日未明とも言う)無事ミッション完了。肉体的に無理はしていたものの、その対応内容は非常に有意義なものなので精神的ストレスレベルは大変に低かったです。だから、毎朝の血糖値も100を越えることなく、なんとかクリアできました。こんな状況であっても毎日のお散歩も欠かしませんでしたし。 今日から三連休ですね。相変わらず完全休日にはなかなか出来ませんが、ま、支障ない範囲で適当に仕事をしつつ、のんびり過ごすつもりです。 _ 今朝の体重。朝食前で 71.2kg。身長187cmなのでBMIで20.36。なかなかにいい感じです。 今週の体重は 71.0 プラマイ 0.4kg の範囲で管理できました。別に管理ってほど特に食事に気を使っているわけではありませんが。酒もちゃんと飲んでますし、飯も三食きっちり食ってます。私の場合、運動量がポイントですね。消費カロリーで体重を管理してます。 _ デジカメのAEについての考察。少し古い話になりますが三ヶ月ほど前、6月17日の日記で、右写真のような自作チャートをご紹介しました(チャートクリックで巨大化します)。 これは、デジカメのAEの色依存性を見るチャートだったのですね。 簡単に仕組みを紹介しますと、チャート上部に5段のグレイパッチがあり、その他のチャート全面が単一色に塗られています。 全面グレイのチャートのグレイレベルが、グレイパッチの真ん中のグレイと同じ値です。 よって、このチャートがデジカメの画面全面に入るように写すことで、全面グレイのチャートを適正露光基準としてそのデジカメのAEの色に対する依存性を相対的に判断できるというものです。 なんでこんなことをはじめたかと言いますと、どうも夕焼けとか青空をお散歩デジカメ(カシオのEX-S20)で撮るといっつもかなりシラッちゃけて写ってしまうような印象を持っていたのですね。はじめはAWBのせいかな? なんて思ったのですが最近のデジカメのAWBはかなり賢くなってきており、夕焼けや青空を真っ白にするようなアホなことは滅多に行いません。というよりも、このシラッちゃけ具合は、AWBよりは露光オーバーに近い印象だったのです。事実、露出補正で -1.0〜-1.3EV すると、いい感じに写せます。で、あるときエプソンR-D1で夕焼けを撮ってみたらあら不思議。ほぼイメージ通り(というか、銀塩ポジで撮っていたときに近い感じ)に撮影できたのです。 EX-S20のAEは結構安定していて、通常シーンでハズすことはまずありません。ということは・・・ 『うむ? デジカメのAEつうのはセンサーからの信号で取っているから、そこに色依存性があるのかもよ?』 と、思ってみて、調べてみようと思ったのです。 で、上の連続写真に戻ります。 左列が、R-D1、右列が、同じエプソンのコンパクトデジカメL-500V(家内のスナップカメラ)です。 一目でわかりますよね。R-D1は被写体の色に関わらず、多少のブレはあるもののほぼ安定してグレイチャートが再現されておりますが、L-500Vはグレイチャートがまともに再現できているのは、全面グレイのはじめの一駒だけです。 L-500V以外にも、手持ちにあるEX-S20や富士FinePix4900Z、リコーCaplio R1などでやってみましたが、いずれも大小の差あれどL-500Vに同じ傾向を示しました。 私が実験したデジカメに関して言えば、センサーから来たRGB信号を、うまいこと三刺激値におきかえて評価できていないってことなのでしょうね。RGB から被写体輝度を算出する際、色に応じた評価が正しくできていない。例えば、青は、輝度に変換される場合には約1割程度のパワーしか持ちません。全面青の被写体があった場合、青は本来相当暗く写さねばならないところを、青であることの考慮が足りなさ過ぎて暗い青を明るく写そうとしてしまい、AEが露光オーバー側に引っ張られると。 赤や緑に関しても同様ですね。 R-D1はAEシステムは銀塩カメラライクですからレンズを通ってシャッター幕面に到達した光をそのままフォトダイオードで評価しています。フォトダイオードの分光感度特性については詳しくないのでわからないのですが、こやつの特性がうまいこと色に対してフラットなのかな? あるいは、RGBセンサー使ってR-D1の内部でなにか補正演算しているのかな? いずれにしても、R-D1のAEはなかなかどうして頑張っているってことが、再確認できました。
もっと読みたい奇特なかたは、↓の読みたい月をクリックしてね。 |
最新ツッコミ |
Nikon F5には「3D-RGBマルチパターン測光」が搭載されてましたね。<br>まさに露出が色調に左右されにくい測光です。<br>http://www.nikon.co.jp/main/jpn/profile/about/history/d-archives/camera/history6_f5.htm
そこまで大げさな話じゃないと思うんですよね。<br>輝度 = f1 * Red + f2 * Green + f3 * Blue;<br>において、fn をうまいこと制御すれば上記のような全面同じような色の場合は対応できちゃいそうな気がします。<br>AWBからのFeedbackは必要かな?