『アルファロメオ75TS 弐号機日記』
2002年11/12月分
2002年11月17日 / 久しぶりの遠出
いつもこの時期、昇仙峡に紅葉を見に行きます。去年は11月18日でしたので、一日違いですね ^^)
今年は例年になく紅葉の進行が早いってことでしたのでちょっと心配。朝6時前に東京世田谷区の自宅を出発。首都高調布経由、甲府昭和を目指します。
道路は空いていて極めて快調。我が愛車のななごーも極めて快調。すぐに首都高調布ICから高速道路へ乗ります。
首都高を3速巡航で八王子方面を目指します。んん? なんとな〜く水温が低い気がしますが、寒い冬近しの今の季節ですから、まぁこんなもんかな〜 って感じで、すぐに八王子IC着。そのまましばらく順調に飛ばします。
しばらく走り・・・さて、これから小仏トンネルへ向けての高速道路峠道のはじまりです。これだけ道ががらがらであれば、3速レッドゾーン〜4速というシフトワークでまさにななごーの得意とするステージを楽しめそうです。が、んんんんん??? 水温が低〜い。ちょっと低すぎじゃないの? いつもはせいぜい70度台前半までしか下がらない水温計が、今やなんと45度〜50度付近。あれれ〜、寒い冬近しの今の季節ですから、まぁこんなもんかな〜 ってちが〜うっ! サーモがバカになったに違いない!
げげっって感じ。まぁオーバーヒートよりマシではあるけど、こんなオーバークールじゃぁ、エンジン回せないなぁ。現に、3速あたりの吹け上がり方が随分しぶくてあんまりよろしくない感じだ。飛ばせば飛ばすほど冷えるエンジン。うわ〜〜〜〜んって感じだけど、すぐにどうこうなるトラブルじゃないので、仕方なしに5速4000rpm前後で巡航することにしました。
まぁ、高速道路でも滅多に5速など入れない私ですから、たまには5速で走るのもミッションにとってもいいことかもですね。
久しぶりの、のんびりドライブでしたが、境川SAまであっという間に走ってしまい、朝7時すぎには境川で休憩です。
サーモスタット頼まなくっちゃ。
昇仙峡には8時ごろ着いちゃいました。心配していた紅葉ですが、ロープウェイで登った上のほうはもう終わりフェーズかなぁって感じでしたが、昇仙峡の下のほうは、いい感じでした。
いつもこっち方面に来ると、小作でほうとうを食べるのが定番なのですが、今回は趣向を変えて、シャトレーゼのレストラン『シャトーフリアン』和戸店でランチバイキングを食べてみました。大人950円だっけかな? ぐらいの値段でイタリアンの料理食べ放題です。パスタ、ピザ、肉、魚などなど。これはまさにすごくいいです。お勧めです。はじめてのチャレンジで勝手もわからず、混んだらヤダねって家内とも話していたので11時すぎに入りましたが正解でした。出るころ12時すぎにはお店の入り口付近は待ち行列でいっぱい。我々家族は娘含めて満腹になって店を出ました。
このあとは、シャトレーゼの白州工場に向かい、工場見学(と称して、実は無料アイス試食が目的 ^^))してきました。シャトレーゼさまさまの一日でした。
2002年12月27日 / サーモ交換
つうわけで、上記サーモスタットをいつものロッソコルサさんで交換して貰いました。ちょうどエンジンオイル交換の時期(三ヶ月毎)だったので、どっちがついでかわかりませんが、一緒にやってもらいました。
サーモ交換後は水温も、寒い今の時期でも始動後5分ぐらいで80度まで上がるようになり、また、一旦暖まれば80度以下に下がることもなくなり、エンジンオイルの交換と相まって高回転域の、まさにこの世の至福の快感状態が完全に復活しました。たかが水温ですが、4500rpm以上での特性はまるで別世界。全然違うエンジンぐらいな感じの違いがありますね。これこそアルファ、これこそナナゴーツインスパークエンジンだぁ〜〜〜〜っっっ・・・と、叫びながら第三京浜を意味も無く往復してきました。
あ〜、気持ちよかった。
さらに、この前の、2002年9月の日記で書いた、謎のアルファコントロールのランプ切れ警告の件も点検して貰いました。どうも原因は、前のオーナーが車幅燈(いわゆるスモールランプ)を規定ワット数でないものに交換していたようで、左右であべこべなワット数の電球が付いていたことによるバルブへの給電電位差が原因のよう。アルファ純正のバルブに全交換し、かつ、接点研磨で正常に戻ったとのことで、現在まさに絶好調です。まぁこのトラブルは、わかっていれば走行には特に支障ないって言えば支障ないのですが、いつもブレーキング時に突如点灯するアルファコントロール。峠で攻めている時などは、とっさに光られると結構ビビり、走りへの集中力を散乱させる要因になるのです。それが治ったのですから、まさに向かうところ敵無し。セミ凍結路面で必死こいてのカウンター制御にも、全神経を集中できるというものです。
今回はなんと、このバルブ系の交換はサービスってことで、いつもありがとうのロッソコルサさんって感じです。三澤さん曰く、そんな高いパーツじゃないですからっておっしゃっていただけてますが、でも、接点磨いてくれたりレンズばらしたりで、バルブ代以上にそれこそ手間はかかっているハズです。ついでとは言え毎度、感謝感謝のロッソコルサさんです。
つうか、そんな精密に玉切れ検出するなんて、ヘンなところで妙に精密だよな、アルファロメオって。
ラテンな車とラテンな日々へ。