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2003年4月6日 夜
成田発台北行きチャイナエアライン機内に居ます。乗客のマスク着用率は三割〜四割ってところかな?
いつになくまるで閑散としている成田空港で、搭乗までの諸々の手続きも、全くスムーズ。まるで私の出国のためにわざわざ稼働しているような感じさえ受けるほど空いていて、とっても快適。いつもこうだといいんだけどな。
今回は非常に重要なミッションのために、今日から二泊で台北入り。なにもこんな時期にっていう話もあるにはあるが、まぁ長い人生、たまにはこういう時もあるよね。それに、当然のことながら渡航については事前にいろいろ検討したんだけど、今回の場合、取れないリスクじゃないし、一方で重要なミッションだし、細心の注意を払っていけば充分対応は可能だろうという判断になりました。
でも万一の場合、クライアントにご迷惑をかけてはいけないので、念には念を入れて、直接会っての打ち合わせは可能な限り帰国後一週間は控えるようにスケジュールは調整するという方向で是非。
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アメリカ方面や欧州方面は何度か渡航経験ありだけど、アジア圏は実は今回がはじめて。台湾ってどんなところなのかなぁ。とても楽しみ。今回は二泊(しかも今晩現地入りで明後日の朝に現地発)なのでまるでゆっくりできないけど、できればまた多少時間に余裕をもって渡航したいなぁ。
今回の宿泊地は、台北駅からほど近い華華大飯店(フラワーホテル)という三つ星のホテル。なんでもずいぶんラブリーでその名の通りお花をモチーフにしたところのようで、観光案内などでは女の子同士の旅行に最適という勧められ方をされるようなところみたい。
なんだか仕事で宿泊ってのが若干違和感を感じなくもないけど、まぁ、どんなところか楽しみ。でも、朝飯とか食べている時に、俺は背広にネクタイ。俺以外がみんな観光ギャル(死語)ばかりだったら激しく浮きそう。そういえば以前、かな〜り以前、遺伝情報処理エンジニアだったころのことだけど、突然の仕事で、どうしても突然その日に京都入りして一泊しないといけない状況になって、必死になって探してようやく見つけた宿がペンションだったってことがあったな。まぁでも寝泊まりだけだからいいやって感じで、夜の11時ごろにそのペンションについたら(当然背広にネクタイだ)、なななななんと、ドレスパーティーみたいなことやってて、女の子達が10人ぐらい居たかなぁ。みんなでドレス来てくるくる回ったりして騒いでるの。オーナーももちろんその中に入って一緒に騒いでいるので、チェックインしようにもできない。意を決して『すいませ〜ん、こんばんわ!』と叫ぶと皆の視線が俺に集中。5秒ぐらい沈黙になったね。気まずいを通り越して快感すら感じたぐらいつらい状況だったなぁ。こうなりゃやけくそで、タキシードでも借りて俺もまぜてもらおうかと思ったけど、もう仕事でへとへとな時代だったのでさっさと部屋に引きこもって寝ることにしたよ。
翌日朝食食べてて気がついたんだけど、宿泊客で男は俺だけでした。とほほ・・・・
今回宿泊の華華大飯店は、部屋からインターネットに出られるみたいだから、このヨタ話も、このあと現地入りしたらお部屋から更新予定。
あ、そうそう。
そういうわけでチャイナエアも今回初搭乗なんだけど、スチュワーデスさんの制服、スカートの裾がチャイナ服みたいな感じで少し(少しだけだよ)大きめにスリット入っているのね。ちょっと感動 ^^) やっぱチャイナだからかな?
2003年4月8日午後2時半:成田発渋谷行きリムジンバス内
AirH"って移動に強いってホントね。
つうわけで超かけあし台湾出張は、ミッション完了し無事帰国しました。
現地では突然のアポにも関わらずみなさん大変歓迎してくれて、また、仕事の上でも非常に大きな成果があり、大変有意義な出張でした。
今回初めて行ったアジア圏である台湾の印象を端的にまとめると以下のような感じかな。
- いい意味でめちゃくちゃな街。なんというか、生きていくということに対して人間が持つ根底パワーを感じる。
- 対日感情かなり良好。仕事での打ち合わせ先だけでなく、町中のお店などでもみな親切。
- 食べ物がみなシナモンぽいのはなぜ? 香辛料がそういう味なの?
いずれにしてもあまりに早足すぎたために、まるで素顔を知ることもなくトンボ帰りって感じでしたが、これからなんだかちょくちょく行くことになりそうなので、ゆっくりじっくり楽しんで行こうと思います。
謎の肺炎対策かどうかわかりませんが、マスクをしている人は台北駅近辺でもちらほら見かけました。もともと排気ガス対策でマスクをしている人がいるそうですので、見分けはできませんが、そうだなぁ・・・10人に1人ぐらいな感じ? 電気街(なんて言ったっけかな。秋葉原みたいなところ)では、3人に1人ぐらいな感じでした。街の印象は、私が生まれ育った街・・・昔の川崎に近いものを感じました。25年ぐらい前の京急川崎駅近辺って感じでしょうか。でも、全然違いますけどね。雰囲気だけ。
チャレンジ吉野家
吉野家好きの私としては、台北の街にもたくさんある吉野家に入らないわけには行きません。で、牛丼中(日本の並相当と思われる)と、みそ汁キムチセット(台北オリジナル?)を食べました。90台湾ドルですから、約360円ってところでしょうか。日本の吉野家との相違がかなりあります。以下に報告しましょう。
- 肉の味や品質は日本のそれに全く同じといってもいいぐらい同じ。
- 並(中)でも肉が日本の1.5〜1.8倍近くあり、ご飯の量もだいぶ多い。そもそもどんぶりの形状(テーパーの付き方)が違う。
- なんと、鶏肉丼みたいのがある。紅鮭定食のようなものもあったが、なぜか豚カツみたいなものがバンドルされている。
- 茶碗蒸しがある。
- コーラみたいのもある。
- みそ汁は煮干し出汁でちゃんと煮てある本格派。日本のものより遙かに美味い。
- 唐辛子はマジ辛い。日本のつもりで山盛りかけたら辛い辛い。でも辛いの好きだから問題無し。ヒートアップして汗だくに。
- 紅生姜は日本のそれに比べてかなり甘い。日本のつもりで紅生姜丼にしようと思ったら甘い甘い。
- 店舗の形態はカウンターでは無くマクドナルドスタイル。まさにマクドナルドのような雰囲気のカウンターでモノを買い、トレーに乗せて席まで運んで食べる。吉野家でうまくいかなくなったらすぐマックに身代わりできるようにか?
美味しかったです。
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