2005-12-25 ガンマコレクション。_ クリスマスと言っても年末進行。というわけで進行中コンサル案件の画質調整フォローアップをおうちで行う。 今の時期、世はまさにクリスマス。電飾が華やかなのは良いのだが、いつもと違った光線条件になるので、実写画像の過去の経験値との比較がちょい難しくなるな。 _ 三刺激値。RGB表色系では等色関数が負値を持つ領域があり、これがちょっといろいろと面倒なので、これを全部正の領域で扱えるように考え出されたのが、XYZ表色系であることはみんな知っていることと思う。 しかし、実際の画像処理システム・・・特にデジカメのフロントエンドのようなセンサーからの素信号を扱うところでは、当然ながらRGBで信号処理しないといけない。しかもセンサーからのRGB信号は、いろんな制約(デバイスの能力やカラーフィルターの性能からくる分光感度特性)から、理想的な刺激値と比較すると大きく乖離したものである。 そこで、フロントエンド(センサー後段処理)でいろんな計算をして色を合わせていくのだけど、このラインで負値を扱えるようにしたらいいんじゃないか? ってことをさっき思いついた。 実際には符号を考慮するのめんどいから、例えば黒をゼロでなく、256(12bit)とか任意に定義できるようにしておくのだ。 カラーマトリクス演算して負値が出る場合があるが、それをクリップするのではなくそのまま残して計算する。 三刺激値から考えても、負値側の帯域はほんの少しでよいと思う。 冬休みの気晴らし課題として、R-D1の自作現像ソフトで時間みて実験してみよう。 もっと読みたい奇特なかたは、↓の読みたい月をクリックしてね。 |
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