2012-03-19 春の気配?_ ATRenamerリリース。(15時00分記)久しぶりに新作フリーウェアのリリースです。 ベクレルモニタ「ATOMTEX社製AT1320A」をアドフューテックさんから買った人で、Windows PC をお使いのみなさん向けの便利ツール「ATRenamer」を3月17日、リリースしました。 って、ここで書いてもどうよ? って感じな超ユーザー限定ツールですが(日本でまだ100件もないかも・・・)、facebookだけでなくこちらでもご紹介させていただきます。 詳細は、こちらからどーぞ。
_ オリジナル線量計その後。(15時23分記)『俺はいったいどこに向かおうとしているのだ・・・?』と、ふと思わないでもないような勢いで最近、シンチレーション式線量計の試作実験に没頭しています。 検出器は自作のCsI+PD(秋月の10mm角CsIと、浜ホトのS6775)をピタガラス(紫外線硬化接着剤)で貼りあわせたもの。これを、2SK192A-Yで受けて、バーブラウンのOPAMP(OPA2604AP)で増幅という構成。部品代で6千円ちょいってところでしょうか。こんな簡単なものでも注意深く回路実装を行い、ノイズレベルを下げることでかなり実用的な結果が得られています。今のところなんとか、Cs137とBa133、K40の分離はできるようになりました。 MCAはiPod touch 4thにアナログ入力で、ポケガProを使っています。 核種がわかると何が嬉しいのか? 例えば、酒の肴に近所のスーパーで買ってきた あさり に、堀場のRadi PA-1000を当てたとき、線量が有意に 0.02 μSv/h 上がったとします(この程度上がるものは結構ある)。この線量上昇が自然界に存在するカリウムの放射性同位体K40であればまぁ気にすることないのですが、もし、人工放射線核種のセシウム137とか134とかだったら、いや〜んですよね。 堀場のRadiは検知した全ての放射線(ガンマ線)がCs137のものとした時の線量しか測定できず、検知したガンマ線のエネルギーレベルがわからないので、その線量がK40由来なのか、Cs137由来なのか、はてさてI131由来なのか・・・が、判断できないのです。 核種同定機能を持った線量計もありますが、もれなくお高い。そこで私は、なんとか1万円ぐらいまでで、核種同定までは出来ないまでも、K40なのか、そうでないのかぐらいの見分けが付くぐらいの線量計を作ってみたいと思っていたのです。 かなり、当初の目標が実現しつつあります。 また進捗あれば、ご紹介したいと思います。
線量換算係数の設定はしていないので、表示されている線量は滅茶苦茶です。
cpmは正しい。 もっと読みたい奇特なかたは、↓の読みたい月をクリックしてね。 |
最新ツッコミ |