2012-12-31 時はときとして残酷だ。_ 夜明けを目指して・・・(21時55分記)今年も無事、家族一同、元気に年を越せそうである。 今、振り返ってみると、去年はとにかく、いろんなことがありすぎて正直言って自分の思考が整理しきれない一年間だったと思う。三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う震災被害と福島第一原子力発電所の炉心溶融爆発事故、さらには、政府の無能無策による被害拡大、及び国民の命をあまりにも軽んじた対応への怒り、自衛のための決意と覚悟・・・ 今にして思っても、あまりにも多くのことがありすぎた一年だった。 それに比して今年は、去年に比べれば、いくぶん自分の思考は整理されはじめてきたかな・・・と、感じる。 自分の思いとしては、去年と今年はまだまだ一続き。言うなれば「見えない何者か」との戦いの最中であり、夜明けは当分先だという感じだ。ちょうど一年前の大晦日に私は、「明けない夜は無い。」と記した。その思いは私の生命理念でもある。明けない夜は無いと確信し、微力ながらも、確固たる思いで日々生きている。しかしながら、夜明けはまだまだ先・・・なようだ。 私は思った。 ひょっとして夜はまだ、始まったばかりなのか? いやもしかしたら今が、更けつつある夜だということに、ようやく気が付いたということなのか? そう。夜明けを目指しての旅は、今、始まったばかり。これからがようやっと本番なのだ。 陽が西に傾き、夕暮れから夜になっていたというのにそれに気付かず今まで何十年もの間、平和ボケした宴を繰り広げていた自らの愚かさに今、ようやく気が付いたってとこだ。 明けない夜は無い。しかしこの夜は、そう簡単に、明ける夜では無い。 焦るな。失望するな。諦めるな。 今、始まったばかりなんだよ。 そう簡単には、変わるわけがない。 まだまだこれから、やらねばならぬことが山積している。 一つずつ、崩して片付けて行くしかない。一つずつ、着実に・・・ね。 今年の大晦日はなんだかとっても清々しい気分だ。 さぁ、過ぎゆく今年と命ある今に、乾杯!
平成二十四年十二月三十一日
午後九時五十五分 自室にて 青木 康雄 もっと読みたい奇特なかたは、↓の読みたい月をクリックしてね。 |
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乾杯!!<br>グラスを鳴らす友がいる限り、何を諦めたりするものかっ!
乾杯!!!<br>た さんと共に、私は決して諦めない。例え死んでも盃を交わそうではありませんか!