ちょうど10年前の、1996年12月末日付けで私は勤め人を辞め、旅芸人として野に下りた。
この10年間、思い返せばいろんなことがあった。というよりも、10年間、よく無事に生きてこれたなっていう思いが正直なところだ。
振り返るに、そこそこ、納得できる生き方をしてこれたかなって思う。
10年前の今日に、思い描いていたビジョンはまだまだ全然実現できていないけれど、自分なりに考えていた生き方には反することなく、やってこれたと思う。
大きいから、安定だからというだけの理由では決してコミットしない。規模に関係なく、正しいことをしよう、まっすぐな道を歩もうとしている人達にだけコミットし、共に生きて行こうという生き方。そして、自分自身、そうでありたいという気持ち。そんな考え方のもと、やってこれた10年間だったと思う。
これからも、そうでありたい。
10年間、頑張ってきた自分にお疲れ様。また、そんな苦労を共に分かち合ってくれた家族、応援してくれたみなさん、ありがとう。
10年後、今日と同じような晴れ晴れとした気持ちで迎えることができるよう、頑張りたい。
2006年12月31日 21時46分
青木 康雄
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