1998年9月15日
1998年9月21日 作成
1998年9月15日
成田は曇り、デュッセルドルフは小雨
今回はJTBのフォトキナ視察ツアーでの参加。フォトキナはもとより、渡独自体が今回はじめての経験。過去の海外渡航歴は、アメリカ(NY, SFO)数回、ヨーロッパはイタリア1回。そして今回の独である。
朝9時に、成田空港集合。ちょいと早いかったのでNEXも座席余裕だとおもいきや、昨日の段階ですでに満席。今日のルートは、自宅からYCATまでTAXI。YCATからリムジンバスで成田へ。成田へのリムジンバスは、はじめて使ったけどもとてもgoodね。これから成田へのアクセスはYCATからリムジンにしようと固く心に誓うのであった。
朝8時ごろの成田第一。結構混んでいる。さてと、これから長〜い飛行機の旅が始まる。成田発11時(JST)。ロンドン着同日15時(GMT)ごろなので、約12時間のフライト。
トランジットで4時間の待ちがあり、デュッセルドルフ空港には独時間で22時ぐらいに着く予定だ。17〜18時間の旅。さぁがんばろう。
今回の旅でご一緒させていただくことになったオムロンの鈴木さん。デジカメステーションで大変お世話になっているいわばビジネスパートナーであるが、それ以上にプライベートでもとても面倒見のいいジェントルマン氏である。出発前にちょいとくつろぐの図。
飛行機に乗り、水平飛行に入ると同時に早速せしめた飲み物類。
機内食。お昼ご飯。お魚料理です。英国航空(エコノミーだぜ、エコノミー)だったが、結構おいしい。
ロンドン行きの飛行機はかなり混んでいて、空いている席は全部で20席ぐらいだったかな。私の席の周りは、ご年輩のご婦人紳士がたばかりで、なにかのツアーみたいだ。イタリアはどうのこうのと話しているので、イタリアにきっといくのだろう。
私はひま潰しに酒ばっか飲んでいるが、いいかげん暇で、シートに座っているのも疲れるので、飛行機の後ろのほうにあるトイレの前に酒を持っていって飲むことにした。
天候は良好。見晴らしはいい。ここはたぶん、ロシアのどっかだろうな。飛行開始後すでに6時間以上経過している。
ここが私が酒を飲んでいたトイレの前の場所。さすがに飛行6時間を経過するとみんな暇にしびれを切らしてくるらしく、いろんなひとが遊びに来る。イタリアの話なぞしてしばしすごす(
0915のヨタ話参照
)。
夕御飯。またも魚にしました。結構旨いっすよ。
そうこうしているうちに、乗り継ぎロンドン・ヒースロー空港着。もちろんこの空港に来たのもはじめてだけど、めちゃめちゃ広いっす。
ここからヨーロッパトラベラーに。EU諸国間は、外国同士でも非常に簡単に旅行できるそうだ。最近、EU内での通貨統一とか関税完全撤廃などよく聞くとおり。日本にはない感覚なので、なんだか不思議である。EU外に行くときは、インターナショナルトラベラー(ワールドトラベラー)となる。
英国航空のヨーロッパ便で、ここから独のデュッセルドルフに向かう。
たった1時間ちょいのフライトだが、こんなお食事がでる。結構忙しい。ごはんにフルーツとか芋などがまじった冷たいなんつうのだろう、雑炊ってわけじゃないけどそんな感じのもの。
隣のシートのひとは、一口喰った時に『うっ』とかうなってその後食べなくなったが、酒ばっか飲んでいてしかも一睡もしてない私にとっては、さっぱりしていてとってもうまかったので一気食い。
ドイツはなんだかすごく几帳面な国のような気がしたので、入国審査や持ち物検査も厳しいかと思いきや、ほとんどフリーパスに近い状態で、特にEU諸国からのひとは駅の改札口を定期券で通るがごとくの高速さ。我々は日本から来たので一応パスポートを見せたりするけど、すごく簡単ですぐおわる。よいね。
ホテル着。ホリディイン。チェックイン中。
早速通信回線の確保を行う。独の通信事情がわからなかったため、なにがあっても大丈夫なように工具一式を持ってきた。
かなりあやしい。これらは手荷物内にあったので、空港でもし手荷物質問されたらどうしようとちょっと心配だったが、大丈夫。
結局工具類は一切不要で、もってきた独仕様のモジュラー変換コネクタと、念のためのラインチェッカだけで動作おーけー。pppも、iij4uの海外ローミングサービスの提携プロバイダのケルンのアクセスポイントにつなげて、一発で接続。
メールを読んで、返事を書いて、結局全て終わったのは朝の4時ごろ。
長い長い一日の終わり。
明日は(というか今日だ)は、朝7時に起きて準備することにする。
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