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かにの泡ぶく


2013-02-25 居座る寒波。

_ 三寒四寒?(16時05分記)

2月も25日だというのに、なんだか寒い毎日です。今週水曜日ぐらいから、暖かくなるという話ですが、我が仕事部屋には、一足先に春がやってきているところがあります。

この写真は、先日2/10に観音崎にヒナカマキリに関連した調査に行った際に、採取してきた観音崎の土です。(観音崎はどのぐらい暖かいのか?

ちょうど、ヒナカマキリの卵のうが見つかったあたりの、落ち葉床から少々お借りしてきました。

ヒナカマキリは、地上性のカマキリで、卵のうから産まれた幼虫は1mmにも満たないごく小さい大きさ。こんな小さい幼虫が、産まれて直後いったいなにを食べているのか調べるために、産まれて直後に生活を開始する土壌環境を、調べてみようと思って小瓶に採取してきました。

卵のうは孵化されると困るので、屋外の日の当たらない場所においてあるのですが、この採取土壌は、私の仕事部屋においてあります。真冬でも昼間は暖房を入れない我が仕事部屋とはいえ、窓を閉めれば屋外よりは幾分暖かくなります。15時現在で、室温14.2度。屋外+6度ぐらいな感じでしょうか。

というわけで、おそらく、一足先に春が来たと勘違いしたのでしょう。小瓶の中は、もう春です ^^)

なにかの種が発芽して新芽が出ていたり、よ〜〜〜くみると、落ち葉の裏で小さいトビムシのようなもの、土の上でダニみたいな虫? 線虫のようなものが、たくさん動いています。

こういう、豊かで潤った土壌、生物層の中で、産まれたばかりのヒナカマキリの幼虫たちは、思い思いに食べられるものを見つけては、捕食しているのでしょう。

当初、自分で土を用意して、そこに、この観音崎土壌から分離した微小生物を移し替えて、新規にヒナカマキリ幼虫の生育環境を整えようかと思っていたのですが、この豊潤な生物層を見てしまうと、そんな簡単なものではどうもダメそうです。

もう一度観音崎に行って、もう少し土壌をお借りしてこようかと、思案中です。もうね、変な小細工しないで、この土壌のまま、育てたほうがよさそうな感じです。


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