本当に帰ってきた「ヨタ話」
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不定期に追加更新されるまさに「ヨタ話」。お忙しいかた、無駄が少しでもキライなかたは、直ちに「Back」ボタンを押されることをお勧めする。
2002/12/13 17:29 今日もいちお酒抜きかな。
某所忘年会で、今朝3時まで飲んでいた。朝4時帰宅。
知る人ぞ知る、iju25で飯&酒と、その後wanganにて。
『あおきさん、片手にウイスキイってどんな感じで思索っているのですか?』
こんな感じです。
DELLのPrecision 340 スモールミニタワーが昨日届いていたのだ。
狭く混乱している我が仕事部屋がさらに大変なことになっているのだ。
早速インストールするのだ。・・・って、なにを?
あらかじめ作って置いた、Vine 2.6インストール用のFDを食わせてスイッチオン。
素晴らしい! 一度もプレインストールのWindowsXPに触ることなく、即全削除してVine 2.6を自室LAN内のftpサーバからインストールするのだ。
しかし2.8GHzのCPUは速いのだ。我が家で最速なマシンになったのだ。120GBのHDDが2基。ソフトウェアRAIDを組むのだ。
でも、数ヶ月のおつき合い。これで開発したシステムを、数ヶ月後にはこれごと全部納品しちゃうのであった。
しばらくの間だけど、よろしくね。
2002/12/11 20:14 最近寒いねぇ。
ここ数日、極秘案件で深夜未明まで思索に耽ることが多い。私は、深夜に思索る時は、必ず片手にウイスキイ(大抵ストレート)というスタイルなのだけど、ここ最近の冷え込みも相まってか、はじめはチビチビなんだけど、だんだんチョビチョビとなってきて、そのうちグビグビってな感じでついつい飲み過ぎてしまう。最近は量を控えるように心がけているのだけど、こんなでここ3日でボトルが2本無くなるというペース(一週間で4本空いた。これの他にも夕飯時には晩酌している)。さすがにこれは継続的に摂取するにはまずい量なので、今日は精神を強く持って休肝日とした。
寒い冬の深夜の思索にウイスキイはぴったりなんだけど、暖まろうと思ってお湯を入れちゃうと脳へのエナジィもその分薄まってしまって具合が悪い。そこで私は、ウイスキイをストレートのまま、電子レンジでチンして『くわっ、これはたまらん』などと言いながらやっている。こんな具合で朝3時とか4時まで仕事してて、翌日7時ぐらいには起きて仕事に出かけるわけだけど、『なんか酒が残っているっぽいなぁ』って、感じるのも当たり前だな。4時間ぐらい前までバリバリ飲んでいたんだから。
でも体調的&精神的には相変わらず絶好調な今日このごろ。
でも今年は人間ドッグに行けなかったから、来年早々にでも予約して行ってこよ。
配偶者特別控除
が廃止だと? けしからん。
2002/12/05 01:00 こんな夜中に・・・
さて、今日はちょっと面白い画像をお見せしましょう。
業界関係者のかたは、この映像を見た瞬間、「何で撮影したか」はすぐにおわかりでしょう。
え? ところでこの画像はなんなんだって?
こんな風にして撮りました。そう、なんと、血管内視鏡で撮影されたビデオ信号をキャプチャーしたものなんです。左は、私のいつも使っているキーボードの中(すげぇ汚い ^^))、右は、いつもメモ撮りに使っているNikon CoolPix 700のコンパクトフラッシュスロットの中です。
なんでそんなもんが家にあるんだ?という疑問は全くナイスクエッションなのですが、まぁそれはそれ。まさか趣味で買ったわけじゃありません。こんな機械です。
左は内視鏡全体。これを、腕とか大腿部に注射器みたいなもの(というか、逆流防止弁のついたまさに注射器だな)を刺して、そこから血管のなかにするすると入れていきます。それで、血管を伝っていって、見たい部分まで行って身体の中を見るのですね。この内視鏡は、先端にバルーンが付いていて、血管の中で風船を膨らませて血流を止め、生理食塩水を注入して被写体をクリアに見ることができるものです。バルーン無しだと、血が赤いので被写体がよく見えません。
真ん中は、照明装置とCCDコントローラーです。内視鏡にはファイバーが二本通ってます。ひとつは照明用。ひとつは観察用です。
右は内視鏡のレンズ部です。こんなに細いんですね〜。こんなさきっちょに、レンズ光学系があって、ファイバーで映像を持ってきます。さきっちょの金属っぽいふくらみはガイド部です。この内視鏡はモノレール式のもので、あらかじめ血管の中に敷設した軌道にそって進むのですが、その軌道にかかるためのものですね。光学系ではありません。光学系は、手前の黒いファイバーと全く同じ径で完全に一体化してます。
しかしすごいものが世の中にはあるものです。このようなすごいものは、お医者さんでもない一般民間人の私は、一生のウチでも滅多に使う機会はありませんので、いろんなものを見ては『すげぇ〜』と言って遊んでます。
この内視鏡は、あんなに細いのにその光源パワーはすさまじく、部屋を真っ暗にしても、この写真ぐらいのパワーでそのへんの懐中電灯より明るいぐらいです。
さてみなさん、私と一緒に百円ラジオの内部に探検に出かけましょう。一分弱のムービーをご用意しました。こちらです。(tanken.mov / 約 720KB:QuickTime Movieなので、Winな人はQuickTimeをインストールしないと動かないかも。QuickTimeはこちらへどうぞ。)
つうわけで、ついにかにこむも医療分野に進出!題してミクロの決死圏プロジェクトです。
患者さんの負担も少なく、しかも的確な臨床検査に使えるこの血管内視鏡に関連するミクロの決死圏プロジェクトは、社会的意義も大変に大きく、とてもやる気に燃えている私でした。
実は他にも、社会的意義が大変大きく、とてもやる気に燃えている面白い案件がいくつもあるのですが、機密保持の観点から今は(あるいは永遠に)お話できない(できなくは無いけどしにくいものもある)のが残念です。ミクロの決死圏プロジェクトは公共性の高いものであり、これからおそらくガシガシあちこちで発表しまくっていくことになると思いますのでご紹介いたしました。とはいえ、核心に触れる部分はなにひとつ書いてませんね ^^)
このところ財政的にヤバい雰囲気の話が多かったせいか、『青木さん大丈夫ですかぁ?』というご心配メールを沢山いただきました。みなさんご心配ありがとうございます。いただきましたみなさんには個別にご返信いたしておりますが、『ヨタ話が楽しみ〜』って思ってくださる奇特な常連さんへの近況報告を兼ねまして、なんとか元気でやってますレポートでした。
ではでは。
2002/11/18 10:32 よい天気
昨日は久しぶりに家族で遠出してきました。愛車で朝6時前に家を出て、昇仙峡を目指します。中央HWはがらがらで、朝7時すぎには、境川SAに到着です。
例年今ぐらいの時期に、昇仙峡に紅葉を見に行きます。今年は進行が速いって話だったので、ちょっと心配でしたが、充分楽しむことができました。と言っても来週はちょっと厳しいかもなぁって感じかな? おいおいラテン車のコーナーでも取り上げたいと思います。
短波アンテナ設置
しました。なんだか短波放送もいろいろな面からヤバそうな状況ですね。PLCの電力線搬送インターネット通信を短波帯まで広げるという話は、現在のところ取りあえず保留となりましたが、今後どうなるかわかりません(参考までにこのへんも)。こんなことされた日にはおうちで短波放送受信も大変な困難を極めるわけです。短波に限らずですが、ラジオ受信・・・ラジオ作りは私の今を形成する非常に重要な要素でもあるわけで、特に短波放送受信はとても重要な趣味のひとつです。聞けるうちに聞いておこうという気持ちもあって、先週末の土曜日に自作ループアンテナを設置してみました。
これがまたなんと素晴らしいことに予想を遙かに上回る性能で、マンションのベランダの手すりにくくりつけられる程度のサイズ(対角線が90cmの正方形菱形形状)なのですが、その大きさからは想像できない性能です。
はじめは、状況によっては直下型プリアンプを入れようかとも思っていたのですが、そんなの全く不要です。
本件についても、おいおい別コーナーを新設してご紹介したいと思います。
さてと、仕事仕事・・・・
2002/11/14 19:43 引越の最中
突然の事情で、予定を一日早めての引越となりました。でかいカニ三匹をご覧になってしまってびっくりされたみなさん、失礼しました。
今週はいろんな重要な案件の打ち合わせばかりであったことは以下で触れた通りですが、非常に大きな成果がいくつもありました。みなさん、ありがとうございます。正直言ってこんなに期待&信頼されていたなんて思ってもみなかったので、本当に嬉しいです。
やはり人脈は最大の宝ですね。
決して期待は裏切りません。期待以上の成果を出してみせますので、どうかこれからもよろしくお願いいたします。
サーバーが自室から居なくなる日・・・
なんとなく寂しいものですね。実際、毎日ログみたり不正アクセスと戦ったり、防火壁設定変えたりなどなど、楽しい日々でした。まぁ、サーバーという意味では、かにこむイントラネットのサーバーは相変わらずあるわけですし、ダイナミックDNSで外部へ向けたサーバーも用意するつもりですが、今までkani.com本体全部が、まさに今、私が居るこの横1mぐらいのサーバー群であったことを考えると、kani.comとしてこれらが二度と参照されることが無いっていうのは、なんだかかなり寂しいです。
お疲れさまって感じですね。
私も自身の得意分野に集中すべく頑張るぞ。
2002/11/12 17:02 今年の年賀状
そろそろそんな時期になってきましたね。毎年私は、今年撮影した写真の中からよさそうなものをピックアップして、自分でデザインしたものをデジプリのそのまま年賀状で作ってますが、毎年開けてから必ず何枚か必要になるので、予備でまっさらの年賀状を10枚ぐらい買っておきます。
ところが毎年、年賀状のことをしはじめるのが遅いので、毎年インクジェット葉書なるものを買いそびれていたのですが、今日、郵便局に行くついでがあったので、10枚ばかし買っておきました。
やっと今年はじめて、インクジェット用年賀葉書を買うことができました。
どんなもんなのかは、来年のお楽しみですね ^^)
2002/11/12 07:29 清々しい朝
全快したと思います。
ご心配いただきましたみなさん、ありがとうございました。昨日は一日中外出の打ち合わせだったのですが、元気にうち合わせしてきました。
しかし、土日とほとんどなにも口にせず、それで月曜日の外出だったので肉体的に疲れたのは事実です。5Kmぐらいは歩いたと思うし。でも、精神的に元気一杯だったので、全くなんのダメージもなく今朝も元気一杯どうやら絶好調って感じです。
どもども。
東京電力のトラブル隠しデータ偽造
ぼろぼろ出てきますな。電力供給というのは、民営化されているとは言え、現状では事実上競争原理が働かない世界だと思うけど、だからと言ってあの失態は危機管理以前の問題だな。
雪印食品問題の時は、競争原理ばりばりの世界だったから、あっという間に淘汰されてしまったが、東京電力はねぇ。『俺は東電辞めて他から電気買うよ』ってわけにもいかないし。とはいえ、『もう電気買わないもんね』ってわけにもいかない。
だからこそあんなたるんだ管理体制、現場意識になったのかもしれないけど、いずれにしても、ぜひとも一回、リセットしていただきたい。
さて、今日も仕事だ。頑張ろう。
2002/11/10 10:41 よい天気よい天気
酷い目に遭ったのだ。
一昨日の夜23時ごろ、なんかお腹が痛いなぁ・・・と、思ったのがコトの始まり。以後、突然のうちに激しい下痢、微熱、胃の圧迫感と鈍痛と収縮感、慌てて「やばい」と思って布団に入るも、微熱発生の全身の節々の痛み。「なんだ? 風邪か?」と思うも、一時間置きにトイレに起きるような状況が朝まで続いた。朝3時ごろがひどさのピークで、胃はもうもぎ取って欲しいぐらいに酷い苦しさで(二日酔いのソレとはまた異質)、本当に家内を起こして救急車を呼んでもらおうかと思ったぐらいだ。
で、昨日、近くの病院に行って診て貰った。そしたら、「なんだかよくわからないけど、ウイルス性の感染症だろう。でも、激しい症状はもう収まっているようだから、安静にして様子みながら、もしまた少しでも酷くなるようであれば時間を問わずすぐに連絡するように」との指示。
もらった薬を飲んで昨日一日、ず〜〜〜〜っと寝ていたら、今朝は随分よくなった。
一体なんだったのかなぁ。今から思い返せば、なにかキケンな状態のものでも食ったのだろうかって感じだ。
明日からはとても重要な週間
なのだ。かにこむの将来を左右するかもしれない重要なアポがいくつも入っている。だから、こんなところで寝込んでいる場合じゃないのだ。でももう大丈夫だ。滅多に行かない病院にもすぐ行ったし、昨日はいつになく安静を保ってかなり回復した。今日もおとなしくお部屋で作業して、大事をとるのだ。
kani.comの引越
準備で大変なのだ。トップ頁に告知したように、今月の15日ごろに、kani.comのサーバが変わるので、kani.comを管理するDNSが変更になるのであった。おうちにサーバがあるのはなにかと便利で面白いんだけど、数日以上不在する時などは、実はちょっと心配だったりする。落ちていないかとか、メールちゃんと来ているかなどなど。今まで落ちたことは無いのだけど、やはり安定稼働を維持しようとすると、サーバの管理というのはかなりな負荷になることは事実だ。そこで、www.kani.com関係のwebコンテンツと、メールサーバは外部のホスティングを利用することにしたのだ。
で、いろいろ引越の準備をしているんだけど、サーバが変わるとperlのパスが違ったり、環境変数が違ったりして、あちこちちまちまなおさないといけない。結構面倒だ。あと、いままでほぼ無尽蔵(数十GB単位で)に使えたディスクスペースが、百メガなんつう容量になってしまう。
あと、一般公開してはいないけど、root権限で動いていた極悪なcgiなども一部あるので、これらはもう稼働が不可能だ。
だから、一部どうしてもどうしようもない部分は、ダイナミックDNSサービスでおうちサーバにアクセスして動かすようにすることとした。また、巨大画像が集中するが、個人事業所「かにこむ」の運営に影響の無い、プライベートなコンテンツも、おうちサーバ上に置くこととした。
そうなると今度は頁間のリンクの問題があって、相対パスで記述していたところが非常にまずいことになる。
そんなわけで、なんだかんだと、ちまちま作業をしている今日一日になりそう。
2002/11/02 07:50 よい天気の朝
ヤフオクで遊休品処分
をはじめました。オークションIDは秘密ですが、思ったほど使わなかったもので、落札した人も嬉しいだろうものを出品してます。多少なりとも生活費の足しにしようかと。
相変わらず厳しい状況
です。私てきにも世間てきにも。実は先月早々、継続的に契約していた結構大きな収入源だった某案件が事情により突如契約解除になってしまい、その後経済的に空いた穴をリカバリーするため一所懸命頑張っているのですが、正直かなり厳しい状況です。
個人事業主はその収入を外部要因に大きく影響されちゃうのですが、だからと言ってめそめそしているわけにも行きませんし、そんなの今の時代、自営だろうと勤め人だろうと、大変なのはみな同じ。とにかく頑張ろう。
こんな私にもしお手伝いできそうな仕事ありましたら、まずはお気軽にお声がけください。お願いします。
2002/10/30 17:21 素晴らしい秋晴れの一日
仕事も一段落ついているし、当面の仕事は明日締め切りの原稿が一本あるだけで、しかもその原稿も、もうおおかた頭の中でイメージは出来上がっているのであとは書くだけだ。
そんな今日、朝からあまりに素晴らしい秋晴れだったので、お散歩がてら途中電車使って、秋葉原まで遊びに行くことにした。
で、以前より欲しかった、高入力インピーダンスのアナログテスター、三和のAU-32を買ってきた。あと、千石電商で部品を少々と。
アナログテスターと言っても内部は電子テスターで、オートレンジ機能付き。今まで、高インピーダンス回路は、韓国製の安いデジタルテスターで当たっていたのだけど、例えば、出力信号のピーク調整などの時、デジタルテスターだとピークがほんとにわからない。あと、一定周期でふらふらするようなものを測ると、デジタルだと数字がぱらぱら動いてどんな雰囲気でふらふらしているのかとっても掴みにくい。FET差動入力のプローブみたいのを作ってもよかったんだけども、まともなアナログ表示テスターを一台買ってもバチはあたらんだろうってことで、買うことに。
あと、DCから1GHzぐらいまでで-100dBぐらい絞れるアッテネーターと、100KHzから100MHzぐらいまで出るSSGが欲しいなぁ。
計測器ランドやテイクオフで中古を見てみたけど、これら測定器は中古でも結構高い。アッテネーターが50K円〜ぐらいで、SSGが60K円〜ぐらい。ヤフオクでも結構な高値で売買されているみたい。だったら少々高くても、校正済み中古のほうがいいよなぁ。
う〜〜ん、欲しい。欲しいなぁ。けど、高いなぁ。
仕方がないから作るかなぁ。
目的は、自作のラジオの感度測定なんだけど、そういう点で言えば、まずは電子電圧計を作るか。
100MHzぐらいまでで、マイクロボルトレベルが測定できれば、表示をdBmにして実用できるかもしれない。いや、きっとできるだろう。
でも、校正をどうする? 現有する測定器で信用できそうなのは、今日買ったテスターと、数年前に一生使うつもりで新品で買った100MHzアナログオシロだけだ。ちょっと怪しいけど、韓国製デジタルテスターも趣味レベルであれば問題ない精度かもしれない。
ということは、まずはマイクロボルトメーターを作って、テスターとオシロでなんとか校正する。そのあと、アッテネーターを作る。テスターとマイクロボルトメーターでアッテネーターを校正すればいいんだ。よしそうしよう。
しかし最近、実は測定器ばかり三つ作ったばかりだ。ディップメーターとインダクタンスメーターと、インピーダンスブリッジ。
測定器を作るのは楽しいんだけども、作った測定器をどう測定(校正)するか・・・でいつも楽しく悩んじゃうんだよな。
なんてことを考えながら家で仕事していたら、先週メールで注文していた0-V-1のキットがゆうぱっくで届いた ^^)
今まで自作ラジオは何台も作ってきて、その中にはトランジスタ式だけど再生検波のものもいくつか含まれる。
再生検波って、一般的には簡単な回路で高感度って言われているけど、過去に作った再生検波器は、トランジスタで組んだものだけどもどうもあまりぱっとしない印象のものばっかだったような気がする。まぁ、作り方の問題も多々あるんだろうと思うけど、どうも、いきなり「ぴぎゃ〜」って感じで発振して、その、発振手前のポイントが実にクリティカルでしかも不安点なものだった。
再生検波はオリジナルは当然真空管で実装されたものなんだけど、トランジスタだとあまりうまく動かないものなのかもかなぁ・・・みたいな感じを持っている。
最近久しぶりにまた短波ラジオを作ろうと思って、でも、私はスーパーヘテロダインは好きじゃないので、じゃぁ、トランジスタやめて真空管に近い動作のFETで再生検波の短波ラジオを作ってみようかって思ったのだが、『ところでいわゆる一般的な再生検波ってどんなもんなんだろうか?』という疑問がわいたのだ。すなわち、真空管で実装されたオーソドックスな再生検波を作ってみたくなったのだ。
部品を自分で集めて作ってみてももちろんOKだったんだけど、あくまでも一般的な再生検波を知ることが目的なので、今回はキットを購入してみることにしたのだ。
キットであれば、再現性を重視した標準的な回路構成だろうし、一般的な再生検波を経験することができるだろうと踏んだわけだ。
ハムズオフィスから届いたキットは、期待通りの格調高いもので、今時入手の難しい部品がワンセットになって、段ボール箱二重の厳重梱包で送られてきた。
まずは欠品チェック。異常無し。今すぐにでも作りたい衝動を押さえて、まずはまた箱に戻す。
45VのB電圧電池は貴重品だ。手に入らないわけじゃないけど、1K円以上は確実だ。
使い切ったらそのへんじゃぁ売ってないから、ダイソー出身の006Pを5個シリーズだな。
さて、いつ、作ろうかな。まずは仕事をやっつけてからだ。
2002/10/10 14:25 外はすがすがしい秋晴れだけど、おいら二日酔い
田中耕一さん、ノーベル化学賞受賞おめでとう!
物理学賞受賞された小柴昌俊教授のときもすごいなぁと思ったけど、なぜか田中耕一さんの受賞は私もとても嬉しくて、新聞読みながら涙が出てくるほどだった。
なんでだろ。もちろん知り合いでもなんでもないのだけど。
不思議だけど、そうなんだから仕方ない。
2002/10/07 20:30
(ちょいと削除)
ヤマハのなんとか教室。
このカネの無い時に、娘がヤマハのなんとか教室(リトミックとかなんとかだっていう、音楽系のヤツ)に行きたいらしい。マジっすか?
最近は私もすっかり節約のために、2000mlで約千円という紙パックの純米酒を飲んでいる今日この頃。出先で昼飯は立ち食い蕎麦で280円ぐらいという生活なのに、なのに・・・・
まぁいい。無限の可能性を秘めた我が子が望むなら、なんとかしようじゃないか。早速体験教室に行って来なさい。
つか、酒をやめれってのは、ぜひ無しで。
酒やめるぐらいなら、昼飯抜きを俺は選ぶよ。
2002/09/18 17:03 久しぶりに青空
久しぶりに秋葉原に
行って来ました。電車で行こうかと思ったけど、昨日修理完了した我が愛車アルファロメオ75TSに乗りたいこともあって、車で移動。行きは渋滞で1.5時間かかりましたが、帰りは1時間ぐらいでした。
今回のアキバ行の目的は
ポリバリコンの発掘確保です。できれば等容量二連のAM用300PF以上ぐらいのが欲しい。エアバリコンはもう手に入らなくなって久しいですが(但し超高額品を除く)、最近どうも、ポリバリコンすらなんだか今後の運命が危うい気がしてきて、その状況調査と当面ラジオ少年を続けるのに必要な数の確保(数個ですけどね)をしようと思い、行って来ました。
概況ですが、まだ、単連のポリバリは比較的豊富に生存しておりました(@200円前後)。が、等容量二連のAM用ポリバリは絶滅寸前レッドブック状態です。今日は行動可能時間が2時間しか取れなかったので充分な調査はできませんでしたが、なんとかラジオデパート内シオヤさん家で発見。4体保護しました。他にも、当面使いそうなRFCとか、エアトリマ、単連ポリバリなど数個を購入。ご主人さんにポリバリの現状をインタビューすると、『メーカーはまだあるけど、なかなか入ってこないねぇ。特に等容量二連はいつ入るかわからんよ』とのこと。『厳しい世の中になりましたねぇ』という見解で一致し、店を後にしました。
まぁ、確かに今時自分でラジオなんか作らないだろうし、作ったとしても、ワンチップICでバリキャップかもしれないけども、でも、あのコイルとバリコンで同調させるという行為を実体験できなくなってしまう時代が来るなんて、私が小学生のころは想像すらできなかったよなぁ。あの頃は、エアバリコンだってアルプス製のが一個五百円ぐらい。二連430PFのヤツも千円ちょっとで買えたのに。今なんか、新品のエアバリコンなんて一万円近いのよ。おいおいって感じだよね。
あと、コイルのQをだいたい体感するのと、インダクタンスを測るための簡易測定器を作ろうと思って、基準信号用のクリスタルを、2MHzから32MHzまで数個購入。さらに、今後のことを考えて、予備実験調査目的でバリキャップ(1SV149)も数個購入してきました。
まぁ、最後は部品すらも自作しかないんだろうけど、コイルぐらいは自作で行けるけど、バリコンはめんどくさそうだよな。
近いウチに実家に帰って、昔の部品を発掘調査回収してくるかな。
ローライ35修理見積届く。
昨日届いてました。すごいいろいろ細かいところまで見てもらって、アタリ傷や整備必要な箇所の項目リストなどもあり、すばらしい見積です。結局OHの重修理扱いで、修理費用見積は三万円(工賃一万八千円、部品代一万二千円)。修理期間三ヶ月とのこと。すぐさま電話でご連絡して、修理Goしてもらいました。
しかしこれでOHされて快調になってくれたら、嬉しいなぁ。ローライもって、アルファロメオで旅に出よう。
でも、こうして考えると、昔のモノっていいよな。今回のローライ35。30年以上も前のものだけども、壊れたらこうして修理できるし、そもそも30年も経っているのに修理したい気になる。性能だって今のカメラと遜色無いし、持つことの喜びっていうのかなぁ。その質感というか、なんというか、愛着感というのかなぁ。手アカが付いていたり、細かい傷があったりするそのボディーに刻まれた時を感じながら、道具として手に持った時にはちゃんとその務めを全うしてくれる。
最近熟成してきたとは言えデジカメにはこういうの、まだまだ無理だな。30年後に修理なんかまず無理だろうし、そもそもそんな時の流れに耐えうるほどのキャパを持ったものじゃないよな。
バリコンが消滅しちゃう世の中だもんな。
厳しい世の中だけど、負けないで生きて行きたい。
2002/09/10 15:54 曇り雨ではっきりしない
ぎょえ〜〜〜〜
なんとローライ35が壊れた(泣)。
・・・某日の出来事・・・
なんとなく今日は仕事をしていてもぱっとせず、気乗りもしないので気分転換に、最近いじってない銀塩カメラをいじってみようと思い、私の銀塩お散歩カメラであるところのローライ35を出してみた。
で、空シャッター切ろうと思ってみるとなんと、フィルムを巻き上げると同時にシャッターが切れてしまう。つうわけでレンズもしまえなくなってしまった。
う〜む、こいつは私が脱銀塩宣言する前までは、お散歩カメラとして大変活躍してくれたカメラなだけに、壊れてしまうととても悲しい。
しかも、結構昔(私のローライ35については製造年を詳細に調べてないのだがおそらくは、私が産まれた頃の製造だと思う)の独製のこのカメラ、修理してくれるところあるんだろうか?!
な〜〜んてことになる事態を、8年前に家内と一緒に銀座に行ったときにこいつを中古で買った時から心配していた私は、ロイカメラサービスさんという、ローライ修理専門にしているお店の連絡先だけは大切なメモに控えてあったのだ。もちろん今まで一度もお世話になったことは無い。
早速電話だ。
「あの〜、お忙しいところ失礼します。私、青木というものですが、そちらでローライ35の修理をしていただけるというお話を聞いてお電話したのですが・・・」
つうわけで、宅急便でカメラを送れば、修理見積と修理期間を出してくれるとのことで、早速我がローライ35を、二重三重四重の安全梱包して、送ることに。
あ〜よかった。
まてよ・・・他の連中は大丈夫か?
最近、芸術的な写真撮影から遠ざかり、娘のお遊戯会、運動会、家族でお遊びをデジカメでスナップる程度の写真ライフになってしまっていたせいか、銀塩軍団は放置状態。
以前はまさに毎週の頻度で稼働していたクラッシックカメラ達が急に心配になり、一通り点検をはじめる。
リコーフレックスVIIのシャッターに油が回ってネバっているのが発見されたが、幸いなことにライカM3から最新鋭機のキヤノンAE-1まで、他に大きな問題を持っているものは見あたらなかった。
やっぱカメラに限らず、機械モノはたまには動かさないと壊れていくね。
2002/09/08 20:26 優遇される雑草。
我が家で育てている『サンセベリア』(俗名?虎の尾)--家内の実家から株分けしてもらったもの--に、数ヶ月前、ちょっと変わった雑草が発生した。
はじめは、『よりによってこんなところにねぇ』なんて思っていた。というのも、サンセベリアは渇水に非常に強く、むしろ乾いた環境を好むために今年のような灼熱地獄な夏でさえ、せいぜい週に一回の補水しかしないもんだから、そのうち自然淘汰されるだろうと思っていた。現に、今までにも何度となく、補水翌日ぐらいに雑草が生えはしたが、その数日後には乾燥に耐えられずにみな枯れていた。
ところが予想に反してこの雑草、結構根性入っていて、そんな渇水状態で何度も枯れかけながらも地道に成長し、そこそこな大きさになってきた。
大きくなってからよくよく観察してみると、この雑草、結構面白くて夜になると眠って朝に起きる。
家内曰く『この葉っぱは豆科っぽいねぇ』とのことであるが、なんともいまだ小さいので特定は難しい。
そんなことよりいつの間にか私は、(いつも植物の世話しているのは私なのだが)この過酷な世の中でここまで根性で生きていく雑草に愛着すら感じるようになってしまっていた。
秋になるとサンセベリアの補水間隔はさらに延びて二週に一回とか、月に一回になってしまう。そんなとこでこのなんだかわからん雑草はきっと苦労するだろう。死活問題になるだろう。つうよりも、この雑草をちゃんと大きくしたいという思いもあり、本日、雑草にしてはあまりに優遇すぎるとしか思えないが、一戸建てを雑草に提供することにした。
今後こいつも面倒みていく予定である。どこまで大きくなるか、来年の春、どんな状況になるのか、楽しみである。
昼は起きてる 夜は寝てる
2002/09/04 10:45 消費者の信頼を逆手に取るヤツは滅亡だ。
以下、特定の会社の問題について触れているわけでは無く、昨今全般的な食料品腐れ問題についての私の考え。
最近、食料品に多少のおかしなものが混じっていたぐらいのニュースでは驚かなくなるほど不祥事相次ぐ今日このごろ。大手の大きな不正から、小さなお店の賞味期限切れ販売まで、いろいろだが、その中で、私は報道を読むたびに経営者、責任者の神経を疑う発言がある。しかも合い言葉かのように多く耳に(目に)する。
『これらの商品で健康被害などの苦情は寄せられていない 』
あたりまえだ。仮にこんなこと言っている人間を「あんた」という代名詞で以下呼ばせてもらおう。あんたんとこの商品を買って食っている人たちは、少なくともあんたたちの売っている食い物を信頼して、カネ出してあんたんとこの商品を口に入れているんだ。わかるよな? 誰も、やばそうなものを積極的に食べるわけない。
仮にあんたんとこの商品食ったあとに腹が痛くなったり、ゲロ吐くようなことになっても、まず誰も、あんたんとこの商品が原因だなんて疑わない。
人間、なにか問題が起きてその原因を検討するとき、明らかに心当たりが無い場合は、普通は消去法で行くだろう。そう、明らかに原因でないと思われる要素を取り除いていき、最後に残った項目を検討吟味するのだ。
例えば昼飯食って二時間後に腹が痛くなったとする。
腹が痛いので多分へんなもの食ったかと推測するが、このとき、自分が信頼している食い物は全部除くハズだ。今まで信頼していたブランドの食い物を、ちゃんとした店から買って、その後もちゃんと管理していて(冷蔵庫入れるとか賞味期限内に調理するとか)それを食べた場合、まず、その製品を一番はじめに「安全物」認定して腐った食材候補から除くと思う。
ほとんどの人はこうして行って、さしあたって食材に思い当たるフシがなければ、「夏バテで胃腸が弱っているのかな? たぶんそうだな」「風邪でも引いたのかな?」「道歩いていた時なにか口に入ったけど、そのまま飲んだのがまずかったか?」「たまたま痛くなったのかなぁ」「仕事がタコすぎでストレスかな? やってられんぜ」程度で、済ませてしまうだろう。そして、一日おとなしくして腹痛も収まるぐらいの健康被害であれば、日常の雑忙のなか、気にもせず忘れてしまっている。
特に俺なんか、相当ヤバイものもよく食べるから(賞味期限切れの肉とか炒めたりして「大丈夫かな?」みたいなノリで食べたり、独自の新種の調理法の実験をやったり・・・)、「やっぱあれか。あれはまずかったか」みたいに全部自分の原因にしちゃうほど人がいい。
消費者はあんたの商品をそこまで信頼しているというのに、それを裏切るようなことしておいて、『これらの商品で健康被害などの苦情は寄せられていない』とはよく言えたもんだ。実際出ているかもしれないけど、みんな、まさか『あんたんとこの商品』が原因だなんて思っていなかただけのことなんだ。
でもそんなことして信頼を裏切ろうものなら、これから向こう五十年は、腹が痛くなったらあんたの商品が筆頭候補だ。自分の欲しいものがあんたんとこの商品の隣にあっただけで、「感染しているかも」って言って嫌がられるようになっちゃうんだよ。
でも、世の中確実に変わってきているんだ。
多くの消費者は、いままでは言われたままを鵜呑みにしていた。しかしこれからは、みんな自衛策を考えはじめているし、いままではなにも考えずに並んでいるものを妄信的に信用していたかもしれないけど、これからは、一人一人がちゃんと考え、調査検討して製品を選択するようになるだろう。
それはすなわち、なにを信用して、なにが信用できないか、その情報由来の母体の信頼性をちゃんと見極めるようになるってことだ。
言うまでもないけど、これはなにも食品業界だけに留まるものではない。
最近の一連の不祥事発覚は、その多くが内部告発なり、内部調査なりで明らかになったものであり、これは一種の自浄作用とも言えるのかもしれない。こういう動きもとても面白いと思う。どうしてもなにかやっていれば行き過ぎというのはあってしまうと思うけど、やはり、どっかでなにかがブレーキをかけないとまずいってことは、人間のDNAにちゃんと刻まれていることなのかもしれない。
あ、そうそう、追伸だが、これは私が被害にあったから怒りをぶちまけているとかいうものではない。
幸い私はそういう被害にあってないし、もともと胃腸が強いのか、相当へんなもの食っても大丈夫みたいだ。
しかし昨今、人の信頼を逆手に取るような不祥事が相次ぎすぎるので、ちょっといい加減にしろって思っていたら、いつのまにかヨタ話を更新していたってわけで・・・
上で食料品を例にとったのは、わかりやすいからであって、最近、同様の事例は他にだってたくさんあるよね。
こういう不祥事は、全般的に全部頭に来る。
今晩は目刺し食べてカルシウム補給だ。あ、秋刀魚もそろそろだねぇ。いいねぇ。たまらないねぇ。
2002/09/02 07:07 おはようございます。
『朝までほぼ徹夜してレポートあげて、明日は一日ぐうたらで過ごす予定です。』と昨晩、以下に書いたばかりですが、書いた途端にやる気を失い、すぐさま寝てしまいました。で、今日は朝6時におきてこれからレポート作成です。
さてと、まとめするかな。
2002/09/02 00:16 自宅にて
今宵みなさんお元気ですか?
つうわけで、緊急にレポート作成しないといけない調査案件が浮上(いや、厳密に言えば、本来は期日はまだ先なんだけど、突如締めが変わってしまった関係で明日までに中間レポートしないとイケナイ)し、今、ちまちまドキュメンテーションってます。
こんな時、自営業はいいような悪いような。ま、朝までほぼ徹夜してレポートあげて、明日は一日ぐうたらで過ごす予定です。
田中知事当選!
長野県、熱いです。とても熱いです。エキサイティングです。
県議と民意のすれ違いは、恋事以上のどろどろとした利権私利私欲が絡み合ったたいへん複雑なある意味それが人間の本質かもしれない様相を呈しているような気もしなくもないですが(って、相当回りくどい表現だなぁ)、これからの展開、大変興味深いです。
私は当分は、動向を見守りたい。
近々の総選挙を予感させるような今回の長野県知事立候補チームフォーメーションでしたが、それはそれ。長野県においてようやく間接民主主義の本質をかいま見ることができたような気さえしてます。
国民が政治に参加する。今の世の中とインフラを考えれば、充分可能なハズ。私は かにこむ を統治している立場ですが、これそのまま拡張すればいいんじゃないの? なんちゃってね。そんな簡単なことじゃないと思うけど、世の中複雑に考えすぎな面もあるよね。
物事の真理は、至ってシンプルなものなのです。複雑なものは、それ自体が破綻していることを意味してると私は思います。
これ、数年前にもどっかで書いたな。私の信条かも。『とにかくシンプル』。
2002/08/30 15:19 自宅にて
下でも書いた通り、ジョギングをはじめて二週間ぐらい過ぎました。コースは、家の廻りをそうですねぇ、2.5Km〜3.0Kmぐらい。15分程度で走るようなペースで無理なくやっております。
毎日の仕事を含めた生活に無理なくジョギングをインプリメントするには、3.0Kmぐらいがちょうどいいようです。出かけて帰ってきて風呂入ってのんびりしての合計を1.5時間ぐらいにしたい。まぁ、ぼちぼち様子見てやっていこうと思います。
で、効果ですが、この二週間程度で、1.5Kgほど体重減です。でもこれ、きっと、脂肪が減ったというよりも、どっちかっていうと余剰水分が減ったような感じですね。でも、なんとなく、調子イイっす。
たまちゃん騒動
保護か捕獲か?! つうかさ、そっとしておいてあげようよって感じの私です。
人間はこの世で一番偉いと思っている人は少なからず居るとは思いますが、それは大きな間違いです。大自然は人間なんかの力でどうにかできるようなものではありません。そんな大自然の中で生きてきた天然のたまちゃんだって、バカでは無い。野生に育った感性と知識があるんです。なんで迷い込んでしまったのか、それはとてもかわいそうに思いますが、やばくなったら自分で海に戻るなりなんなりするでしょう。ネズミやスズメだって、ちゃんと地震予知して逃げていきます。人間の力や英知の遙か及ばないところで彼らは生きているんだと思います。保護だろうが捕獲だろうが、干渉する(される)ことは、たまちゃんにとってきっと迷惑なんだと思うなぁ。
人間達はそんなとこに居ないで、他にやるべきことが沢山あるだろうに・・・もっと自分達のこと心配したら? って、たまちゃん、思っているかもしれません。
確かに鶴見川や東京湾の環境が合わないで、弱っちゃうかもしれないけど、だからと言って「取り押さえて」「狭い水槽かなにかしらないけど人工の空間におしこめて」「餌付けしちゃう」ってのが、保護っていうのか?
そんなの偽善だと俺は思うな。そうすることがいいことだって、勝手に一部の人間サイドが思っているだけで、実は、はなはだありがた迷惑以上の余計なお世話で済まない干渉行為だと思うぞ。
・・・・・
突如
ゲルマラジオを激しく作りたくなった
ので作ってみました。電池不要で、ラジオの電波のエネルギーのみでイヤホンを鳴らす、非常にシンプルなラジオです。
私は確か小学校三年生の頃に、産まれてはじめて作ったラジオがこのゲルマラジオで、「ほんとにこんなんで鳴るのかよ」とか思いながらイヤホン耳に当ててラジオが聞こえてきた時には、言葉で言い表せないようなオドロキを覚えました。
それ以来、電波とか無線のとりこになり、ヘルツが高圧放電で電磁波の実験やったっていう本を読めば自分もそのマネして誘電コイルを作ってみようと思ってみたり(でもあんな巨大なコイル作れませんでしたが)、マルコーニの無線通信の本を読めば、またマネして実験してみたくなったり。
その後、どっちかって言えばエンジニアの世界で飯を食っている今のところの私の人生ですが、その幼少期において非常に大きな影響を与えてくれたアイテムでした。
それ以来、電子工作、それも、ラジオとか無線機系、派生としてオーディオなどもですが、こんなガラクタいじり系の趣味はかなり長く続いておりますねぇ。
数年前から言ってるわりには未だに実現できませんが、自作ラジオのコーナーも作りたいですね、はい。
■用意するもの
・コイル用0.2mmぐらいのエナメル線:15mぐらい。
・コイルを巻く用のフィルムのプラケース
・適当な基板、ラグ板など。なけりゃ小さい釘でもいいし、無くてもいい。
・ポリバリコン。エアバリコンならなお可。自作も可。
・クリスタルイヤホン。クリスタルでないとダメ。
・ゲルマニュームダイオードと、1メグオームの抵抗。
私は部屋のそのへんを探索して5分程度で揃いましたが、全部買ったらいくらだろ。千円でお釣りが来るぐらいかな?
この中で重要なのはクリスタルイヤホンです。最近のラジオ用のイヤホンはほとんど全部がマグネティックイヤホンなので、NGです。放送局送信所の半径2Km以内であれば、マグネティックイヤホンでも鳴る可能性ありますが、普通は無理です。
クリスタルイヤホンかどうかの見分けは、まず、外見が写真のようなイヤホンであるかどうか? そして、イヤホンから出ている信号線二本の被覆を剥いて、お互いショートさせるとイヤホンから「カリカリ」って感じで音が聞こえてくればまず大丈夫でしょう。
次に重要なのはコイルです。
今回は、普通のネガフィルムのプラケースを使いました。これの半径がだいたい15mmぐらいですので、市販されているポリバリコンで同調させるには、だいたい140回ぐらいコイルを巻けばいいことになります。400マイクロヘンリーぐらい欲しいってことなのですが、用意したエナメル線をちまちま巻いていきます。慣れれば5分もあれば巻き終わります。私は巻いている最中の都合により、130回で巻きやめることになりました(巻きはじめと巻き終わりにストッパー用の穴を開けたのだけども、これが130回目でちょうど穴に来てしまった)が、まぁこのぐらいは大丈夫です。気にしないことにします。
そして組み上げて半田付けしてできあがり。ざっと一時間の楽しい工作でした。
我が賃貸のマンションでは残念ながらシールド効果が強くで電波を受信できません。
近日中にアウトドアで受信してきますね〜。
2002/08/16 10:55 自宅にて
ようやく多少は秋っぽさが微塵ですが感じられるようになってきましたかね?
4月からフリーになって、自宅で仕事するようになったわけですが、特にクライアントとの打ち合わせもない時などは、家から一歩もでないでも大丈夫な生活になっちゃっています。
下のほうでも書きましたが、通勤とか出社というのは、知らないあいだに相応のエネルギーを使っているわけで、これらが無くなった私はカロリーが余って太り初めてまずい状態なわけで、7月まではそのへんをお散歩したりして、まぁ4,5Kmぐらいの距離は歩いていたのです。そのせいもあってか、そこそこよい状態を保てていたのですが、8月は暑い!。夕方でも暑いし夜でも暑い。こんななか散歩したら健康を害しそうだったので、打ち合わせが無い時などは、外にも出ずになんとなく家で仕事して、でもビールは飲んでという生活をここ10日ばかり続けていたら、3Kgばかし質量増加してしまいました。
最近微塵ですがちょっとだけは涼しさの気配を感じられるようになりましたので、そろそろ、お散歩・・・いや、さらに一歩踏み込んで、「家の廻りを8Kmぐらいジョギング」でもしようかと思い、ジョギング用のシューズとスゥエットなぞを買ってきました。
ま、そこまではいいのですが、調子に乗って、「じんべえ」と「下駄」も買ってしまいました。なんとなく、「じんべえ」「下駄」でお散歩するのもいいかなぁと思いましてねぇ。
つうわけで、おそらく、月水金はスゥエットでジョギング、火木土は「じんべえ」と「下駄」でお散歩つうローテーションになりそうな感じです。
かにこむ の夏休み。
個人事業所の話。夏休みは、あってないようなもので、まぁ、それでも今週はなんとなく夏休みって感じで、仕事量も毎日数時間程度って感じでちょこっとのんびり週間にしました。
14日に山梨県方面にドライブって来ましたが、道路はどこも混雑ですねぇ。どうも混雑が苦手な私は、海水浴は7月下旬に家族で2泊でいつもの西伊豆土肥温泉に行って来ました。
あとは、今月下旬の小学生が夏休みの宿題におわれだしたころに、よみうりランドのプールに家族で行ってこようかって思っております。
そんな感じですね。
では。
2002/08/03 21:22 自宅にて
世田谷区民祭行って来ました。
いや〜、あち〜けど一昨日ほどじゃなかったですね。日陰であればビール片手に気持ちよく涼める感じ。
生ビールn杯、地鶏焼き鳥や、なんか変わった美味しい食べものなど、沢山飲み食いしてきました。
左の写真は、若鮎のアイスクリームを売っているお店の前からの光景です。
私はあまり政治には興味ないけれど、
脱ダム宣言の長野県の田中知事の動向には実は結構興味持ってます。
ヨタ話で政治の話題を出したことないし、出す気もないのですが、田中知事は特に県政を担う知事として、従来の長野県知事の慣例をやぶり当選したときから面白そうだと思っておりました。「面白そうだ」というのは、人ごとモードだってことでは無く、なんとなく、日本の県政・・・しいて拡張すれば、政治自体をも変革させる可能性があるなぁという感じで動静を見守りたいって感じの「面白そうだ」です。
で、まぁ、上でも書いた通り、政治の話題を出す気はないのでここまででいいのですが、8/3付け朝日新聞朝刊の関連記事で、面白い表現を見つけました。
「政治は政策を打ち出すだけでは終わらない。関係者を説得し、多数派をつくり、政策を実現する。」
というくだり。なるほどなぁ〜、と思いました。これは、なにも政治だけでなく、日常社会の、例えば会社や組織の中で、自身の企画なり新しい策なりを提案する際にもまんま適用できるのではないかと思いましたよ。
新聞片手にそんなこと思いながら、自身の身で考えてみると・・・
新しい提案なり策なりを打ち出すことは、私は結構得意なほうであるし、むしろ先頭きって打ち出すほうだと思う。関係者の説得もまぁそこそこするけど、「多数派をつくり」ってところは私には全く無い概念だなぁ。
良き意見はたとえ少数派であってもよいものは良い。というのが私の考えです。でも、実は民主主義は、多数派主義ですよね。そういう意味では、多数決で決を採る民主主義にはそぐわないのか?俺は。 そんなことないよなぁ。民主主義的意志決定は私は嫌いじゃないよ。
でも、自分の考えを実現するために、多数派を作ろうなんて今まで思いついたこともなかったし、(自発的に共感してくれる人はもちろんWelcomeですし、自動的にお互い仲間同士になっていくのですが)わざわざ自分の考えを理解してもらえない人を説得してまで、そんなことする手間はむしろくだらないとすら思っていたほうなので、数の論理ってのには目を向けたことは無かったです。逆に言えば、今までの経験では、私含む少数派でも実現できてしまっていたという面もありますし、また、自分の考えが受け入れられない状況になった時は、説得よりも、自らそのプロジェクトなり組織なり集団なりから去っていくスタンスです。
うむ、私に欠けているところは、そのへん(説得〜多数派工作)だなってことが今更であるが再確認できました。
でも、だからと言ってそんなことするのは私の能力外のことだし、私は私のままでもいいと思うので、とりたててなんにもしないけど、将来チームを作る時には、多数派を作るのを得意そうな仲間を探すことも頭の隅に入れておきたいと思います。
だって、人間、一人でなんでもかんでも全部出来ないですもんね。一つで充分なので、自分の得意な分野で徹底的にやればいいんです。不得意なことは、得意な人にまかせれば、いいんです。
それがチームだと思います。
2002/07/31 16:31 シャワー上がりでビール一杯ってか 自宅にて
弱小戦艦「かにこむ」第一艦橋にて。
航海士:「艦長・・・」
艦長 :「・・・うむ」
航海士:「まずは危機的状況を回避しましたね」
艦長 :「うむ。でも油断は出来ない。「かにこむ」戦艦は志気は高くとも規模はやはり弱小戦艦だ。またすぐに危機的状況は訪れるだろう」
航海士:「はい。わかりました」
艦長 :「しかし今回はみなよく頑張ってくれた。今晩はささやかながら祝杯をあげるぞ」
航海士:「艦長・・・しかし、調達物資が日本酒とウイスキーと焼き鳥では、喜ぶのは艦長だけでは?」
艦長 :「・・・よく聞き取れなかったが?!」
航海士:「針路確認、異常無し!」
このくそあち〜最中、しかし一方で生活がかかっているので用賀までトボトボ歩いて、かにこむ口座の入金確認に。なぜか理由はわからんが屋号入りの個人口座は、オンラインサービスを受けられないので、入金確認残高照会は、常にATMまで行かねばならない。
つうわけで、6末締め7末払いの売掛金が無事入金されていた。あ〜ほっと一息。で、いきなりかにこむ口座からほぼ全額を引き出して、当面8月末ぐらいまでの生活資金と税金とか社会保険代とかのために必要なキャッシュをキープったあとの残金を個人口座に入金した後の残高が上記だ。
これでなんとか9月までのエネルギーは確保したな。
いや〜実は昨日、宅急便の着払いは来なかったんだけども、なんと新聞の集金があり、かなりヤバイ事態に陥った(残金数百円状態)。まぁクレジットカードがあるとは言え、わずか数百円のキャッシュで一夜を過ごすってのも、独身時代以来初めてのことかもしれない貴重な経験であった。
今日、入金確認帰りには、用賀のマインマートで酒をしこたま買い込みたい気分であったが、あまりにもあち〜ので、取りあえず最低限度の日本酒(うへ〜、家で飲むの久しぶりだぜ)とキリンの一番しぼり(これも久しぶりだぜ)のみを買って、またとぼとぼと歩いて家に帰ったのであった。
家に帰るとあまりの暑さに全身汗だくで汗がぽたぽた落ちるほど。速攻でシャワーを浴びて(こんな時自営業は良いねぇ)買ってきたばかりのキリンの一番しぼりを一本やって、今に至るって感じだ。
今晩は、ささやかながら家族で乾杯(って、マジにささやかで、ただお酒とジュースで乾杯するだけですが)して、無事生活できていることの喜びをかみしめつつ、明日に向かって頑張っていこうと思う。
これはなんと湘南平塚の地ワインとのことで、バラのワイン。かにこむ宴会で、エーワイさんにいただいたもの。ど〜もありがとう。
今日の乾杯では、この湘南平塚ワインもいただく予定。もちろん私はワイン好きなのでじゃかじゃか飲むが、家内が日本酒ダメでワインなら少し飲むって感じなので、今日の乾杯はこのワインかな?
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さて、明日から8月です。今抱える案件ももちろんあるのですが、これらを着実に消化しつつも未来に向かって営業せねばなりません。その準備として、すっかり配りきってしまいました「かにこむ事業案内」を本日追加で少々作成しました。
今までは、A4でプリントアウトしたものを透明カバーのついたバインダーみたいなもので挟むというか、閉じるというかして配布していたのですが、このバインダーが結構お金かかるのと(1部100円近くする)お金かかるわりにはあまり使用感は良くなく、頁をめくったりするときに透明カバーがへんなテンションを与えたりしてどうもいまいちでした。でも、かっこいいので使っていたのです。
でもやはりどうもいまいちな感でしたので、今回は、簡易製本テープというのを買ってきて、自分で簡易製本してみました。
こんな感じです。表紙にはちょっといい紙(フォト光沢厚手デラックス用紙)を使ってみました。絹目のほうがよかったかなぁ・・・でも、光沢も悪くない感じです。
製本つってもホチキスで止めてテープを貼るだけなのです。若干の手間はかかりますがかな〜りいい感じです。持っても手になじむし頁を開く感じも悪くありません。
これで製作コストも下がるんですから、申し分ないですね。
明日から早速これ持って、営業してきま〜す。
2002/07/29 20:45 昼間はそれでも過ごしやすくなかったか? 自宅にて
今月はホントに金がねぇよ。
なんと今日、通常であればなんの問題もなく嬉しさ120%なんだけども、今の状況嬉しさ半分、ヤバさ半分ってところで実に微妙なタイミングで、5月に事故って全損になったアルファロメオ75TSに変わる、弐号機の納車がされることとなった。詳しくはアルファロメオ75TS日記に書くけど、一ヶ月間の納車整備を経てようやく納車ということで、両手をあげて喜びたいところだがしかし、損害保険の支払いで不足している残金を納車時に払わねばならない。
う〜、きびし〜。仕方ないので、家中のカネ(小銭まで含めて全部)をかき集めてみたら、追加で銀行口座から引き出せばなんとかなることが判明。で、口座残高がこんなことに。って、普通は納車を遅らせるか支払いの相談するだろ。つか、こんな時に車にカネ払うか? 普通。と言った非難の声があちこちから聞こえてきそうであるが、まぁ仕方ない。長い人生こういう局面もあるだろう。先方のラテン車屋さんも有限会社の小さなお店なので、私としてもできることならいつもにこにこ現金払いでやっていきたいし。俺も自営なだけに、入金管理のシビアさは身を持ってわかっているつもりなので、払えるものはなんとしても払っていきたい。手元には数千円のみのキャッシュが残ったけど、納車帰りのアルファロメオのドライビングはやはりとても楽しいものであったことだけは、この際ぜひとも強調しておきたい。
ちなみに3万円弱だけ口座に残したのは、8/1に電気代の引き落としがあるので、それ用だ。
予定通りであれば、7/31にかにこむの売上入金があるハズなので、それまでの辛抱だ。
でも、たった2日とはいえ、手持ち数千円のカネのみで生活するのは、かなり不安だ。まぁ娘は夏休みで家で遊んでいるだけなので今はカネかからないし、家内は専業主婦で仕事してないからあと2日ぐらいはゼロ円で過ごせるだろうし、食事は先週末にサミットで買い出した物資で間に合うだろうし、俺は今月はもう仕事であっぷあっぷなので外に出る予定は散歩ぐらいしかないしで、なんとかあと2日、じっとしていればゼロ円で過ごせそうである。
けど、宅急便の着払いが来たら、受け取れねぇかもしれんな。
万一着払いが来たら、仕方ないので正直に話して8/1に再度来て貰うことにしよう。あ、まてよ、JCBで払えれば大丈夫だぞ ^^) でもそんなこと無理だろうな、きっと。
このカネの無い状況下での我が家族達の反応。
パパ:「今月ほんとカネないよ。どうしよう。もうなんにも買えないよ、今月は」
娘 :「じゃぁおうちで遊んでいようよ。パパがお金貰ってくるまで待ってるよ」
家内:「はははは、そうだね。まぁ仕方ないねぇ」
みんな強くなったなぁ(泣)。
ここはひとつ頑張るしか。
2002/07/28 23:32 今日も暑いねぇ 自宅にて
近所の盆踊り
に行って来ました。まぁ、ほんと近所の小さな公園で行う町内の小さな盆踊りなんですが、去年も行ったしやっぱ夏だし、娘もお祭り好きなので、家族揃って行って来ました。
この時期になると、花火大会盆踊りと、夏も最高潮って感じになってきますが、一方で、日常のほんの一瞬のなにげない空気のゆらぎに、早くも秋の気配を感じたりもして「あれ、気のせいか?」みたいな感覚になる時期でもありますね。
今住んでいるあたりは、芸能人も結構住んでいるようで、以前どこかで触れましたが私が現在居住する賃貸マンションも、某庶民派女の子の芸能人さんが住んでいるのですが、今日も盆踊りで、某お笑い系(なんて言ったら失礼かも?)男性タレントさんと、その奥さま、娘さんが来ており、ウチの娘と追いかけっこして遊んでました。
8月の初っぱな(今年は3日、4日ぐらいか)に、世田谷馬事公苑で行われるお祭り「区民まつり」と、8/17の世田谷花火大会(川崎と毎年合同開催)は、万障繰り合わせて参加の予定です。区民まつりは特に、地方物産展で地酒の試飲即売をやっているので、これは行かねばなりません。
月末はいろいろと忙しい。
各種案件の締めや報告、かにこむ経理上の処理もあるけど、原稿の締切やなんだかんだで毎月のこととはいえ、バタバタしがち。
さてと。今日も明日も今週も気合い入れて頑張るかなぁ。
マジで株式会社化
します。目標二年以内。
まずは向こう二年間で個人事業所として実績をあげたいと思います。そこでそこそこ実績上がれば、それを根拠にした事業計画を作って、事業拡大したい。
週末だというのにも関わらず昨日今日でみなさんから多くの応援メールいただきました。ありがとうございます。
私はみなさんが思うほどたいした人間でもないし、特別すごい才能を持っているわけでもありません。ごく普通の庶民です。
ただ、コンピュータに限らず機械モノが好きなこともあり、ソフトは書けるしシステムの設計もできる。確かに発想は一般からすれば随分違ったユニークな面があるかもしれず、小学生のころから創意工夫作品展で川崎市長賞とか、中学生で日本学生科学賞など沢山もらったりはしてましたが、私としては、それはたまたま私の遊びの中で発表できそうなものをちゃんと記録して報告書にしただけのことなのです。
また、一方で一般ユーザーだし確実に庶民なので、そういう視点で物事を考えることができることはいいことだと自分でも思います。
いままでの経験で、失敗することってのは、その事業なりプロジェクトなりのターゲット層の気持ちになれない意志決定だったからってのがほとんど全部。いわゆる机上の空論っていうのでしょうか。実際にユーザーでない人間、別の言い方をすれば、ユーザーにならない、ユーザーになれない人間に、そのユーザーの気持ちがわかるハズない。そんな意志決定機関で、市場に受け入れられるものを作れるハズが無いですよね。
組織の経営でも同じです。使う人間が居れば使われる人間が居るわけで、使われる人間の気持ちがわからない人間は、人を使うことはできないと思います。
あれ? なにか議論がずれたか? まぁいいか。
いやまぁ、そんなわけで、私がソフトを開発しはじめたきっかけはあくまでも趣味だったのですが、遊びでなくある程度マトモに作ったソフトってのは、自分で欲しかったソフトが無かったから、仕方ないんで自分で作ったって感じだったんです。
これが原点だな。これだけは忘れないで居たい。
今宵夏の回顧?! いや、回顧するにはまだ早い。私にはまだまだ先を目指すことあっても、過去を思うヒマは無い。
2002/07/26 23:14 相変わらず暑いねぇ 自宅にて
みなさん、どうもありがとう!
下のヨタ話をアップしてまだたったの9時間弱ですが、多くのかたから、「寄付したい」「お金無利子で貸したい」「株式会社化するなら出資したい」というメールをいただきました。かにこむBBSに書き込んでいただいた匿名さんも、ありがとうです。
なにかみなさんに、ちゃんとした形で参画していただけるスキームが出来ましたら、またこちらでご案内させていただきます。ですので、しばらくは今まで通り、たまにかにこむを見ていただければ幸いです。
お金を預かる重大さ。
私はこないだまで某ベンチャーの役員を五年間やっていましたが、自分なりに最後まで任を続けられたのは(なにを指して最後というかはここでは触れない)、株主さまへの思いがあったからという理由はかなり大きいです。私自身(大)株主でもあるのですが、それよりも、私含めた経営陣を信頼いただき、出資いただいたということの意味は非常に大きく深いです。お金を預かるってことはほんと大変なことですし、預けて貰えるってことは、信頼されているってことなので、これもまた大変なことですよね。
だからこそかにこむ
は個人事業所なのです。今のところは、こうしてひーひー言いながらやってますが、まさか人様のお金をお預かりして事業を行うなんていうことは、現状責任を持って遂行できる状況でありません。しかしながら、ある程度の事業規模を確保できて、お金も回るようになって、自身で持つリソースだけでは消化しきれないようになってくれば、当然株式会社化して資金を集めて事業規模を拡大していきたいと考えております。もちろん、その時には、私も確固とした確信と信念に裏打ちされた事業計画をひっさげて、株主募集することになります。そのときは胸張ってみなさんの参画をお願いしますので、ぜひ、ぜひ、よろしゅうです。
全然関係ないけどルパン三世
みました。本日、日テレ系で21時より放映。私、ルパン三世って大好きなんです。なんと言ってもあのプロ意識が好き。そして、あのチームが最高だよね。少数精鋭というか、まさに私が求めるチームだな。みな、組織に帰属することなく独立していて、各人の考えなり方針があり、外部干渉はごめんこうむる。しかし、そのチームの方向性・・・ベクトルっていうのかなぁ・・・にみんなが共感して確固とした信頼関係に裏打ちされた結束がある。
かにこむソフト開発でも、ああいうチームを組みたいなぁ。
でも困るのが娘への説明。
娘:『パパはルパン三世って好きなの?』
パ:『好きだよ。かっこいいよねぇ。パパもあんな風なかっこいいプロになりたいねぇ』
娘:『でも、あのひと泥棒なんでしょ?』
パ:『そうなんだよね』
娘:『じゃぁ、悪いひとじゃない。パパは泥棒になりたいの?』
パ:『いや、そういうわけじゃないんだけども・・・・(テレビ見てる)』
娘:『唯は嫌い。だって泥棒は悪者だもん』
パ:『そうだねぇ。もう寝なさい(説明がめんどくさい)』
事実、ルパン三世の存在意義を子供に説明するのはかなり難しい。でも、いいよねぇ。何度見てもいい。もちろん、作品の作られた年代やスタッフであれこれあるけど、全般的に言えることは、ストーリーも面白いけどアニメ化・・・つうか、映像化した際のこだわりがいい。銃の微妙な描写とか、車の走行シーンの描写とか、スタッフもこだわって楽しみ苦しみ作っているってのが伝わってくる。会話の人間的な間合いもいいし、いいねぇ。
もちろん、ルパン、次元、五右衛門、不二子、銭形など、キャラの個性もいい。
2002/07/26 14:39 晴れ/暑いねぇ 自宅にて
なにを隠そう、上記残高は、我が青木家の全資金を管理している銀行口座の残高である。
何度も言っているように、私(というか、我が家)に貯金とか貯蓄はマジで無く、手元にある現金と上記銀行口座残高が、ほぼ全ての資金なのであ〜る。
ちなみに、手元にある現金は、10万円弱ぐらいかなぁ・・・なのであ〜る。
つうか、あ〜る・・・なんて言っている場合では無く、これが本当に、妻子ある環境に身を置く人間のおかれた状況として許されることなのであろうか?!
これはかにこむ最大の危機か?!
独立まもなくの弱小事業所は、事業が軌道に乗って、ある程度お金が回転するようになるまでが大変だ。仮に仕事を受けることができても、支払いは納品検収後に行われることが通常で、いきなり入金があるわけでは無い。
特に、自分のアイデアを具現化させたい場合などは、食う金を確保しながらも独自の、当面はとても金にならない案件を進めていかねばならない。
で、もともと運転資金も不足しがちな状況下でこれは痛い。つうか、身をもって資金繰りにおけるリスク管理の重要さを体験する結果となった。
マジな話運転資金。
個人事業所の場合は特に運転資金の確保は大切だ。なんつっても、どこの馬の骨かわからんような個人に今時お金を貸してくれるマトモなところなぞ皆無と言ってイイ。運転資金の枯渇は即、事業停止に追い込まれかねないのでなんらかの方法で数ヶ月分ぐらい食いながらえるだけの資金は手元にあるようにしないとまずいな(って、そんなの当たり前でサラリーマンだって誰でもそうしているでしょ普通は・・・と、家内によく言われるが)。
しかしここで、目先の金ほしさに、それこそ本意でない仕事に手を出してしまうと自分の掲げる理念に沿った事業展開ができなくなってしまうので(なんつってもリソースが俺一人だからなぁ。時間に追われ出しちゃうだろうし)、じっとガマンして耐えながらも本道を踏み外さないようにしていかねば・・・な。
幸いなことに今のところは、面白い案件ばかりであり、本道から外れることなく結構いいバランスで事業展開できていると思うのであるが、明日の米を買えるかという極めて現実的な問題は常につきまとう。こればかりはホンマ、大局的な見通しではダメで、まさに一週間とか、その程度での資金計画が実に重要かつ重大な局面になる場合があるな。
たかだか個人事業所の経営をとってみても、グローバルかつ数年スパンでの事業ベクトルを見据えつつ、明日の生活費をも気にしないとイケナイというこの大きな視点の相違は、別の視点で見れば刺激的で面白いとも言えるかもなぁ・・・なんて、人ごとでは無いのだ>俺。
交通事故もそうだけど、自分のコンディションが悪化することにより案件進捗が遅れると、それはダイレクトに収入に影響してくるので大変だ。自分が大変なだけでなく、クライアントにも迷惑をかけてしまう場合だってある。
だからこそ、常日頃から健康第一は当たり前。案件進捗管理も充分に行い、クライアントにご迷惑かけることのないように、期日を守った質の高い成果物を生成するよう最大限の配慮をとることが重要だ。そして、独自の事業にかける時間とのバランス。
最近、いわゆるベンチャー支援基金のようなものの調査を始めている。審査レベルは決して容易では無いが、条件はかなり良好である。ただ、何年か以内に法人化を要求するものがほとんどだ。
これを機会に、法人化を視野に入れるのも、悪くないことかもしれないな。株式上場を視野に入れた事業計画を考えるかな。
本当に大変ですよ、独立して生きていくことは。
逃げも隠れもできないし、言い訳なんかもっての他。受けた仕事は必ずやり遂げる。これが本当のプロ。
確かにエキサイティングで面白い。しかし、独立して生きていくには金は無視できないので、そこをどう折り合い付けていくか・・・だな。独身ならまだ餓えようがどうしようがなんとかなるが、妻子持ちの身として、やはり最低限度の生活は維持しながら好きなことしていかねばならない(当たり前だ!)。
世の中不況で景気が悪いことは、独立するとほんとに肌身に滲みて感じる。5年前にとびまるソフトを開業した際は、いまほどまでに景気は悪くなかったよなぁって感じだったことを思い出す。
でもね、そこはそれ。不況だからこそ、この危機的状況を打破する面白さがあるとも言えるしね。
とにかく頑張るしかないっしょ。
一方で夏休み。
7/22から7/24まで、かにこむは夏休みで夏期慰安家族旅行に行ってきました。金が無いのにこんなことしていていいのかっていう話は当然あるけど、でも、だからといって明日への活力のためにレクリエーションは必要不可欠だと思うので、あらゆるものを節約して旅行にあてました。
普段、外回りでない時は家で仕事しているので、家に居ながら遊んでくれないパパに娘も可哀想でもあるし、家内にもいろいろ苦労かけていることも事実なので、7/22から7/24までの3日間は仕事を一切離れて(とは言っても夕方一瞬だけ携帯留守電とメールチェックだけしたけど)、家族で西伊豆土肥海岸で海水浴&温泉つかりに行って来ました。
もう5回かそれ以上利用しているかな? 土肥グランドホテル明治館というところに泊まって、夕食は海の幸を楽しみ、昼間は宿の真ん前にある徒歩0分の海水浴場で泳いでました。
土肥の街というのは私は好きで、たぶんここのヨタ話でも過去に何度か宿泊記録があると思いますが、なんというか、落ち着けていい感じです。また、土肥の海も、いい感じの砂浜ですが、7月23日でもご覧の通りの状態で、とっても快適に泳げます。天気はすごい快晴で、日焼け止め塗ったにも関わらず結構な日焼けになりました。
そうそう、土肥海岸には、遊泳する範囲内でも20cmぐらいある魚がぴょんぴょん跳ねたり、10cmぐらいの魚のそれこそ50尾ぐらいの大群が泳いでいたりと面白いのですが、なんと、イカもいるんですよ。
左がその写真。水面上からリサイクルカメラで写したのでそれこそ見えにくいですけど、なんか居るのわかりますよね? で、脅かすと・・・
墨を吐いて逃げていきました。
アルファロメオ75TSの弐号機はまだ整備中で納車まちなので、今回は代車のトヨタチェイサーで行って来ました。でも、ホテルの人が車を回送してくれるので、代車でよかったかも。
アルファロメオ75TSだと、いろいろ大変だろうし、室内から出られなくなっても困っちゃうし。
2002/07/19 21:19 曇り午後快晴 自宅にて
今日は娘の通う幼稚園で、
盆踊り
でした。平日の夕方五時から行われるので、参加保護者は圧倒的にママが多し。そんななかに混じって参加する少数派パパってのも、それはそれで、悪くないもんだなな〜んて思う夏の夕暮れ。
来週は西伊豆で
二泊三日の海水浴家族旅行してきます。7/22(mon)、7/23(tue)の二泊で、毎度お馴染みの西伊豆土肥海岸近辺に宿泊します。堂ヶ島までは今回は行かないかも。でも、行きたいけど。
西伊豆は、私も家内も娘も大変好きで、独身時代にはドライブ、結婚してからも家内で二人で毎年旅行、娘が産まれてからも、たぶん毎年一回以上は必ず行ってます。
ギリギリな生活をしているのは事実なのですが、ギリギリであってもやはりこういうイベントはあらゆるものを節約してでも実行していきたい私です。なにをするにも命がけな日々は、緊迫してはいますが私の肌には合っているような感じです。
最近ジンロばっか飲んでいたので(節約の一環で)、宿ではせめて日本酒生をいただこう。ぐへへへ。
2002/07/13 20:25 曇り一時雨 自宅にて
つうわけでご挨拶週間その一。
下で、『今月からは営業にも力を入れて』と書いた通り、今週は過去にお仕事でお世話になったみなさまや、旧来からおつき合いいただいているみなさまに、お時間いただきご挨拶に。
『青木さ〜ん、ぜひ夕方に来てください。一杯いきましょうよ』
というありがたきお言葉を多く(つうか全部のみなさんから例外なく ^^))いただきまして、ほんとうに嬉しありがた感謝感激でした。まさかこんなにも歓迎していただけると思っておりませんでしたので、なんと今週は水曜日の関東地方台風直撃の日以外はほとんど全部外食でした。
みなさま、ほんとうにありがとうございます。
まだまだ今週だけではご挨拶にお伺いしきれてないので、来週以降もお時間いただき、ご挨拶にお伺いしたいと思います。また、今回、お誘いいただいたにも関わらずどうしても夕方にお伺いできなかったみなさま、必ずや、近々に夕方にお伺いしますので、よろしくです ^^)
『気心知れた仲間が居ないとイイ物作れないよ』
これは、とあるご挨拶先で私が以前より公私ともに大変お世話になっている先輩とお話している時に出たテーマ。
実は私はこれ、かなり同感。私てきにもう少し私なりにかみ砕いて表現するならば、『信頼関係を築けた仲間同士でないと』となりますね。『気心知れた>=信頼関係』なので、まぁ同じことなのですが。
『同じ日本語でも・・・』
通じる意味がまるで違うのが、信頼関係に基づく会話です。例えば私が過去に一緒に生死を共にした部下達であれば、ある案件があった場合に:
『おまえ、この処理ちょっと弱いから、おかしなの来ても落ちないように詰めてよ』
で、通じますが、これが、いわゆる信頼関係がまだ出来ていない外注先だったりした場合は、
『仕様書P55にある関数に由来する処理ですが、第一引数が仕様外の値を受け取った場合に、セグメンテーション外のメモリアクセスを生じる場合があり、プロセスが異常終了するという事態を招きます。本引数仕様は当初想定したいた状況では予想できなかった値が入力される可能性があり、これは本来追加仕様なのですが、あ〜だこ〜だ云々かんぬん・・・(以後たぶんA4で10頁ぐらい)』
となって、大変なわけです。
もちろんこの後者は必ずしも悪いわけではなく、仕様書をきっちり仕上げるという観点からすれば当然のことなのですが、R&D段階やまるで新しい、要素技術の研究開発などではこんなことはオーバーヘッドなだけであり、私てきに言えば気心知れた連中で固めたチームであれば、さささのさで処理しちまうところです。
ざっと、12.8倍ぐらいの工数相違があるでしょうね。
さらに、工数の違いだけでなく、出来たものの完成度もまるで違ってきます。これは、その案件にどれだけ愛情を注げるか、使う人間の立場、気持ちになって開発できるかに大きく関係することだと思います。
私としては、やっつけ仕事だけは絶対にやらないで今後とも生きて行きたいです。
2002/07/07 22:47 かなり晴れだった一日 自宅にて
七夕っすね。
まずは生活するために必要最低限度のベースを作らねば。具体的に言えば収入のことだけども、現状、正直言ってなんの隠し事もせずにざっくばらんに話して、ベースと言える収入は無い。一方で、特に「ヨタ話」ご愛読のみなさんはすでにご存じな通り、私は貯金なんかするような人間じゃありませんし、財産なんかも特に無い。まさに、その日暮らし的な状況です。
スポットで、新規技術のコンサル半分開発半分みたいな非常に面白い案件が入ってはいるものの、こういう面白い案件は継続的にあるとは到底考え難く、なんかベースが無いとまずいなぁと思う今日このごろです。
どなたか、顧問でもなんでもいいんですが、雇ってくれませんか?
かなり面白い、期待に応えた働きができると思います。
興味もたれたかたは、ぜひ、ご連絡を。かにこむ事業案内はこちらです。
というわけで、今月からは営業にも力を入れて、積極的にかにこむをアピールしていきたいと考えております。
みなさん、よろしくです。
2002/07/02 19:47 曇りだった 自宅にて
はじめまして。私、かにこむ人魚です。
なんちゃって。実は最近の私の専属モデルさんです。体長10cmぐらい。
ところでこの人魚姫、家の近くの百円ショップでゲットしたのですが、その名前は『ビーチチェアの人魚姫とカエル』
なんとも粋な名前ですよねぇ。人魚姫とカエルですぜ。
でもね、でもね、よく見てみるとさ・・・・
カエルじゃねぇよカメだよ!
2002/06/23 21:32 曇りだった 自宅にて
今月25日で、我が家の長女「唯」は五歳です。ちょいと早いですが、本日は我が家でお誕生日おめでとう会をしました。おめでと〜>唯。
相変わらず元気で口も達者な娘ですが、思うように自分の人生を生きて欲しいぞ。
つうわけで酒。
前職私が役員していた会社の女性社員(仮にS口さんとしておこう)から、北海道に旅行にいったおみやげってことで、日本酒を貰ったのは確か6月6日の焼き鳥宴会の時だったか。
あまりにも高級な酒なので、なかなか飲む機会も作れずにいたけど、先日とうとう賞味しました。いや〜、美味かった。吟醸酒なんだけど、米が持つ香ばしさを積極的に残したような造りで、一気に空になりました。
ウチのすぐ近くの焼き鳥屋(つうか、鶏肉専門店。またこの店の焼き鳥はただ者でない美味さで、注文後に店で焼いてくれるんだけど、砂肝70円/本、若鶏80円/本というちょ〜安さにも関わらず、そのへんのちょいと有名なぐらいの焼き鳥屋なんぞヘでもないような美味さなんだなこれが)で調達した焼き鳥をアテに、美味しいひとときを過ごさせていただきました。
ゴチでした。
さらにハイランドパーク。
私がかな〜り好きなモルトウイスキーのひとつがハイランドパーク。なかなか近所の酒屋では置いていないんだけども、今月頭に通販にて無事二本ゲット。1988年と、1989年のもの。1988年から飲み始めてます。今も、1988年をストレートでちびちびなめながらの更新です。いや〜、幸せ。
こう、ピュアな世界って、酒に限らず、なんでも素晴らしく美しいものだね。
かにこむサーバ温度監視開始。
かにこむは右のようなOpenBlockSという手のひらに乗る小型のLinux箱で、宴会日程調整用のテンポラリサーバ以外の全てのサービスを運用しておりますが、二年目の夏を迎えるにあたって、いくら小さいとは言えファンレスで内部の温度がちょっと心配だったんで、写真のように温度計を付けました。センサーは、本体内部に入れてあります。
測定開始後2日経過し、温度傾向も随分わかってきました。どうも、室温+5〜6度って感じで、だいたい、33度〜35度ぐらいをふらふらしてます。そう、心配するほど高温にはならないようですね。
取りあえず一安心かな。
セミリアルタイムかにこむ。
すでにみなさんお気づきかと思いますが、かにこむトップ頁で、定点カメラ映像の配信を開始しました。ほんとうは、富士山カメラにしたいのですが、システムサイドは完成するも、カメラ自体の物理的なセッティングが未だできてないので、テスト兼ねて私の部屋の一部を写してます。
が、
私の友人知人からは、『富士山なんか写しても面白くないわい』『そのまま部屋を写してくれ』『もっと広角にしろ』などと、本末転倒なメールが ^^) 野郎の部屋なんぞ見てもつまらんだろうがに。
でも確かに、富士山なんか写しても・・・つうのは確かに俺としてもありきたりでつまらすぎるという気は企画段階からしていたんだ。そもそもこの定点カメラ映像は、かにこむ画像アーカイブシステムのデモ用で考えているもので(ハード込みで20万円ぐらいで売ろうかと。NTSC映像4ch分を1年分、データベースでアーカイブできるんだよ)、まぁ写すものはなんでもいいんだけど、そうだなぁ。じゃぁ、『今日のミジンコ』とか言って、かにこむバイオリサーチセクションで培養しているミジンコの顕微鏡映像でも配信するかなぁ。
2002/06/22 20:01 曇りだった 自宅にて
のほほんと生きてます。
はい。まるで余裕は無い毎日ですが、生命維持に必要にして充分な生活はなんとか営んでおります。
まずい太り始めた。
決して美味いモノばかり食っているわけではなく、むしろかなり質素な生活をしております(ほんとうにマジで)が、やはり、心のストレスがほとんど無く、以前と同じ場所に住んでいながら毎日吸う空気も美味く、青空も遙かに晴れ渡って感じるのは気のせいでは無いと思います。
そんなわけで、極めて精神的に健康的(肉体的には交通事故のむち打ちがまだあるも)であるがゆえ、どうも、太りはじめたようなやばい雰囲気。
取りあえず、毎日最低でも3Kmの徒歩を励行するように努力するということで、なにか積極的に考えていきたいなぁ。酒のストックを家におかず、毎日等々力の酒屋まで買いに行く(注:東急大井町線の等々力駅まで往復すると、我が家から4Kmちょいなの)というのはいい案かもしれないぞ。
つうわけで、のほほんと生きてます。
2002/05/29 20:31 晴れ 自宅にて
元気です。独立後もなんとか生きてます。まさにその日暮らしですが、生きてます。
FusionCheckerって知ってる?
実は今月5月は、まさに私てきにはFusionChecker漬けの日々。これがどういうものかってことは、リンクス(会社のwebはこちら。FusionCheckerの頁は、こちら。問い合わせの際には、「かにこむで知った」と一言入れて貰えるとちょ〜嬉しい)が開発販売する79万円もする、Linux上で動くマシンビジョン構築ツールなのですが、これがまさに素晴らしいツールなんです。
GUI系エンジニアとしては私は結構早い時期からやっていたという自負が実はあるのですが(Unixで言えばOpenWindowとかMotifの時代から。NeXTの開発も結構やったし、MacintoshはもちろんDOS上でもC-Toolとかね)、いにしえの昔から、コーディングしないでもGUIでいろんなプログラミングとかアルゴリズム設計できるというツールは結構ありました。
人間楽はしたいですから(私のようなめんどくさがりでものぐさな人間は特に)、美味しそうなツールがあると片っ端から試してみました。
結果、どれもが今ひとつというか、実験レベルでは使えなくもないものの、とても実用レベルにはほど遠いというものばっかでした。
なので、このFusionCheckerを知った時も、はじめは思い切り疑心暗鬼の眉唾スタンスで臨んだのですが、リンクス主催の無料セミナーに出席して、その性能に感動し、『これなら実用に耐えうるどころか、著しい開発工数短縮が可能だ』と思ったのです。
左図のような感じで、ブロックというすでに定義済みの処理を並べて、それを繋げてそのまま動くんです。まさに、アルゴリズム仕様書がそのまま動くんですね。C/C++のコードを吐くので、これをmakeすると、Linux上で単独アプリとして動くんです。はっきり言ってすごいです。私が本当に『すごい』と断言するんですから、本当にすごいんです。
例えば、ある画像を読み込んで、ヒストグラム最適化するとか、二値化するとか、丸いとこだけ抽出するとかいう処理なら、1時間もあれば作れます。ただ、コアとなっているHALCONのモジュールの種類と使い方を知るには相応の時間が必要ですが。
サポートもすごくいいです。M田さん(迷惑かかるとイケナイのでここでは匿名)は、メールで質問しても返信すごく早いし、メールではナニな時は、すぐ電話くれるし。
ただ、私のような、C/C++とか、Perlもそうですが、コードレベルでの開発に慣れ親しんでいると、FusionCheckerの抽象化されている概念ははじめはかなり戸惑います。変数への値の入れ替えなどがかな〜り面倒。でも、慣れちゃえば(というか、その風土と風習がわかれば)問題ないです。
ここ最近の開発環境としては、久々に感動したFusionCheckerでした。
2002/05/06 09:57 晴れ薄曇り 自宅にて
今日で連休も最後ですね。
我が家の連休を振り返ってみると、宿泊を伴う遠出はしなかったですが、まぁまぁあちこち遊びに行きました。
・五月三日:横浜中華街で昼飯食べて、山下公園で散歩。
・五月四日:清里ドライブ。ワイナリー行って小作でほうとう食べる。
・五月五日:世田谷馬事公苑に、ホースショウを見に行く。
特に、日帰り遠出は、たぶんもっとも渋滞が少ないであろう四日の時間差攻撃移動に設定したのが功を奏し、ほとんど渋滞に遭うこともなく、快適なドライブを楽しめました。
して、今日は、近場で遊んで、ウチの植物達の植え替えを娘と一緒にやる予定です。
うむ、平和だ。
2002/04/20 16:40 晴れ薄曇り 自宅にて
模様替え・・・
つうわけで、4月17日と4月19日の丸二日をかけて、部屋の模様替えをしました。
先月までは会社役員つうことで、勤務先にデスクがあって、デスクワークつうか、書類に判子おしたり、いろんな書類を作ったりつうことは勤務先でやってました。ゆえに、自室はどっちかっていうとリラックス性を重視し、しかも仕事もできる的なもっぱらパソコンのみでオンライン仕事のみに限定しての機能レイアウトでした。
ところが今月から、またまた弱小個人事業所の親分になったので、マーケティング、企画、営業、開発、運用、サポート、経理などを全部自分でやらねばなりません。当然、仕事部屋である自室に求められる機能も異なってくるわけで、模様替えをすることになったわけです。
心機一転気分転換気合い入れつう効果もありますし。
で、以下が、模様替え前、後の写真です ^^)
↑模様替え前 模様替え後↑
どうっすかねぇ? って、どうもこうもないと思いますが ^^)、ま、こんな感じでばりばり仕事をがしがしやっていきたい今日このごろです。
いろいろと面白い案件もありますし、せっかくフリーな世界に戻ったので、自分を有効に活用して、いろんなこと、やっていこうと思ってます。
正直言って、毎日が楽しいです ^^)
でも、食っていけるかどうかとはまるで別問題です。でも、苦しくきついけど楽しい。そんなところですかね。自分としては、やっぱフリーが性に合っているとマジで思います。
2002/04/06 20:50 晴れ 自宅にて
この一週間・・・・
今週は各方面のみなさんから、デジプリ役員退任記念パーティーをセットしていただいたり、おめでとう&今後のかにこむ応援の宴会をやっていただいたりで、ほぼ毎日朝の一時とか三時とか四時すぎまで飲んでました。
とても楽しく幸せな一週間でした。お世話になりましたみなさま、ありがとうございました。今後ともよろしくです。がんばります。
さすがに歳を感じる今日このごろ。
14年前と比べてもまるで無意味なんだけど、かれこれ14年ぐらい前の営業マン時代は、年末接待忘年会シーズンはお客さん接待で朝の一時まで飲んで、翌日六時に起きて仕事に出かけるなんてことをそれこそ毎日三週間ぐらいぶっとおしでやっていたけど、全然へっちゃらだった。
しかも、通常の営業マンは、かなりペースを落として(酒の量を落として)毎日体力を温存していくものだけども、私は酒と宴会が心の底から好きだったので、毎日全力で飲んでいた ^^)
そんな昔の日々を思い出すに、やっぱ多少は歳を(量を)考えて飲まないといかん時になったんだなと思わざるを得ないのでありました。毎日宴会大いに結構。楽しいことじゃないですか。私はみんなで集まって楽しくお食事酒飲みするのは大好きです。でも、酒が好きだからついつい飲み過ぎちゃうことが多い。これはもうやめないとまずいですね、さすがに。
というわけで客観的な自己分析。
実はここ一年間、客観的な自己分析ということで、毎日酒日記を付けてみたのだ。なにを、どのぐらい飲んで、翌日起床時どういう状態であったかのメモ。もちろん、べろべろになっていくら飲んだかわからない時は定量的な記録は無いけども、なるべく状況が伝わるように、例えば(これは実際のメモからの引用:)『すげ〜飲んだ。量不明。一軒目で日本酒八合までは記憶有り。その後も飲み続けて合計三軒行ったようだ。家に帰ってきて吐いて翌日死ぬぐらい。 』みたいな表記をしている。
せっかくなので本邦初公開!、直近30日間の実績を以下に発表しよう。
ウイスキー合計消費量: 3630cc エタノール摂取量:1452ml(ボトル約 5本)
ビール合計消費量 :14050cc エタノール摂取量: 702ml(350ml缶約40本)
日本酒合計消費量 : 4990cc エタノール摂取量: 773ml(一升瓶 3本弱)
ワイン合計消費量 : 2205cc エタノール摂取量: 308ml(瓶約 3本)
焼酎合計消費量 : 2700cc エタノール摂取量: 675ml
その他 : 200cc エタノール摂取量: 40ml
エタノール摂取量合計:3950ml 一日平均で 131.6 ml。
ちなみに上記期間は、私てきにはかなり酒をセーブしたつもりな期間です。これは、デジプリ役員退任かにこむ開業に備え、酒代の節約で家計にやさしくなりたいという配慮からです。また、ちょっと体重が増えすぎな気配を感じたので、カロリーダウンをはかってです。ですので、自宅ではあまり日本酒は飲まないようにして、自宅での飲酒は焼酎とウイスキーをメインにしております。
これでもきっと飲み過ぎなんだろうなぁ。
で、飲酒量と二日酔いの関係ですが、ま、飲酒量以外のいろんな要因ももちろんあるのですが、だいたいこう過去の実績と二日酔い状態を眺めて見ると、私の場合は、だいたいの目安として・・・
エタノール摂取量換算で200ml(ウイスキーボトル半分強)を越えると翌日起床時に若干の酒の残りを感じる。但し日常生活に全く支障なく朝ごはんも普通に食べられる。
エタノール摂取量換算で300ml(ウイスキーボトル1本)を越えると翌日起床時に激しい酒の残りを感じ、朝食は食えずに『げげげげ』って感じになるが、但し、昼飯は食えるようになり、気力全開でなんとか不効率ながらも一日生活を乗り切れる。
エタノール摂取量換算で350ml(ウイスキーボトル1本とロックで四杯)を越えると、嘔吐、脱水症状、激しい二日酔い症状に見舞われ、翌日は終日何も食べられず、午後まで起きることすらできない。『もう絶対飲み過ぎないっ!』と、固く心に誓いながらずっと寝ている状態になる。
つう感じのようです。
いずれにしてもほんと、ほどほどの量にして、今後とも末長く酒を楽しんでいけるように、いまから酒とのつきあいかたを真剣に考えようと思っております。
身体壊して酒飲めなくなっちゃったら、それこそ目も当てられませんかたら。
2002/04/03 16:39 晴れ 自宅にて
開業準備完了。
個人事業所『かにこむ』の開業届けを4/1に玉川税務署にしてきました。
思えば五年前の1月、脱サラして『とびまるソフト』開業した時のことを思い出します。あの時は、初めての開業だったのでなんだかよくわからず、青色申告とか帳簿とかで『ひえぇぇ〜』でしたが今回はもう二回目です。極めてスムーズに準備完了です。で、今日は、世田谷信用金庫に口座を開設。
とびまるソフトの時に使っていた第一勧銀の口座を名義換えして『かにこむ』にしてもよかったんだけども、インターネットという仮想空間で主に仕事するかたわら、一方で地元密着型になりたいという思いもあり、地元の信用金庫に口座を開設しました。
と、いうわけで、かにこむ の主要取引先銀行は、世田谷信用金庫用賀支店となります。みなさま、よろしゅうです。
目頭が熱くなる・・・みなさんありがとう。
以下の4/1のヨタでも書きましたが、私のデジプリ退任、独立のことを知ったいろんなみなさまがたから、応援のメールを沢山いただきました。退任からまだたったの三日間経過しただけですが、やっと、ほんとうにほんの一息つけそうな今、改めてみなさまからいただきましたメールを拝読させていただきますと、こんな真っ昼間から自分の部屋で目頭が熱くなってしまうような嬉しさとありがたさを感じます。心の底からありがとうと御礼申し上げます。
世の中物騒な事件が多い中、私は、インターネットなどのネットワークを通じて知り合ったほんとうの多くの仲間、知り合いを作ることができました。こんな、どこに住んでいてなにしてて、どんなヤツかわからんような私に忙しい時間を割いて、メールで応援メッセージを書いていただける。
頑張ります。みなさん。よろしくです。
私にとってのインターネットは、単にインフラにすぎず、その向こうに居る人がとても大切なのです。だから、電話でも手紙でもなんでもいい。しかし、自分の考えややっていることなどを広くみなさんにお伝えするには、インターネットというインフラは最高だと思います。
世の中ブロードバンドで映画なんかを配信する時代ですが、私は、このインターネットの上に、かにこむから発信される1パケット1パケットに心を込めて、みなさんのなにかに貢献できるようなことをしていきたいと強く思います。映画や動画は発信できませんが、なにか楽しく面白くなるようなことを、みなさんと一緒にやっていきたいです。
2002/04/01 01:33 晴れ雷雨 自宅にて
デジプリ(株)専務取締役退任。
いや〜、約五年間、いろいろありましたな。
けどもまぁ、肩の荷が降りてほっとしたってのが正直なところでしょうか。正直、私には荷が重かった。ま、ここで野暮な話はおいといて。
退任のご挨拶を各方面にお出しさせていただきました。暖かいお言葉、応援のお言葉をほんとうにたくさんいただきました。みなさん、ありがとうございます。
自分の考え、思いを自由に思うように自分のwebはじめ、いろんな場でようやく言える身分になりました。
今までは、自身の言動行動は自身の責のみで処理できず、常にどこかに会社の役員であるからごときのうわべだけの理性っぽい、私に言わせれば単なるしがらみにしかすぎないまさにしがらみがありました。が、ようやく、自身の言動行動は自身の責のみで処理できる立場になりました。
みなさん、今後とも、よろしくです!
2002年4月以前のヨタ話
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