2012-10-23_ MRTG改造メモ。(16時05分記)自宅にモニタリングポストを設置するに際して、空間線量測定データをWebで公開しようと考えた。 線量データを自宅ローカルのサーバ上で集計し、MRTGに食わせて www.kani.com に定期upすることにした。 環境:Vine Linux 5.2 (Palmer) / Kernel 2.6.27-76vl5 on a 2-processor i686 MRTGは以前にも何度も使ったことがあるのでさくっとインストールできるかと思いきや、一部ライブラリの在り処が違かったりして ln したりするも、予定通りさくっと入れて改造を行う。 ■改造内容: MRTGが計測値の平均化処理をしないようにする。MRTGの計測値処理はこんな感じ。
例)10 の次に 50 を食わせると、50を食わせた時点での表示値は 30 になる。 10 の次に 50 を食わせたあとに 50を食わせると、表示値は 50 になる。 ネットワークトラヒックを間欠サンプリングで表示するツールなので、本来はこの動作で問題ない。しかし今回は、食わせる空間線量測定データはすでに平均値になっているので、これをさらに平均されてしまうと線量ピークがわからなくなる。よって、MRTGの計測値平均化処理を無効とする改造を行う。 ■改造箇所: 丸一日あーだこーだとコード追跡した結果、rateup.c 内の、NEXT マクロを書き換えることで、対応可能であることが判明した。 ループになっていて += しているところを、一発目の n だけ格納するようにして、/= avc しているところをコメントアウト。 あと、mrtg 本体をいじって、グラフだけ表示するようにした。 現在ダミーデータ食わせてテスト稼働させているも、おおむね意図した通りに動いていそう。 あと数日このまま様子見る。 もっと読みたい奇特なかたは、↓の読みたい月をクリックしてね。 |
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