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2003年10月19日 23時22分:眠れぬ夜の独り言
眠れない夜・・・
ここはひとつ、割り切って行こうじゃないか。
大丈夫。まず、必ず夜は明ける。これだけは、約束するよ。
眠れない夜は、お酒を飲んで寝ようとしちゃだめだ。そんなことしたって寝れるハズないことは、ほんとうは自分自身が一番よくわかっているハズ。だから、そんな時にお酒を飲んじゃうと、大変なことになるよ。おいらは何度も経験しているから。
でも、何度やっても学習しないのが酒飲みなんだよね ^^) って、笑っている場合じゃないのだけど。
いろんなことを考えてみるのもいいよ。だって、どうせ寝れないんだから。
例えば・・・宇宙ってどうなっているのか・・・とかさ。偉い人はいろんな理論に基づき推測しているけどさ、ほんとかな?
おいらは凡人だからさ、どうも理解できないんだ。光ってなんなんだろうね。光で230万年かかるって言われてもさ、ウチから歩いて15分の上野毛とどういう距離概念の差があるんだろう。単にそれがとてつもなく遠いっていうだけなら、ひたすら歩いていけばいつか着くのかもしれないけど、あの測定方法だってさ、物理的距離と連動しているかわかんないよね。
そもそも、そんなにすごい光の速度って、ほんとうにあるのかな。
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だんだん眠くなってきたかな?
おいらは、ひょっとすると明けないかもしれない夜を迎えたことがあるんだ。昔もどっかで書いたことあるけど、奇妙な病気で突然入院した時のこと。自力で立てなくなって、歩けなくなって、米粒ですら指で持てなくなって。運動神経完全麻痺。次に自力呼吸も苦しくなってきて。こんな感じのが毎日どんどん進行してひどくなるんだ。
明日の予定が立てられないんだ。だって、明日が無いかもしれなかったから。結構シリアスだよね、こういうのって。
別に大きな病気とか、奇病に罹ったからどうのっては思ってないけど、やばい感じの入院をすると生きていることへの感覚、価値観が大きく変わることは事実だと思うよ。少なくともおいらはそうだった。
それ以来、生きていることっていいことだなって、思えるようになった。いやこれってアタリマエのことなんだけど、実は世間的には結構アタリマエじゃないよね。
いろんな悩みがそれぞれ、あると思う。人間だもの。生きていればね、悩むこともそりゃあるさ。でもね、悩むからこそ生きているんだよ、きっと。大丈夫。生命の仕組みって偉大だから。
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ね、そんなわけでさ、やっぱ、眠れない夜は、ちょっとだけお酒を飲んで、蒲団に横になってさ、しみじみ生きている自分を感じてみるのも、悪くないと思うよ。
じゃ、おやすみ。
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