Kodak DC210比較画像集
Kodak DC210比較画像集
since 1997.11.03
Copyright 青木 康雄
DC210リンク画像が腐っていたのをなおしました(1997.11.05未明)
10/24にヨドバシ横浜で即ゲットしたkodak DC210にベタボレ中の青木ですが、ここではその実写画像をご紹介します。と、言いましても、DC210の画像だけ載せてもいまいちぴんとこないかもなので、青木が今日現在所有するデジカメでほぼ常用機種になっているものを総動員して、同じ日/ほぼ同じ時間(ディレイは数分)/ほぼ同じシチュエーションで比較撮影しました。
ほんとうは、オリンパスのC-1400Lがあると面白かったんですが残念ながらそんなに財力がないので(笑)、手持ちの機種での比較です。
画像の由来
Kodak DC210 : 素のまま。ファイル名のみ改名。
OLYMPUS C-800L : 素のまま。ファイル名のみ改名。
FUJI DS-20 : 素のまま。ファイル名のみ改名。
RICOH DC-2E : ComeBackImageでJ6IをJPGに変換。画質劣化は
問題ないと青木が判断した品質で再圧縮。
Kodak DC210の画像品質による比較以外は、すべてそのカメラが持つ最高品質で撮影保存。なお、Kodak DC210は、特記なき場合は最ワイドで撮影。情報量増えてちょっと不利なんですけどもね・・・・sorry Kodak sann-
撮影画質の評価
Kodak DC210は、解像度2段階(1152X864/640X480)、圧縮品質3段階(good/better/best)の計6通りの画質設定が可能ですが、640X480なんてはなから眼中にないので、ここでは1152X864で、圧縮品質別の作例を下に示します。
左上から、best / better / good (松 / 竹 / 梅)と、テレ側best(一番右)です。
これを見る限り、betterで充分って感じっすね。まぁ、個人的に思い入れのあるものを写す時にbestにするぐらいで、通常betterで私は全然いいっす。
レンズの描写が太い(高周波成分が少ない? 低周波成分が多い?)ので、jpeg圧縮劣化がもともと目立たない感じの画像ですね。
シチュエーション別画像比較
私がもってるデジカメいくつかと一緒に同じ場所で写した作例です。私の勝手なコメント入りです。
屋外公園ビル編
撮影日:1997年11月 3日 / 14時〜15時半。晴れ。空には薄〜い雲あり。
左上から、Kodak DC210 / OLYMPUS C-800L / RICOH DC-2E / FUJI DS-20 です。
こう並べてみると随分色調が違うものですが、一番現場の状況に近いのは、DC210かなぁ。C-800Lかなぁ・・・って感じですね。DC210は、木々やお花はあんな感じだったのですが、空があんなに綺麗じゃなかったような・・・・そういう意味では、記憶色的に綺麗に感じるのは、DC210ですね。C-800Lは、ちょっと色相が回っておかしくなっている感じがしないでもない。DC-2Eはシアンまみれだし(なにかに引かれているみたい)DS-20はあまりに作為的すぎる。
左上から、Kodak DC210 / OLYMPUS C-800L / RICOH DC-2E / FUJI DS-20 です。
マクロモードで花壇のお花を撮影。DC210とDS-20は背景がボケたマクロっぽい作図が可能。DC-2Eはもっともっと寄れる(なんてったって1cmまで)んだけども、他との比較の関係で、同じぐらいの距離で撮影。ごめんね。
左上から、Kodak DC210 / OLYMPUS C-800L / RICOH DC-2E / FUJI DS-20 です。
2段上の写真左手にある垣根の反対側。ちょうどシャドウになるのでどんな風に露出制御するかの実験。DC210以外は、全般的に構図中心部の影の部分に露出を合わせるような傾向で、シャドウ部がかなり明るく写っている。その場を実際に見た感じに近いのは、DC210っぽいんだけどもなぁ。ここでもどうも、DS-20は彩度が不自然なぐらいに高い気がする。ベルビアっぽい写りだなぁ。
左上から、Kodak DC210 / OLYMPUS C-800L / RICOH DC-2E / FUJI DS-20 です。
ここは私の背後はもう壁で、これ以上後ろには引けない状況。こんなときに、ワイドが有利なDC210はとってもいいね。作画に制約がなくなる。
画像の解像感的にいちばんいいのは、C-800L。細部までの描写は素晴らしく、これは使い捨てカメラを完全に越える解像力。色調は、DC210がやっぱ自然で見た目に一番近いかな。ここでもDS-20は派手な写り。少なくとも、あの垣根の木は、あんなに春先みたいな緑じゃぁなかったぞ。C-800Lみたいに枯れたような色でもないけど。DC210が一番リアルで、次がDC-2E。
左上から、Kodak DC210 / OLYMPUS C-800L / RICOH DC-2E / FUJI DS-20 です。
木漏れ日で非常にハイコントラストな難しい光線条件。銀塩で写す時でも相当迷うなぁ・・って感じのシチュエーション。ここでも目の感覚に近いのは、DC210。次がDC-2E。C-800Lはなぜか随分明るく写った。その反面、DS-20は何が起きたのだ? って感じの写り。勘違いしたのかなぁ・・・・
左上から、Kodak DC210 / OLYMPUS C-800L / RICOH DC-2E / FUJI DS-20 です。
これは相当意地悪なテスト。午後3時すぎの撮影で、ビルの窓に太陽光が思いきり反射している状況。スミアのテストも兼ねて。
DC210のあの空の青はちょっと大げさだけど、ビルの感じはDC210が一番自然。C-800Lの緑っぽいカブリも不自然だし、DS-20もなんかなぁ・・・って感じ。
DC-2EとDS-20は、ビルの反射が思いきりハロってしまっているけども、DC210とC-800Lは、実にうまく処理しているね。これだけちゃんとまとまればたいしたものだと思うぞ。
只今、居酒屋編、屋内編、夜景編準備中!! しばし待て。
はげまし&感想&苦情のメール待ってます :-)
master@kani.com / 青木 康雄
おしまい